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5.翼、先生になる

 僕は皆に効率の良い子作りを提案することにした。


『皆さんは、どうしたら子ができるのかご存じですか?』

『それは・・・目合まぐわえば良いのでしょう?』

雨夜月あまよつきさま。一回で必ず子が授かる訳ではありません。蒼月あつきさま達が、終わりが見えぬと嘆いているのは、一回で授からず、何度もしなければならないからではありませんか?』


『翼さま!そうなのです!まだできないと同じ巫女に迫られるのです!』

『皆さん、女性が子を授かることができるのは、およそ二十八日のうち一日だけなのです』

『え?二十八日のうち一日だけ?』

『はい。その一日に目合まぐわわなければ、何度しても子は授かりません』


『何故、その様なことをご存じなのですか?』

『僕は千五百年後の世界から来たのです。先の世界ではその様に人の身体のことも詳しく分かっているのです』

『それで、子を成すことができる一日はどうやって分かるのですか?』

『僕が女性のお腹を透視して、卵ができているかを見るのです』

 できるだけ簡単に伝えないと理解してもらえないだろう。僕は言葉選びに苦労した。


『卵?私たちのお腹に卵ができるのですか?』

『そうですよ。月代。そしてその卵に男が種を授けるのです』

『卵ができても子が授からなかったら、その卵はどうなるのですか?』

『血と一緒に流れ出ます。月に一度、出血するでしょう?』

 正確には卵子が流れ出る訳ではないがイメージを掴んでもらうためには仕方がない。


『え!あれは子の卵が流れ出ていたのですか!』

『はい。毎月ひとつ、卵は作られます。子が授からないと血と共に流されます。子が授かれば子が生まれるまで出血しません。そうですね?天満月あまみつつきさま?』

『はい。その通りです。子ができると出血しなくなりますが子を産んだ後は、また月に一度、出血する様になります』


『はい。その出血は新しい卵を作るために必要なのです。女性だけがその様にできているのです』

『翼さま。それで、どの様に子を授けるのですか?』

『出血が始まった日から十三日経った朝に僕の診察を受けてください。排卵していたら子を授けましょう』


『え?翼さまが全ての巫女に授けるのですか?』

『違います!僕はお腹の中の卵を確認するのです。目合まぐわうのは、担当を決めましょうか』

『担当?』

『巫女の人数が大変に多いではありませんか。今はお相手が、蒼月あつきさま、秀月しゅうげつさま、明月めいげつさまと僕の四人しか居ないのですから、分けるべきです』


『あら?今は。とおっしゃいましたね?私たちにまだ、子が授かるということかしら?』

『僕は家系図を見ていますから、男女の別もお名前も知っています。でもそれは知らない方が良いでしょう』

三日月みかづき、翼殿の言う通りだ。それを先に知ってはならぬよ』

『はい。月夜見さま。仰せのままに』


『では、四人で四分の一ずつ分けるということでよろしいですか?』

『よんぶんのいち?とは?』


 あぁ・・・そこからか・・・そりゃ、そうか。本どころか紙も無いのだものな。勉強なんてないし、数学がある訳ないよね。


『四人で同じ人数をお相手するということです』

『それはどうやって?』

『そうですね・・・では、卵が出来ている女性を蒼月さま、秀月さま、明月さま、僕の順番でお相手していくのです』


『それは一日に何人相手にすれば良いのですか?』

『今までは、一日に何人相手にしていたのですか?』

『六人くらい・・・でしょうか?』


『それは多過ぎます!子種が無くなってしまいますよ。それでは子はできません!』

『え?もっと少なくて良いのですか!』

『そうですね。午前、午後、夜と三人までにしましょう』

『おぉ!ありがたい!』


