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5.妻たちの実家訪問2

 桜の実家での夕食の席。家族揃ってビールで乾杯した。


「乾杯!」

『桜、いつもの調子で飲んではいけないよ』

『あ!そうでしたね。危ないところでした!』

 桜は一気に飲み干すことはせず。一口ずつゆっくりと飲み始めた。


「神さま。先程の模擬戦では、桜に手加減をされたのですか?」

「お義父さん、私は手加減などしておりません。あれは私の全力ですよ」

「でも、男と女では・・・」

「お義父さん、向こうの世界で桜より強い者は居ないと思います。私は子供の頃から桜に剣術を習いましたので、実力は同程度なのですよ」


「そうなのですか!」

「えぇ、桜は騎士が本業でしたが、私は身を守るために習ったに過ぎないのですから」

「あ、あの、神さま。子供の時に姉さんに剣術を教わったのですか?」

「えぇ、桜は今、三十六歳。私は二十歳はたちですから。十歳の時から桜に剣術を教わったのです」

「え?では姉さんは二十六歳の時に神さまに剣術を教え始めたのですか?」

「そうでしたね。五年後の十五歳の時には私と互角に戦える様になっていました」


「五年で剣聖のレベルまで達したのですね!」

「そうですね。この身体は成長が早かったもので・・・」

「流石、神さま!」


 楽しそうな琢磨とは逆に武士たけしが神妙な面持ちで聞いて来た。

「桜姉さん、その・・・剣で人をあやめたことはあるのですか?」

「いいえ。私が騎士になってから戦争は起こっていないから、騎士の仕事はこちらで言うところの警察の役割や警備くらいなの。だから暴漢から主を守るために相手を無力化すれば良いだけだから殺めることはないわね。傷付けたことはあるけれど」


「本当に斬り合うことがあったんだね」

「それはあるわね。特に私は第一線に立つ立場ですからね」

「カッコイイ!」

「琢磨!そんな浮かれたものではないのだぞ!」

「そうね。格好なんて気にしている場合ではないわね」


『桜。君は十分に格好良くて美しいよ』

『まぁ!月夜見さまったら!嬉しいわ』


「琢磨は将来、何を目指しているのかしら?」

「僕は警察官になりたいんだ」

「まぁ!警察官?危険な仕事ね」

「桜伯母さまと同じです」

「そうね。でも向こうの世界と比べたら、日本の方が危険は多いと思いますね」


「どうしてですか?」

「日本には拳銃がありますからね。剣とは違って手の届かないところから撃たれたらそれでお終いでしょう?それに日本の警察官は簡単に犯人を傷付けてはならないのですからね。無傷で捕らえることほど難しいことはないと思いますよ」

