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中章5

さて今回も安定の……

更新遅れて申し訳ございまっせんでしたぁぁぁっぁぁっぁっぁぁっぁっぁぁっぁっぁっぁ!!!

三日坊主も過ぎる……少し投稿ペースを上げたと思ったらまた更新を開けるという……

ただでさえ遅いのにこれ以上遅くしてどうする……

言い訳だけさせてください。そのー、忙しかったんです。前半から中盤にかけては。7月15日まではリアルでマジで忙しくて、パソコンを開いていませんでした。

しかしそこからは完全に甘えで、10日間を責められても何も言えないっす。しいて抵抗するなら、書いてはいました。でも追加した描写が保存されていなくて、次の日に見てみると追加した部分丸々消えてて完全に燃え尽きていたのが4日間あるという……

こんなメンタルクソ雑魚モンスターの作品の今回は、ご飯を決めます!おいしい美味しいご飯を決める、ただそれだけっす。

「いや外伝でやれよ!!」って突っ込みはすんでのところで飲み込んでください!

それでは、どうぞ!!

 xy


 会議も閉幕し、俺たちは食べ物屋台が密集して真ん中にテーブルと椅子が結構な数設置されている、フードスペースのような場所にやってきた。

 地味に遠かった……どんだけ歩いたんだろ?

「6.7024457㎞かなぁ」

 へーなるほどねぇ(もう心は読まれ慣れた)。桁が多いように見えるけど7㎞ぐらいか~。そうでもな……

「いや随分と歩いたな!?最近バカみたいな数字ばっか出てきて1桁なんて塵みたいに見えるけど6.7kmなんてめちゃめちゃ長距離だから!?この人混みの中だから1時間とかじゃ到底すまされないぞそういえば雑談めっちゃ盛り上がったわなんならさっき7㎞とか思ったけど300mの差もデカいわ相当ってかどんだけ広いの祭会場!?」

「はいロング突っ込みお疲れまさでーす。水いります?」

「いります…………」

 もう喉カラカラ……あっ水ありがとうございます……


「さっきまでと打って変わって、人混み少ないな……」

「ほんとだねー。屋台が見やすくていいね~」

「いやでも今6時回ったぞ……そろそろ飯時なのにここだけ不自然に空いてるのおかしいだろ……評判大丈夫か?」

「えー、一応田舎らしいおいしい食べ物もこの祭の売りの1つなんだけどなー」

 みんな食べ歩きして実はこういう場所には留まらないのか……?いやでもこんなに空いてたら普通にみんな来そうだけどな……。きっと後々の描写を減らすための全く要らない設定なんだろうなぁ(いっいやぁ……そんなことないっすよぉ……:編集部)。

「……あっ、なんか急に人混みが増えてきたよ?なんでだろ?」

 編集部隠蔽工作露骨すぎかよ……神のご都合主義使うのやめようぜ。俺たちはモルモットじゃないからな!(ほう?その答え、後悔するなよ?:編集部)

「ドンドン席埋まっちゃってる!早く席取ろう?」

「そうだな。早く座るか」


「それで、アクト君は何食べたいの?」

「そうだな……まず飲み物がいるだろ。さっき水もらっちゃったし、来る時に買ってた分もあれだけなんだろ?」

「そうだね。もう喉カラカラ」

 ケイリはそう言って無邪気に笑った。

 『カラカラ』と言いながら『カラカラ』と笑った。


「じゃあ何がいい?」

「そうだなぁ……やっぱり祭と言ったらトロピカルジュースじゃないか?」

「最近流行りのタピオカってのもあるけど?」

「たぴおか?」

「あれ?アクト君知らないの?キャッサバ芋から作られる球形の黒いモチモチした食感がJKに今大大大ブームを巻き起こしているあのタピオカを知らないの?」

「きゃっ、キャッサバ芋?」

「因みにキャッサバ芋には毒があるよ」

「そんなの飲んで大丈夫なのか!?」

「大丈夫!ちゃんと専門家が処理してるからさ。フグみたいなもんだよ」

「はー、専門家が。でもそれだと高いんじゃないか?」

「まあそりゃ飲み物+タピオカだからトッピングみたいな感じで飲み物だけよりは高くつくけど、それでも全然安いよ。まあ500円ぐらいかなぁ」

「はー」

 最近の流行りだったのか……全然知らなかった……

 町にタピオカ屋なんて無いからなぁ。

「じゃあタピオカも飲もうかな」

「ヘイ毎度!ミルクティーで良いかい?」

 お前は屋台の売り子かなんかな?