 蒼月は本当に嬉しそうな顔で言った。よっぽど辛かったのだな・・・確かに一日六名のお相手は厳しいよね。セックスが嫌いになっても仕方がない。


 でも、別の問題もありそうだ。セックスを嫌々しているのであれば、相手の扱いもぞんざいになっているのではなかろうか・・・


『それでも三か月くらいで一巡できますから、四か月あれば全員に子を授けられるかも知れません』

『え?たった四か月で千人の巫女全員に子を授けると!』

『はい。恐らく可能だと思います』


『既に子を宿した巫女は居ますか?』

『はい。九十人程居ります』

『これからその巫女たちを診察しても良いですか?』

『診察?どうするのですか?』

『子が順調に育っているかを診るのです』


『翼さまにはお腹の中の子が見えるのですか?』

『はい。見えますが?あれ?皆さん、透視はできるのですよね?』

『透視とは壁や板を透かして見ることでしょう?』

『あ。そうでした。人間の身体の中がどうなっているかを知らないと、人間の身体を通り越してその向こう側しか見えないのでしたね』


『翼さまは人の身体の中をご存じなのですね?』

『はい。知っています。ですから病気があればそれを治すこともできます』

『素晴らしいですね!』


『では、本当に皆に子を成してくださるのですね!』

『えぇ、まずは妊婦の診察をしましょう』


 その後、大広間に妊婦の巫女が集められた。通訳として璃月たち娘五人に同席してもらった。


『それでは診ていきますね。人数が多いからどんどん診ていきますよ』


 僕は端に居る巫女から子宮を診ていき、まだ小さく性別が分からない人、男の子を授かった人、女の子を授かった人の三つのグループに分けていった。


 一時間掛からずに九十人全ての診察が終わった。

『結果は、こちらの十人は男の子を授かっています、こちらの五十二人は女の子を授かっています。そしてこちらの二十八人はまだ子が小さく男女の区別が分かりません』


 璃月が僕の言葉を通訳して巫女へ伝えると、男女が分かった巫女は声を上げた。嬉しそうにしている者と微妙な表情の者が居る。まぁ、どちらかを希望していて希望する方の性別でなかったら、素直には喜べないかも知れないな。


『翼さま、何故、女の子が多いのでしょうか?』

『それをこれから確認するのです。璃月、これから僕が聞くことを通訳してください』

『かしこまりました』


『一度の目合まぐわいで、子を授かった人は手を上げてください』

 八人の巫女が手を上げた。そして八人とも女の子を授かっている。


『二度目の方』

 十五人の巫女が手を上げた。やはり全員が女の子だった。


『三度目の方』

 沢山の巫女が手を上げた。数えると四十八人居た。男の子は三人しか居なかった。

そして、四度目が十二人で男の子は四人、五度目が七人で男の子は三人だった。


『では、一度目の目合まぐわいから気持ち良かった人は手を上げてください』

 誰も手を上げなかった。


『二度目で気持ち良さを感じた人は?』

 十二人しか手を上げない。


『では三度目では?』

 三十人が手を上げた。三度目でも半分以上の人が快感を得ていないのか・・・これは問題だな。


『では目合いは嫌なものだと思っている人に手を上げてもらってください。僕はこちらを向いているから誰が手を上げたかは見ません。璃月が手を上げた人を数えて僕に教えてください』

 そして璃月は皆に話し掛けた。僕は反対の壁を向いていた。しばらくして璃月が声を掛けてきた。


『五十五人の巫女が手を上げました』

『五十五人!それはいけませんね・・・』


『巫女に伝えてください。あなた達のお相手をした彼らはまだ若く、女性の扱いを知らなかったのです。その上、毎日皆さんとお相手をして身も心も疲れていたのです。それで、もしかすると皆さんを乱暴に扱うとか、痛いこともされたかも知れません。これから僕が彼らに女性の扱いを教えますから、許してあげてください』