「それはそうですが・・・」


「正義はね、相手にただ勇猛果敢に立ち向かえば良い訳ではないわ。相手を見極めて、時には引くことも大切よ。そこは間違えないようにね」

「はい!分かりました!」

「琢磨、やけに素直だな・・・」

「だって、剣聖のお言葉ですから」

「そうだな。今の言葉を肝に銘じるがよい」

「はい。お爺さん」


「ところでこの餃子。とっても美味しいね」

「そうでしょう!?」

「まぁ!神さまに美味しいと言って頂いたわ!」

「お母さん、良かったわね」


 楽しい夕食は続くのだった。

「それで・・・神さま。福島の原発をどうかされるとか?」

「お義父さん。そうですね。人間は原子力を制御できていません。その結果があれです。土壌汚染をあのまま放置できないでしょう」

「あれをどうにかできるものなのですか」

「ただ、宇宙へ投げ出して太陽に燃やしてもらうだけです」


「投げ出す?」

「えぇ。例えばこの様に」

「うわぁ~!」

 琢磨を念動力で天井近くまで持ち上げた。

「凄い!俺!浮いてるよ!」


「これが念動力というものです。この力であの原発を汚染された土壌ごと、太陽の軌道まで飛ばすのですよ」

「そ、そんなことができるのですか!」

「えぇ、できます。因みに桜もできますよ」

「桜も!」

「ね、姉さんが・・・」

 皆、顎が外れそうな程にあんぐりと口を開けたまま驚いている。まぁ、仕方がない。


「それなら、その力で戦争も止められますね」

「戦争を?どうやって止めるのですか?」

「戦車や戦闘機など戦争の道具を根こそぎ宇宙へ飛ばしてしまえば良いのです!」

「ふむ。そういった戦争の道具があるから争いが終わらないのでしょうか?」

「あ。いや、そうではないですね・・・」


「神が導いて争いが無くなるならいくらでもそうしますよ。でも人間のごうや欲というものを考えると人は簡単に変われるものではないでしょう」

「では、神様は今回、事故のあった原発を一掃されるだけなのですか?」

「えぇ、そのつもりです。警告は与えますけれどね」

「警告・・・ですか」

「はい。各国のリーダー達へ警告だけ与えて考えさせるのです。それで世界が結束するのであれば救いの手を差し伸べましょう」


「結束しなければどうなるのですか?」

「いずれ人類は滅亡するでしょう」

「滅亡!」

「みんな。すぐに人類が滅亡する訳ではないの。でも環境破壊での地球温暖化は最悪の状態でしょう?数百年の単位での未来のお話なのよ」

「あぁ、そういうことか」


「結束か・・・先進国や大国が自国の利益を手放す訳はないし、発展途上国だって自国を発展させることで頭が一杯でしょうからね。この星全体の未来を考えて全ての国が結束するなんてできるとは思えませんな・・・」

