俺はメイドさん!?
ある日の放課後、俺『多田真(ただ まこと)』は下校していた。
真
「家、帰って何しようかなー」
そんな事を思っていた時だった
少女
「キャーどいてー」
突然、横から自転車で迫ってきた。
真
「うわ!」
俺は思いっきりぶつかった。
俺は思いっきりぶつかったやつに文句を言った。
「おい!」
その時に違和感を感じた
「何だ?」
おかしい。何かが違う。その時、目の前にいたやつを見て唖然とした。なぜならそこにいたのは俺であったからだ。
「何があったんだ?」
「コレ!見て!」
俺はもう一人の俺に鏡を見せられた。
「え!マジかよ」
なんと俺はぶつかったやつになっていたのだ。
少女
「何だよコレ・・・」 真
「あ!私は『野木緑(のぎ みどり)』さっきはごめんなさい」
緑
「ごめんなさいって言われてもな・・この姿に変えるのは悪質過ぎるだろう」真
「ちがうの!私も分からないの何でこうなったか・・」
緑
「マジかよ!」
真
「は!そういえばバイトが!!」
そいつは俺を見て頼みこむような顔をしていた。
真
「私の代わりにバイト行ってほしいんだけど」
案の定、頼まれた。
緑
「何で俺が・・」
真
「だって今、私の姿をしているのは、あなただし・・」
緑
「ヤダよ!」
真
「お願い!後で願い事を一つ叶えてあげるから」
緑
「・・しゃーない!」
あれ!俺、コイツの口車に乗ったか?
真
「じゃあ、ここで働いてね!」
緑
「おい!ここって・・」 そこはメイド喫茶だった。
緑
「やっぱ俺、無理」
真
「えーここまで来てー」緑
「だって聞いてねーよ」真
「ダメー早く!」
緑
「うわ!」
俺は押された
カラーン
店員
「あ!みどりん!急いでバイトの準備して来て!」
緑
「ええー」
俺は事務室みたいな場所に連れて来られた。
店員
「じゃあ着替えて!」 店員はロッカーからメイド服を持って来た。これを俺が着るのか・・・俺はまだ心の準備ができていなかった。
緑
「ちょっと待て!俺は男だから着ないぜ!」
店員
「冗談はいいから早く!」
ダメだ。しょうがない。どうにでもなれ!俺は服を脱いだ。上半身には2つの膨らみがあった。
緑
「とほほ」
俺は着替えた。
店員
「じゃあ、いつも通りいくよ」
え!?何を!!
男性の人が入ってきた。その瞬間
店員
「いらっしゃいませ!ご主人様!!」
何だ?コレは?
店員
「みどりん、どうしたの?言わなきゃ!」
ええー俺のプライドが・・・ただでさえ男の俺がメイド服を着ているのに・・そのセリフを言ったらもう男じゃなくなる。まあ既に男ではないけどな
店員
「今度は言ってね!」 まあ、いいや。どうせ今は誰が見ても多田真とは思われないし・・・
男性が入ってきた
店員
「いらっしゃいませ!ご主人様!」
緑
「い・いらっしゃいませ!ご・ご・・ご主人様!」 ふうーなんとか言えた。だが次の光景を見て俺は後ずさりしかけた。
店員
「おいしくなれ!おいしくなれ!萌え萌えビーム!!」
果たして俺にできるのか・・
店員
「みどりん!私達もやろう!」 店員に手をつかまれた。
俺はどうなってしまうんだ・・
この小説は好評ならば連載したいと思います。