『翼さま・・・』

 璃月が目を潤ませて僕を見つめている。

『璃月、通訳をお願いしますね』

『あ!ごめんなさい』


『普通、初めての時は痛いものなのです。それを知らずに乱暴にしたら、女性は子を授かるどころではなく、その行為自体を嫌いになってしまいます。それは悲しいことです』

『翼さま。私、幸せでした・・・』

 月代は僕とのことを思い出しながらうっとりしている。


『まぁ!月代ったら!』

 羽月はづきは、悔しそうな顔をして月代をたしなめる様に言った。


 璃月が巫女たちに通訳して僕の言葉を伝えると、笑顔になる者や悔しそうに涙を流す者も居た。

『もうしたくないと思っている人は、次は僕のところへ来てください。そして、もう二度としたくない人は無理にしなくて良いと思います。僕から月夜見さまへお願いします』


 璃月がそれを伝えると巫女たちは皆、嬉しそうな顔をした。そして、巫女は自分の持ち場に戻って行った。


『あ!そう言えば!』

『翼さま、どうされたのですか?』

『いや、巫女全員に子を授けると言いましたが、短期間でそんなことになったら、働き手が居なくなってしまうではありませんか!』

『あぁ、そう言えば・・・』


『これは四か月で全員に子を授けては駄目ですね。一年以上掛けて、計画的に進めましょう』

『翼さまにお任せ致します』

『では、これから蒼月あつきさま達に女性の扱いを教えてきます』

『私たちも同席して構いませんか?』

『えぇ、構いませんよ』


 応接室の様な広い部屋へ通され、蒼月さま達が呼ばれた。

『翼さま、どうされたのですか?』

『はい。蒼月さま、秀月さま、明月さま。これから女子おなごの扱い方をお教えします』

『女子の扱い方?』


『あなた方が子を授けた巫女の多くが女の子を授かっていました』

『女の子が多かったのですか?』

『多いどころか、ほぼ女の子ばかりです』

『何故なのでしょう?』


『それは残念ですがあなた方の女子の扱いが良くなかったからです』

『扱いが良くない?それはどういうことでしょう?』

『まず、そもそも好きでもない女子とあの様なことをするのは、楽しいことではないですよね?』

『はい。嫌なことです』


『そうです。あなた方が嫌々しているので、それが女子にも伝わるのです。具体的には、目合いが初めての女子は処女膜というものが破られて出血し、大変に痛いのです。それを知っていますか?』

『しょじょまく?知りません。でも出血する女子が居ることは知っています』


『あなた方は手や足を切って血を流したことがありますか?』

『はい。あります』

『血が流れる傷の部分は痛かったのではありませんか?』

『はい。痛かったです。血が流れているのですから・・・』

『では、その傷を他人に指でぐりぐりと擦られたらどうですか?』


『そんなことをされたら怒ります!痛いのですから!』

『そうですよね。傷を負って血が流れている傷を擦ったら痛いですよね?では、女子は?しょじょまくが破られて血を流し、痛みに耐えているのです。そこを乱暴に動いたら?』

『あ!そうですね。痛いに決まっています』


『明月さま、良く気付いてくれましたね。女子は男よりも小さく、か弱いものなのです。そして、何よりも男にはできないこと、子を産んでくれるのですよ』


『そしてもっと言えば、巫女たちが生んでくれた子たちが、これから国を創っていってくれるのです。女子に感謝しなければなりませんよ』


『男は女子を大切に扱わなければなりません。それは母親でも妻でも、そして、身の回りの世話をしてくれる巫女に対しても皆、同じです。乱暴に扱ってはなりません』

『そ、そうですね・・・私が間違っていました、巫女の身体の痛みや気持ちは考えていませんでした・・・』


『でも、それは仕方がないことでもあります。誰も女子の扱いを教えてくれず、その様な女子の身体の仕組みも知らず、ただ、子を成せと命じられただけなのですから、目合いが嫌いになっても、女子の扱いがぞんざいになったとしても、それはあなた達のせいではありません』