 桜のお父さんが難しい顔をしてつぶやいた。


「お義父さん、冷静に考えればそうでしょうね。でも国のリーダーがどう考えるかよりも国民ひとり一人が立ち上がれるかどうかに懸かっていると思いますよ」


「そうですよね。僕たち若者が声を上げて行くことが大切なのではないでしょうか」

「琢磨。そうだね。君たちの様な若者に期待しているよ」

「でも、私たちのことは秘密よ」

「それは勿論です。約束します」

「お願いね」




 そのあとも地球の未来について熱く語り合った。

『桜の家族は熱いね!』

『ちょっと恥ずかしいです』

『さぁ、そろそろ帰ろうか』

『えぇ。そうですね』


「お父さん、皆。私たちはこれで帰ります」

「おぉ、そうか。もっとゆっくりしていってもらいたいところだが残念だ」

「また来て頂戴ね」

「姉さん。今日はありがとうございました」


「こちらこそ。楽しかったわ。それにお父さん。宝剣を頂いてしまって」

「うむ。ご先祖も喜んでいることだろう」

「ありがとうございました」


「それでは、これで失礼します」

「皆さん、ありがとうございました」

「シュンッ!」


「うわ!消えてしまった。あの空に浮かぶ島へ帰って行ったんだね」

「一瞬で飛んで行ってしまうなんて・・・桜は本当に神さまに生まれ変わったのね」

「家族から神が出るなんて!」




 翌日は花音の実家へ行くこととなった。

「さぁ、花音。実家の皆さんの準備が良ければ、皆を飛ばしてくれるかな?」

「はい。インコの電話で話して大丈夫だと確認しましたので行きますね」

「いいよ」

「行きます!」

「シュンッ!」


「うわっ!花音!花音ね!お帰りなさい!」

「お母さん、お父さん、お姉ちゃんも!」

「まぁ!花音なの!写真では見ていたけど、実物はこんなに綺麗なのね!」

「お姉ちゃん。ご無沙汰しています」


 花音は僕たちを家族に紹介してくれた。花音の家族は両親と姉夫婦にその息子と娘だ。

「凄い!テレビで観た神さまが家に勢揃いしてる!」

「これ!りく!失礼なことを!」

「あ!ごめんなさい」

「良いのですよ。驚く方が自然なのです」

「あなたが陸ね。そちらがはなだったわね。私が叔母さんの花音よ」


「花音叔母さんは何歳なのですか?」

「私は日本で二十五年前に病気で死んだの。異世界に転生して今は二十五歳ですよ」

「え?二十五歳!私の五歳年上なのですか?でも、私より若いみたい・・・」

「そうね。私たちは神の能力が発現してから若さを保てる様になったの。それでこんな姿なのよ」


「花音叔母さんは、学校でも人気があるのですよ!」

「まぁ!嬉しいわ。華は今、大学生なのかしら?」

「えぇ、そうです。今、大学では神さまの話で持ち切りです!」

「そう。でも私が華の家族の生まれ変わりだってことは秘密にしておいてね」


「そうだぞ。華。陸もだよ。もし、そのことが世間に知られてしまったら、私たちは毎日テレビカメラに追われて普通の暮らしができなくなるからね」

「そうでしょうね。私たち家族だけの秘密ですよね」

「お願いね。華、陸」

「分かりました!」


「大学では私たちのことでどんな話になっているのかな?」

「あ・・・はい。そ、その・・・神さまが素敵だなって・・・」

 華が僕の顔を見て真っ赤な顔になった。


「まぁ!華。月夜見さまは私のご主人さまなのですからね」

「羨ましいです・・・」

「そうでしょう・・・ふふふっ」

「あら、花音。大人げない・・・」

「てへっ!」

 花音は桜にたしなめられる。


「さぁ、私たちはおいとましますね」

「うん。ありがとう。先に帰っていてね」

「では、皆さま。失礼します」

「皆さま。わざわざお越しくださり、ありがとう御座いました」

「では!」

「シュンッ!」

 僕と花音を残して妻たちは月の都へと帰って行った。


「消えてしまわれた・・・」

「月の都へ帰ったのです」

「あの東京湾の空に浮いている島で御座いますね」

「えぇ、そうです」


「あの島は何故あの様に浮かんでいられるのですか?」

「お義父さん、あれは科学の力です」

「では、福島の原発もその科学力で浄化するのでしょうか?」

「いいえ、それは私の持つ能力で消し去りますよ」


「消す。あんなに大きなものをですか?」

「えぇ、大きさはあまり関係ないのです」

「この様にものを持ち上げる能力ですよ」

 そう言って、陸を天井まで持ち上げた。


「うわぁ!身体が浮いた!」

「念動力というものです」

「か、神さまのお力なのですね・・・」

 皆、同じ様に驚くのだな・・・無理もないことだけど。


 花音の隣に座っていた姉が笑顔で花音に話し掛けた。

「ねぇ、花音。向こうの世界であなたは何をしているの?」

「私?・・・子育て?かしら・・・」

「子育て・・・それだけ?」


「私たち神は、神星という惑星の人類や生物を守る役目をになっているのです」

「何から守るのですか?魔物とかが居るのですか?」

「魔物?そんなものは居りません。太陽からですよ」

「太陽?」


「えぇ、太陽から降って来る太陽風から地球では地磁気で守られているのです。しかし我々の星ではこの地磁気が弱いのです。それを我々の力で地磁気の代わりをしているのですよ」


「それに人間たちを正しく導く仕事もあります。これを私と妻たちで行っているのです」

「花音・・・だそうですよ。子育てだけじゃないじゃない!」

「お姉ちゃんには言っても分からないだろうと思って、分かりそうなことだけ言ったんです!」

「ふふっ。やっぱり花音ね。間違いないわ」

「何よ!」


『花音。可愛いね』

『まぁ!月夜見さままで!』


「やっぱり、生まれ変わっても花音は花音なのね。安心したわ」

 花音のお母さんは涙ぐんでいる。

「お母さん・・・私は生まれ変わって幸せに暮らしているのよ」

「えぇ、そうね。嬉しいのよ」


「神さま。太陽風をどうにかできて原発も処分できるなら、海に散っているマイクロプラスチックも消せますか?」

 大学生の華が真面目な顔で質問してきた。


「あぁ、それですか・・・流石にそれはリセットしないと難しいかも知れないですね」

「リセット?」

「地球を一掃するのです。全ての生物を消し去って、人工物も一度全て排除するのですよ」

「私たちも消されてしまうのですね・・・」


「いや、それは地球の生物が滅亡した後の話ですよ。君たちを消し去ることはしませんよ」

「でも、私たちが生きているうちにマイクロプラスチックを除去することはできないのですね」


「そうですね。あれは小さ過ぎます。除去しようと思ったら小さな海洋生物も根こそぎ排除せざるを得ませんからね」

「そうですよね。魔法ではないのですものね」

「えぇ、私たちは魔法使いではありませんから・・・」


「姉さん。アニメの観すぎだよ」

「何よ!陸!マイクロプラスチックは魚をはじめ海の生物が食べてしまって、それをまた人間が食べてしまうのよ。既に私たちの健康に問題が生じているかも知れない大変な問題なのよ」


「華さんの言う通りです。地球では既に、一憶五千万トン以上のプラスチックが海中にあるのです。更に毎年、数百万トンから多い時は一千万トンものプラスチックが新たに海へ流出しているのですよ」


