花火
ヒューン…ドッカーン
そしたら、ちょうどよく花火が打ち上げられた。
「わぁきれい」
「俺久しぶりに花火見たな」
「俺もだ」
「じゃあさ、夏休みになったら4人で花火大会に行かない?」
「いいねそれ」
「面白そうだな」
「じゃあ決まりだな」
「また、みんなで花火を見よう」
ヒューン…ドッカーン
最後は私が大きな声でそう言った。
「約束ね」
「うん」
「ああ」
「今度は動物の格好じゃなくて浴衣だな」
「あははっ確かにそうだね」
私達の文化祭は楽しい思い出になった。
翌日
学校に来たらまずは文化祭の片付けをした。
片付け終わったらみんな教室に集まり文化祭の話で大盛り上がりだった。
私はまた4人でいろんな事を話していた。
そしたら、先生が教室に入ってきた。
「みんなっよくやった。文化祭はいい思い出になったか?」
「なったー」
「もちろん」
「よかったな、じゃあ…文化祭お疲れ様でした!」
『お疲れ様!』と言う声がたくさん聞こえた。
私達も『お疲れ様!』と言いあった。
そして、文化祭が終わって3日後。
私達はまた、学校で4人で喋っていた。
「っえ!遥奇って妹がいたの」
「そうだよ」
「顔は矢神くんに似てるの?」
「うーん…結構似てるって言われることが多いかも」
「へぇ見てみたいな」
「俺も遥奇の妹見てみたい」
そして今日もあっという間に終わった。
翌日
今日は、土曜日だから休みだった。
私は特にやる事は無かった。
ただ、最近運動してないから走りに行こうと思い着替えて外に出た。
そして少し走っていると小さい男の子達が公園で鬼ごっこをしていた。
私はその様子を可愛いなぁと思いながら走っていた。
だが、追いかけられていた1人の男の子が道路に出てしまった。
そしてすぐそこまで車が来ていた。
危ないっ!
私は公園との間にその道路を挟んでいたから、私はすぐにその男の子のところに走って行き男の子を突き飛ばした。
男の子は公園の方に転がって行った。
そして、男の子はすり傷ぐらいでみんな無事だった。
ただ、私を除いては。
私は今ここで車にひかれた。
私が車にひかれた後、すぐに救急車が来た。
そして、私が事故に遭った光景をクラスの誰かが見ていたらしい。
その人はすぐにスマホでクラスの人達に私の事故の事を言った。