核心章3
お楽しみください!
xy
「だからさ、、、アクト君。
ずっと前から好きでした。もしよかったら……この気持ち!受け取って……くれないかな?」
ヒュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~、ド~~~~~~~~~~~~ン
「…………」
俺は、少しの間、何を言われたのか理解できなかった。
僅かの時を置き、ようやく言葉を咀嚼して、俺は逆上せた。
「あっ!アクト君~。顔を赤くしちゃって~。か~わ~い~い~」
「……う、、うるせえよ…………」
「フフ、やっぱり可愛い。でも、無理に返事しないで。私はちゃんと届いただけで満足だから。それに………………いや、これはやめておこうか。
ほらほら!ちゃんと見ないと、花火終わっちゃうよ!!!」
「そ……そう、、だな……」
ケイリはさっきまでの真剣さを気恥ずかしく隠すかのように、いつもみたいに、いや、いつも以上の明るさを振りまいた。
俺はこの時、何も、、、できなかった。
ケイリの勇気の告白に、返事を返してやることも。ケイリが一瞬見せた翳りに、気付いてやることも。
それが、俺にとって人生最大の後悔へと繋がるとは知らずに……
俺たちの祭は、終幕へと向かっていく。
短かった今話。連投の理由は完全にこれですw
次回!核心章4で核心章決着!!
まだ手を付けてないのでいつ投稿できるかはわかりませんが、頑張ります!!
次回もよろしくお願いします!