「ミルクティーがデフォルトなのか?」

「まあタピオカといえばミルクティーって感じだよね。画像検索してもミルクティーに入った画像が多いんじゃないかな?」

「じゃあ郷に入っては郷に従えってもんだ」

「オッケー。あとついでにご飯も買おうと思うんだけど、何がいい?」

「そうだな……って喉渇いたんじゃないのか?早く買いに行かないと」

「ああ、まあ大丈夫だよ。カラカラだけど、脱水症状ってほどじゃないよ。まとめて買った方が効率的だし」

「そうか?うーん、そうだな……じゃあ、お好み焼きとか食べたいな」

「お好み焼き!良いじゃん!買おう買おう!あと何かある?」

「そうだな……あとはたこ焼きとか?」

「関西だねぇ」

「粉物は昔から父さんがよく作ってくれたから、大好きなんだよ」

「オッケー。じゃ、買って来るね!待っててね」

「ちょ、ちょっと待って!」

「ん?何を待つの?」

「まだ金渡してない。ええと、タピオカが500円に、お好み焼きが600円?それでたこ焼きが……」

「どうしたのアクト君?私が全部出すよ」

「…………え?」

ケイリは、『この人何て言ってるんだろう?』という感じで、不思議そうにこっちを見ていた。

「そんな。流石に俺の分は払うって。全部ケイリに払わせるなんて、もう完全に俺がヒモみたいじゃないか」

「そんな事言われても……私が仮に財布を空にしても、失うのは200円だけだし、それだったら射的とクジ引きで十分元は取ってるし……もう金なんてどうでもいいしさ」

 金なんてどうでもいい……か。1度でいいから言ってみたいな。

 ……まあ、多分俺がそのセリフを口にすることは一生ないだろうけれど。

「それに私が祭に誘ったんだからさ、私に払わせてよ。役員報酬?みたいな?」

 役員報酬……?

「もし、どうしても俺が払わないと、って言うならさ。私に200円だけなら払ってくれてもいいよ。それ貰ったら私、今日完全に無料タダで過ごしたって事だからさ」

「でも、射的でも払わせてばかりで……」

「どうするの。200円だけ払うの?それとも完全に私に払ってもらうヒモになるの?」

 いやな聞き方をしてくるな……いやもう、こんなにしてもらってヒモも何もないような気がするけど……

「……じゃ、じゃあ、200円払う方で」

「了解。確かに200円、しっかり受けと……おっと、はい、1800円のお釣りね」

「なんだよ、バレちまったか」

「いや、100円札とかどこの時代の人?可笑しいでしょ。200円って言われて野口さん2人出てきたら」

「やっぱり駄目だったか」

「優しいんだね。アクト君って」

「そっ、そんなんじゃないって!流石にケイリだけに払わせるのは、男として、、どうかと、、、思って………………」

「あ!アクト君照れてる。かわいい」

「やっ、やめろよ……」

「えへへ、じゃあ、買って来るね」

 ケイリはいじったのが楽しかったのか、ウキウキとスキップしながら屋台に赴いた。


 …………………………よし、これならもう戻ってくることはあるまい。きっちり持ってったみたいだな、3000円。

 2000円を札で出すなんて端から無理なことはわかってたからな。ケイリがお釣りを返すために財布を開けたままだったから、瞬間に100円30枚を捻じ込んだんだ。

 「祭なんだから札じゃ面倒でしょ」って小銭にして資金を恵んでくれた親には感謝だ。

 ささ、後はテーブルを確保してゆっくり待っていることにしよう。


「ん?なんだこれ?」


 テーブルをふと見ると、紙が置いてあった。綺麗に折られた、ものを包んでそうな見た目の柱状の紙。

 あやしがりて、開いてみると……

「マヂかよ……やられた…………」

 中には大量の100円玉が入っていた。そして紙の裏には


『やっぱりアクト君は優しいね!しかもいつ渡されたのか全然わかんなかったし。凄い!!そんな凄くて優しいアクト君にはお姉ちゃんから大大大サービスだぞ!!!1万6500円だ!!!!お納めくだされよ!!!!!』

 

 なんで気づいたんだ?バレてはいなかったと言うし、あれだけ小銭抱えてたら100円玉30枚なんて誤差みたいなもんだから重さなんぞで気づくわけ…………

 それか……そういえばケイリの伝説の中にあったな。『触れば重さが分かる』が。いくら誤差とはいえ、射的であの大立ち回りを見せたケイリだ。30枚分もあったら余裕ってことか。

 でもこれを紙に書いて小銭タワー包んでテーブルに美しく添えるなんてそんな時間がどこに……

 もうアイツには絶対勝てないだろうな……アイツを出し抜ける自信のある方募集してます!どうか彼女に何とかして2万円渡してください!!!

 

 俺達の祭は彼女に負かされてばっかだ。

次回は飯テロ回の予定!(ほんとか?)

ケイリのある意外な1面が明らかに……?

いつ更新されるかわからない完全な自己満作品も、少しづつ煮詰まっております!!

まあ気長にお待ちください!!

それでは、また次回!!!

次回は頑張って早めに出します!!!(きっと、多分、、、もしかしたら……)

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