【第二話】雨の日の『世界』?
【シーン:少女】です。短いです;;
では、どうぞ
雨。五月雨。梅雨。
どれもいい響きだ。
なんたってしっとりと薄暗い、こんな幻想的な景色は雨の日以外には見られない。
あぁ、今日もいい日だ…
部屋の窓からしとしとと雨の降りしきる外を眺めながら、黒髪の少女は思う。
彼女の膝の上には髪と同じく黒い毛の猫。丸まってのんびりとした様子だ。
「ねぇ、こういう日こそ外に出てみたいと思わない?」
にゃぁ、と猫が鳴く。少女に答えるように。イエスかノーかは分からないが。
少女も外を眺めたまま独り言のように続けた。
「どうして世間一般とやらでは、雨の日は憂鬱だと決め込んでいるのかしら。
雨の日だからこそいつもと違う『世界』が見えるのに、ね」
うふふ、と微笑む。膝の上では相変わらず猫がくつろいでいた。
少女はそして思い立ったようにそっと猫を床におろし、音も無く
しかし楽しそうに部屋を出て行った。
自分でも何が書きたいのか分からない。
はてさて、このお話はどこに向かっているのでしょう…?
迷走して、登場人物の気持ちだけ述べて、
終わりそうな予感です。(寧ろそうしようかな)
アドバイス、メッセージ、お待ちしてます<(_ _)>