第一回 腰ハルバート問題じゃぁないけれど 対消滅と反物質
「どら絵も~ん!ネズミが台所に!」
「ギャー!!大変だすぐにこのダイナマイトで爆破しよう!!」
「それじゃぼくんちも爆破されちゃうよう!!」
「チッ!じゃぁこの地球破壊爆弾を使おう、これなら確実だ!!」
「すごいや!これなら確実にネズミを滅ぼせるね!!」
家どころか地球がなくなるじゃん、これで地球ごときれいさっぱり!めでたしめでたし?
って展開に突っ込んだら、の回
最近読んでいてどうにも突っ込まずにはいられないネタがあって、でも感想欄で突っ込んだら感想消されたでござるの回。
ほら、とある人が腰ハルバートについて突っ込まずにおられなかった話がかつて話題になったのとか、たまに似たような内容エッセイでぼやいてる人がいるけどあれらと似たような展開、違うのは突っ込んだ内容くらいっす。
とある宇宙物の作品があった、テーマその他については置いておくが、どうにも突っ込まずにはいられなかったんだ、何がかというと、
1、やばい敵が沢山いる、でも敵の奥に狙うお宝あるし、星も壊したくないから核爆弾の集中砲火はできない
2、よし、いい考えがある、賭けになるが
3、この対消滅爆弾で吹っ飛ばそう
うん、多少なりともSFを知ってるなら、いや無くても突っ込みどころはわかるだろう。
威力高いから使用ためらってる兵器よりさらに破壊力のある超兵器使ったら解決にならんだろう!?
ついでにSF、スペースオペラ的に超簡単に言うと、対消滅ってのは地球の核兵器とは桁のいくつも違う超爆発を起こす反応である、それを使った兵器。
もちっとだけ詳しく言うと、電荷が普通の原子とは逆で、電子がプラス、陽子がマイナスの原子を反物質といい、これを普通の原子(正物質といわれることも)と接触させると、お互いに打ち消し合って自分の持ってる質量のほとんどをエネルギーにしてしまう。一応実験室レベルでは観測されている実在する事象である。
そのやばさは大昔の科学雑誌でマッチ箱一つ分で豪華客船をエベレストにまで持ち上げられるという、計算式の怪しい表現があったほど。
(実際にはもっとやばいことになるっぽい)
さらについでに言うなら、既存の核兵器も、質量のごく一部をエネルギーに変換することで破壊力を生み出しているので、超拡大解釈すると対消滅兵器も核兵器の一種、その究極ともいえる姿である。
さらに対消滅と呼ばれるネタには反質量(これも実在)によるものや、レンズマンに出た架空のネガ物質、岸和田博士の科学的愛情にある公務員対消滅などドマイナーなものもあるがこの辺は割愛。
でもそんな理屈がなくとも、威力が高いのが問題なのにそれ以上の超兵器出したら駄目だろうぐらいは普通にわからんだろうか?SF設定の話ではなく、シナリオ展開の話である。
前書きの地球破壊爆弾ネタの様になってしまう。
他にも、天丼ではないが、
1、超兵器を使うと目を付けられるから今までの超兵器は使わないで何倍もの艦隊をつぶすよ
2、よし、いい考えがある、賭けになるが
3、この無限再生成地雷を進路に撒いておけば敵が何百万何千万でも全部爆殺だ!
おい目を付けられたくないから超兵器使わないって話はどこ行った。
ガジェットの理論とか突っ込みは置いておこう、置いておくがそれも超兵器だよね?普通に目を付けられるよね?
「今回は愛銃をもっていかない、目立ちたくないからな」
「宇宙に4丁しかない宇宙戦士の銃はさすがに目立つか、だがどうする、普通のレーザーガンじゃあいつの相手はきついぞ」
「案ずるな、そのために未完成だがこいつを用意してきた」
「こ、これは!宇宙にただ一つの伝説の銃、サイコガン!!」
「さすがにカバーになる義手は間に合わなかったが、こいつならたとえ宇宙戦艦の装甲だってぶち抜いて見せるさ」
「ヒュー!さすがだぜ」
って表現だとこれもわかりやすいか。
目立ちまくるじゃん!獲物を変えてもなんも解決してないじゃん!!