「はい。世界ではプラスチックの利用を減らし、海岸に打ち上げられるプラスチックゴミの回収をしています」

「そういった取り組みは良いことです。ですが、そもそも化石燃料の使用を止めない限り、根本的な解決は望めませんね」


「私は地球環境を改善する研究をしたいのです。マイクロプラスチックを海から除去する研究に携わりたいと思っています」


「華さんは地球のことを考え勉強されているのですね。とても良いことです」

「あ!は、はい・・・ありがとう御座います」

 華の顔が真っ赤だ。可愛いな。あぁ、これはまずい。何とかしてあげたくなってしまうではないか!いやいや。ここは落ち着いて・・・


「その様な問題も含めて環境破壊については各国のリーダーだけでなく、華さんの様に地球の全ての人々が考え直し、行動を起こさなければなりませんね」

「神さま。私、頑張ります!」

「えぇ、頑張ってくださいね」




 花音と一緒に夕食をご馳走になることとなった。

夕食はなんと・・・焼肉だった。

『花音!焼肉か!』

『えぇ、向こうで食べたことはないですよね?』

『確かにそうだね。ステーキはあるけれどね。これは盲点だった』


「では、花音の帰宅と神さまの来訪に感謝して乾杯しよう」

 グラスにビールが注がれて乾杯した。

「花音。お帰りなさい!乾杯!」

「乾杯!お帰りなさい!」

「お父さん、お母さん、お姉ちゃん、ありがとう」


「さぁ、今日はとびきり良いお肉を用意しましたよ」

「お母さん、凄いね!こんな霜降り肉食べたことないよ!」

「これ!陸!余計なことを言うんじゃありません!」

「なんだか、申し訳ないですね・・・」

「そんな、神さま。存分にお召し上がりください」


『花音、あとでお金を・・・』

『月夜見さま。気にしないでください。その辺は私の方で』

『十分にお礼をしてね』

『ありがとうございます』


 花音が肉を焼いてお皿に置いてくれた。

「どうぞ、召し上がれ」

「ありがとう。頂きます」

「うーん。美味しい!やっぱり向こうの肉とは全然違うね」

「そうですね。こんなに油の乗った牛肉は向こうでは食べられませんね」


「肉は勿論、美味しいのだけど、やはりこの焼肉のタレの味が懐かしいね」

「本当に。この味は懐かしいですね」

「このタレ。買って帰ろうよ。そうしたら向こうで焼肉ができるよ」

「ホットプレートもですね」

「うん。そうだね」


「花音。キムチ。好きだったでしょう?」

「あ!キムチ!嬉しい!向こうの世界には無いの」

「持って行ける様なら持って帰りなさいよ」

「いいの?嬉しい!」


「月夜見さま。キムチは如何ですか?」

「頂くよ。美味しい!懐かしいね。そう言えば向こうには辛い食べ物があまりないね」

「確かにそうですね」

「神さまの世界ではどんなものを召し上がっているのですか?」


「基本的には和食なのです。味噌や醤油もありますし、刺身や山葵わさびもありますよ」

「まぁ!日本と変わらないのですね」

「えぇ、日本をお創りになった天照さまが創った星ですからね」

「だけどシンプルなものが多いわね。手の込んだケーキやお菓子も無いし」


「あぁ、花音が好きだったモンブラン。食後のデザートに買ってあるわよ」

「え?歌代かよちゃんちのケーキ屋さんのモンブラン?」

「そうよ。まだやっているのよ」


「月夜見さま。小学校の友達のお父さんがやっているケーキ屋さんなのです。私、モンブランが大好きで」

「私もケーキならモンブランが一番好きかな」

「まぁ!本当ですか!良かった!ここのは本当に美味しいのですよ!」

「それは楽しみだね」


 僕も花音も普段より多く食べてしまったと思う。やはり日本の食事は美味しいのだ。

「月夜見さま。ケーキまで食べられますか?」

「そうだね・・・甘いものは別腹でしょう?」

「えぇ、私、楽しみなんです!」

「花音、どうぞ!モンブランよ。紅茶と珈琲はどちらが良いかしら?」

「月夜見さまは珈琲を私は紅茶で」

「分かったわ」


「これだわ!美味しそう!頂きます!」

 花音はフォークでひとすくいすると口へと運んだ。

「美味しい!この味!懐かしい!」

「花音。幸せそうだね。良かった。でも甘過ぎなくて本当に美味しいね」

「そうですよね!月夜見さま!」

 花音は幸せそうに微笑んでいた。


「花音。そんなに好きなら今後も食べたくなったら、インコの電話で頼んで引き寄せれば良いじゃないか」

「あ!そうでした!その手がありましたね」

「どんな手なの?」


「お母さん、このモンブランが食べたくなったら連絡するわね。ここに置いてもらえれば、私がインコの目で見ながら引き寄せるわ」

「まぁ!そんなことができるのね。お安い御用よ」

「あぁ、嬉しい!」


「モンブランだけでなく、キムチでも霜降り肉でも欲しいものを頼んでくれたら良いのよ」

「そうね。お願いします。お金はきちんとお支払しますからね」

「お金なんて気にしなくて良いのよ」

「だめよ。こちらは人数が多いから沢山お願いすることになると思うの」

「そうなのね」


 その後も楽しい家族団らんの時間を過ごして僕は先に帰った。花音はこのまま実家に泊まって翌朝帰って来ることとなった。


「では、皆さん。今日は大変ご馳走になり、ありがとうございました」

「神さま。今日はありがとうございました」

「花音。今夜はゆっくりしてね」

「はい。月夜見さま。ありがとうございます」


「では、また」

「シュンッ!」


 やはり妻たちの家族と触れ合ってしまうと考えが揺らいでしまうな・・・

お読みいただきまして、ありがとうございました!

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