『でも、これから私がお教えします。今後は巫女たちを大切に扱ってあげてください。今朝、一日に三人を相手にと言いましたが、一日に一人にしましょう』

『え?一日一人でよろしいのですか?』


『はい。あまり早くに子を全員に授けてしまったら、巫女としての働き手が足りなくなってしまうのですよ。もっとゆっくりで良いのです』

『それならば、翼さまの教えの通りにできます!』


『えぇ、お願いします。それでは璃月たちは退出してくださいますか?』

『え?お話を聞かせてくださらないのですか?』

『ここからは男だけで話したいのです。女性だって、女だけで話したいことはあるでしょう?』


『はい。そうですね・・・分かりました。羽月、皆、行きましょう』

『はい。お姉さま』

 そして娘たちは退室していった。月代は僕に目配せしながら笑顔だった。


『さて、どうやって女子の扱いを教えましょうか・・・まずはいつもどうやっているのですか?』

『いつも・・・つばを付けて入れて、あとは腰を振って中に出すだけです』

『え?それだけ?』

『え?他に何があるのですか?それで子はできているし、そうしろとお父さまから教わりました』


『あぁ・・・そうか・・・どうするか・・・』

 うーん。困ったな。これに関しては手取り足取り教えるなんて、相手も居ることだから嫌がられてしまうだろうし・・・やはり、お手本を見せるしかないのかな・・・そうだよな。


 だって紙がないから絵に描いて説明することもできないし、パソコンもないから映像も見せられない。口で説明してもイメージが湧かないだろう・・・


『では、こうしましょう。これから僕が巫女を診察し、卵ができている巫女を見つけてお相手をしましょう。それを隣の部屋から透視して見ていてください』

『翼さまの目合いを見て学ぶのですね?』

『そういうことです。終わった後で分からなかったことは聞いてください』

『はい。分かりました』


 僕だって、自分のセックスを人に見られたい趣味などある訳がない。でも、あまりにも何も知らないのだから、一から教えるにしても大変過ぎるのだ。


『では、これから僕の部屋の巫女を診察します。お相手できる巫女が見つかったら念話で知らせるので隣の部屋へ入って見ていてください』

『分かりました』


 僕は自分の部屋へ向かいながら月代を呼んだ。

『月代、ちょっと僕の部屋に来て巫女に通訳をお願いできるかな?』

『かしこまりました。すぐに伺います』


 月代はすぐに来てくれた。

『蒼月たちにお手本を見せるため、これから排卵している巫女と目合いたいんだ。巫女に診察をすることと、卵ができていたらすぐに目合うことを伝えてくれるかな?』

『はい。伝えます』


 月代は十二人の巫女に話をした。巫女たちは驚いた顔をしていた。

僕はその間に一人ずつ卵管を透視していった。すると一人だけ排卵している巫女を見つけた。


『月代、彼女が排卵している様だ。彼女とするよ』

『はい。伝えます』


 月代がその巫女に伝えると、その巫女は真っ赤な顔になって両手を口に当てていた。その姿を見て、月代は少しだけ寂しそうな顔になった。少し残酷だが、これからこの様なことが続くのだ。慣れてもらわなければならないだろう。


 月代はその他の巫女を引き連れて部屋を出ていった。その時に笑顔は無かった。後でフォローしないといけないな・・・


 さて、排卵している巫女と二人きりだ。言葉が通じない彼女とどうしたら良いかな?