あるいは全長数~数十キロの巨大戦闘艦何万隻の整備用素材を推定2~5m、最大限でかく見積もっても100mのロボット一台で送り込むとか、その前の段階で修理が間に合わないから修理用ロボットを自動生産させるって言ってるのに運搬用一基だけかと、とか。
なんて展開が随所にあって、さすがに感想欄で突っ込んだ。
なお、他の感想でも別の突っ込みどころに突っ込みが入っていたので、もにょったのは筆者だけではなかったようだ。
翌日には感想欄が閉鎖されていた。
さっき見たら割烹の方で
「おめーらグチグチどうでもいいことばっか書きやがって、そういうこまけー突っ込みバッカしてるからSFは衰退したんだ」
というような内容が書いてあった、もちろん意訳というか省略ではあるが、
自分の書いたものの突っ込みどころの話を、SF界に拡大している、個人の文章の話がいきなり話が地球レベルに大きくなったぞ
ちなみにさっきググったところ、こういう話の枠を巨大にして話をそらし相手の突っ込みをそらす技法はストローマン論法(藁人形論法)という詭弁論で使われるものだそうな。
二ちゃん(当時)なんかでもよく見られたらしい。
でもそうじゃねぇんだ、SF的な突っ込みどころもあるけどそれ以前の物語の展開がおかしいんだ、君の作ったシナリオの話、分かってよ!!
うん、まぁその、なんだ、そういうボヤキですハイ。
~~~~~~~おまけ~~~~~~~~~~~~
せっかくだ、こういう時は逆張りするんだ、頑張って好意的に解釈してみよう。
1、AI生成ツールの出力結果を鵜呑みにした
使ってるAIツールの種類にもよるが、基本AIは嘘をつく、と言うか真偽の判断がつかない、集まったデータからをれっぽいのを出すだけである
そして論理的に連続したものを出力するのは割と苦手で、絵を生成すれば日本語がそれっいだけだったり、指が6本あったり、文章でも話の流れがそれっぽいだけで通しで見るとおかしくなってたりなんてことがよくある。
AI使ってるとは書いてなかったように思うが、AI支援で出たアイデアをそのまま鵜呑みにしたらこういうこともありうる、この場合出た文章の精さをしなかったのは悪いが、AIだって悪いから情状酌量の余地があるかもしれない
2、実は対消滅じゃなくて相転移とかなんか別の兵器だったけど名前間違えた
物理学とかの正確な話にしようとすると絶対おかしくなるので置いておくが、要するに空間をちょうどよく切り取って他に放逐したり、爆発を伴わない分子分解(昔のSFだと割とあった)とかのなんかと間違えて名前を憶えていた、あとうろ覚えだったのでどういう都合でこれが大丈夫なのかの文章が入れられなかった
まぁ、苦しいが一応理屈は通る、目立ちたくない~の方には使えないが。
なお、筆者はセガーという某一部界隈で有名な赤いウィスキーのことを10年位青いウィスキーだと思い込んでいたことがある、なんで人のことは責められない。
3、実はジャンルがコメディだった
これならわかる。
多分セクシーコマンドーのあれとか、ボボボーボなそれとかの一種として書かれたのだろう、そして作中一人は登場する比較的常識人の突っ込み役をあえて登場させずに読者にその役割をゆだねているのだ。
実際筆者が上でさんざ突っ込んだ突っ込みも確かにそうした突っ込みキャラのそれと似ていなくもない。
「ガビーン!」「めそ?」そんな突込みの吹き出しが見えてくるようだ。
実際そうした手法自体は珍しいがないわけでもない、温泉卵氏の「俺のロボ」などはあえて主人公の字の文でやってる勘違いに関しての解説を極力排し、読者に委ねるという実験的な手法を取り入れていた!それと同じだと考えれば理屈は通る。
つまりSFのふりをしたナンセンス系カオスギャグだったのだ。正直筆者の趣味ではないが、これなら、あぁ、確かに納得できなくもない。
まぁ、これらの説のどれが正解かは、作者ではないので知りようがないのではあるが。
次回予告 次回が書けたらいいな、ネタはあるんだけど文章書くのが苦手で
・東島丹三郎は仮面ライダーになりたい はおすすめ、でもあれはヒーローウォークではないってかそんな用語はないよって話
・ジャンルの話、ナーロッパはローファンタジーって言えないよね 指輪原理主義者となろう指定
・再録?盗作? せめてその辺は書いといて
・咬ませキャラの不合理 でも現実のブラック企業にもこんな人はいるので否定しきれない話




