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赤い絆と赤い誘い  作者: クロウ
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第3話 落書きの真実

次の日、俺は彼女の家の壁の落書きについて考えながら1日を過ごした。その帰り道、いつものように彼女を見つけた。「やぁこんばんは美雨」「あっこんばんは優夏さん昨日はありがとうございました」「いいんだよどうせ暇だったしね」正直この時壁にはなんと落書きされていたのか聞きたかった。でも流石にそんなことをするほど馬鹿ではなかったので諦めて彼女と他愛のない話をしながら帰った。彼女と別れ、家に着くと家の前にはバイクが止まっていた。そこにはいかにもガラが悪そうな奴が乗っていた。そいつは俺にきずくとバイクから降りて俺の方へ向かってきた。めんどくさいことに巻き込まれた気しかしないんだが...「てめぇが俺の弟達痛めつけた糞野郎か」「いきなり糞野郎呼ばわりとは随分な挨拶ですね」そいつは少し顔をしかめながら続けた。「お前俺が何をしに来たか分かるか?分かるよな?言いたいことも分かるよな?てめぇの学校頭いいもんな?」どうも学校まで見つけられてるらしい...はぁだりぃ。「悪い。俺はあそこの落ちこぼれなんだ。何を言いたいか全く分からない。」「てめぇ調子乗ってんじゃねぇぞ!ふざけたこと言いやがって!弟達痛めつけたやつを制裁しに来たんだよ馬鹿が!」...だろうな...「はぁ...めんどくせぇ...もう帰れよお前」「あ?なんだその口は。ぶっ殺されてぇのか!」そういってそいつは鉄の棒をどこからか取り出す。だるいわほんと。そしてそいつは俺に向かって殴りかかる。「そんな棒で何が出来るって言うんだよ。」相手は右手に鉄の棒を持って大ぶりで俺を殴りに来る。俺は相手の右腕に自分の左腕を当てて相手の攻撃を防いで右手で相手の服の襟のあたりを掴み、防ぐのに使った左手を返して相手の右手首を掴んで柔道の大外がりを掛けて転倒させた。相手は受け身もできないようで頭をアスファルトにぶつけ呻いている。「分かったろ。そんな棒じゃどうにもなんねぇんだよ。帰れ。」そう言うと不良は頭を抑え、バイクに駆け寄って、バイクで逃走した。そしてそいつは逃げる時に確かに言ったのだ。「人殺し一家の肩なんて持ちやがって」と吐き捨てたのだ。それは比較的小さい声だったがハッキリと聞こえた。人殺し...一家...?つまりそれはどういう事だろう...。その日俺はその事を考え続け夜中の2:00になるまで眠ることは出来なかった。

どうも1ヶ月ぶりくらいに第3話を投稿しました...すいません(;´・ω・)完全に忘れてました。でもこれからも少しずつ、少しずつ物語を進めていくので応援お願いしますm(_ _)m

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