 蒼月たちに念話で始めることを伝えると、まずは風呂へ行った。湯船には湯が張ってあった。それならば二人で湯に浸かろう。僕は風呂を指で指し示し衣を脱いだ。


 すると巫女も察したのか、恥ずかしそうに真っ赤な顔をして衣を脱いだ。二人で湯に浸かると、僕は彼女を前に座らせ、肩から背中へとマッサージをする様に撫でていき、緊張を解していった。


 それから妻たちにいつもしている通りの流れで愛していった。彼女が身をよじってこちらに振り返ったところでキスをした。


 すると彼女は何が起こったのか分からないのか動きが止まった。僕はキスをしながら彼女の身体をこちらに向けて抱きしめた。彼女は真っ赤な顔で夢中になって僕の首にしがみつきキスを受け入れていた。


 彼女をお姫さま抱っこして風呂から上がると、宙に浮かべて濡れた身体を拭いた。もう一度、抱きかかえるとそのまま寝台へ連れて行き、優しく降ろして抱きしめた。


 それからフルコースで彼女を最初の絶頂へと導き、細心の注意を払い治癒も掛けつつフィニッシュした。


 終わってからも妊娠し易いようにケアし彼女をいたわった。


 僕はそこでようやく、彼女の心を覗いてみた。

『あぁ、なんて素敵なのでしょう。こんな幸せがあるなんて・・・ここへ来て良かった』

 彼女は涙を流していた。嬉しかったのだな。良かった。


 これが夜ならば朝まで一緒に眠るところだが、まだ昼ご飯前なのだ。

お昼の時間まで寝台の中で彼女を抱きしめ、キスをして一緒の時間を過ごした。


 そして、そろそろお昼ご飯の時間だなと察知し、僕は彼女にご飯を食べるジェスチャーを見せて終わりの時間を告げた。


 寝台から身体を起こすと、彼女は愛おしそうに僕に抱きつき、何度も僕にキスをした。

僕も最後に強く抱きしめてあげた。




 昼食を食べた後、蒼月たちと集まり感想を聞いた。

『見ていたのでしょう?どうでしたか?』

『い、いや・・・本当に驚きました・・・私がしていたのと全く違いました』

『あの巫女は、翼さまを本当に好きになっていましたし、沢山、感謝していました』

『あれは何ですか?あの声を上げて身体が震えているのは?』


『あれは絶頂に達するとか迎えるというのです。快感が最高潮に達するとああなるのです』


『女子がああなってから中に子種を出すと、男の子が生まれることがやや多くなると思います』

『絶頂に達するためには事前に沢山触ったり、口を吸ったりするのですね?』

『えぇ、唇を重ねることをキスと言います。舌を絡ませたり、舌や唇を吸ったりするのですよ』


『胸を揉んだり、舐めたりもするのですね』

『胸は特に感じるところなのです。あと全身を舐めるのですよ』

『あ、先に風呂に入っていましたね?』

『はい。お風呂の中で身体を揉みほぐしてやるのです。初めてでも緊張が解れ、身体も温まって感じ易くなります』


『あとは、女子によって感じるところが違うものです。それを探すのが楽しいと思ってください』

『そうですね。私もやってみたくなりました!』

『初めての女子には、一度に挿入せず、少し入れて痛そうにしたら治癒の力を掛けてください。それを繰り返しながら少しずつ進むのです。奥まで入ったらすぐに動かずに治癒を掛けて、女子が感じ始めてから動くのですよ』

『分かりました』


『最後に。中で果てたら、すぐに抜かずに抱きしめてあげてください。できれば夜から始めて終わったら、朝まで一緒に眠ってあげるのが理想ですし、その方が子はでき易いのですよ』

『分かりました』


『では、夕食後に排卵している巫女を三人見つけましょう』

『今夜は、翼さまのやっていた通りにしてみます!』

『こんなに目合いが楽しみになったのは初めてです!』

『翼さまの様に女子を喜ばせられる様になりたいです!』

『よし、皆、頑張って!』


『がんばって?それは?』

『あ。そうか・・・どう説明したら・・・しっかり喜ばせるのですよ!』

『はい!』

 三人とも晴れ晴れとした笑顔になった。こんなことの先生になるとは思いもしなかったな。


 でもこれで巫女たちが皆、幸せになってくれると良いのだけどな・・・

お読みいただきまして、ありがとうございました!

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