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23.子供たちのお披露目

 それから数日を掛けて妻たちの実家や各国に挨拶に回った。


 ネモフィラ王国では、桜、紗良、詩織の実家に行った。

どの家でも子供たちの能力に驚いていたが、お爺さんやお婆さんとなり、孫の顔を見たら皆、メロメロになっていた。


 幸ちゃんの実家、イベリス王城にも挨拶へ伺った。普通の小型船でイベリス王城の玄関に出現すると、王宮騎士団とアルベルト王子、春月しゅんげつが出迎えてくれた。


「お姉さま、お兄さま、ようこそお越しくださいました」

「アルベルト、春月。久しぶりです。漢方薬工場は順調ですか?」

「それはもう!」

「お兄さま、こちらへどうぞ」


 挨拶をしていて春月が妊娠していることに気が付いた。廊下を歩きながら話す。

「春月。妊娠しているのですね」

「えぇ、もうすぐ生まれます」

「九か月くらいですか?」

「はい。もうすぐ十か月ですので」


「それはおめでとうございます」

「ありがとう御座います」


 サロンに通され、お茶を頂きながら歓談していると、カルロス王と二人の王妃がやって来た。待っている間、春月のお腹の子を透視すると男の子だった。


「これは月夜見さま。ようこそお越しくださいました。しかも孫の顔を見せて頂けるとは!」

「お久しぶりです。カルロス殿、アメリア殿、エレーナ殿」

「幸子だけでなく、奥方さま皆さまにお子さまを授かったとのこと。おめでとう御座います」

「ありがとうございます。アルベルトも世継ぎを授かっている様ですね」


「え?世継ぎ?アルベルト、そうなのか?」

「お父さま。それは私には分かり兼ねます」

「あ!お兄さま、私のお腹の子を診たのですか?」

「えぇ、先程見ましたよ。男の子ですね」


「まぁ!そうなのですね」

「おぉ!アルベルト!世継ぎを授かっていたのだな!それは良かった!」

「アルベルト。おめでとう!」

「お姉さま、ありがとう御座います」


 そして、じっとしていられない子供たちが妻たちの手を振り切り勝手に飛び始める。

「まぁ!もう皆、飛べるのですね」

「そうなのです。こうして私のところに集まってしまうのです」

「可愛いわね。皆、お兄さまと同じ瞳と髪の色なのですね」

「えぇ、何故か分かりませんが」


「アルベルト、漢方薬工場の方は如何ですか?」

「はい。順調に稼働をしています。今年からは二十八か国全てに供給を始めています」

「幸ちゃん、漢方薬の指南書は全ての神宮に届いているのだよね?」

「えぇ、薬を供給する前に配布してあります」


「イベリスでは学校でも病気と漢方薬について教えているのです」

「それは素晴らしいですね。この世界でも病気や薬の知識が広まって欲しいものです」

「はい。それを私と春月さまで広めて参ります」

「それは良かった。ありがとうございます」


「静月、あなたのお爺さまとお婆さまよ」

 幸ちゃんが僕から静月を引き剥がして、お爺さんとお婆さんのところへ連れて行った。

「お婆さま」

「まぁ、お婆さまって言ったわ!こんなに小さいのに!」

 アメリアお婆さんは、大喜びして静月を抱きしめた。


「凄いな。もう話しができるのか」

「お爺さま」

「おぉ、私が分かるのか!」

 静月は幸ちゃんに似て頭が良いのだろう、空気も読むしああやって気も遣っているのかも知れない。


 午後はアスチルベに戻り王城へ挨拶に行った。

王城は舞依の兄が王なので気楽に王城のサロンへと飛んだ。使用人が驚いて王と王妃を呼びに行きお茶を淹れてくれた。


「これは、月夜見さま。ようこそお越しくださいました」

「お兄さま、皆さんにお子さんが生まれたのですよね。おめでとう御座います」

「ウィリアム殿、結月ゆづき姉さま。ありがとうございます」

「早速、飛び回っているのですね。お兄さまの子ならこうなるだろうとは思っていましたが、四か月で飛べるなんて!」


「えぇ、私も初めて飛んだのは六か月の頃でしたからね」

「それでも早いです!それにしても可愛いわ!特に凛月さま。お兄さまを初めて見た時と同じです。顔も瞳と髪の色も!」

「やっぱり、私に似ているのですね?」

「瓜二つです!本当に可愛いわ!」


 するとリッキーが、結月姉さまのところに飛んで行って抱っこされた。

「キャーッ!私のところへ来てくれたのね!嬉しい!何て可愛いのでしょう!」

「リッキー、ちょっとあざといな・・・」

「ふふっ、可愛いって言ってくれる人のところへ行くなんて男の子ね」

「舞依、そういうものかな?ちょっと心配なのだけど」

「大丈夫ですよ!」


「そう言えば、月夜見さま。ベルナデット姉さまを神の住まう大地へ移住させてくださったのですよね?」

「えぇ、あのまま離宮に居たら心が病んでしまいますからね」

「それで姉上は元気にしているのでしょうか?」


「えぇ、神の子孫の息子と結婚したのです。つい先日、男の子を生み幸せに暮らしていますよ」

「本当ですか!それは良かった!父上に知らせなくては!」

「あぁ、それでしたらこの後、離宮へも挨拶に行きますから私から伝えておきますよ」

「そうですか。ありがとう御座います」


 そして、アスチルベ王城の離宮へ寄った。

「月夜見さま!舞依!ようこそお越しくださいました!」

「皆さま、お元気でしたか?ご無沙汰してしまってすみません」

「いえいえ、お子さまがこんなにお生まれになったのですから。それに乳母も置かれていないとフローレンスから聞いておりました。大変で御座いましょう?」


「それが子育てというものですし、子供たちと常に一緒に居ると毎日新しい発見や驚きがあるのです。それが楽しいのですよ」

「流石は神さまのお言葉です。私たちもその様にしていたら、ベルナデットの様な子を作ってしまうこともなかったのでしょうな・・・」


「あぁ、ベルナデットなのですが、向こうで神の子孫の息子と結婚しました」

「え?ベルナデットが再婚を?あの娘はもう二十六歳なのですよ?」

「えぇ、お相手も二十六歳です。神の子孫ということで民たちから敬遠され、結婚できず世継ぎも作れずに困っていたのですよ」


「では、丁度そこにベルナデットが?」

「はい。そして先日、待望の男の子を生みました。彼女は今、幸せに満ち溢れた暮らしをしていますよ」

「おぉ!な、なんということ!サ、サンドリーヌよ、聞いたか!」

「はい!ロベールさま。本当に信じられないことで御座います。月夜見さま、ありがとう御座います」


「きっと、ベルナデットはこうなる運命だったのですよ。結果として今は幸せになったのですから、良かったですね」

「はい。ありがとう御座います」


 その時、リッキーが大泣きしているロベール殿のところへ飛んで行った。膝の上に立つと、

「お爺さま、泣かないで」

 リッキーはロベール殿がこぼす涙をその小さな手で拭った。


「おぉ、其方そなたは私をなぐさめてくれようというのか」

「その子は凛月りつき、舞依の子で長男ですよ」

「何と!舞依の子なのか!では私がお爺さんだと分かっているのか?」

「えぇ、お父さま。この子たちの知能は驚く程に高いのです」


「素晴らしい。流石は神々の子なのですね」

「お父さまの孫でもありますよ」

「おぉ、こんなに素晴らしい子が私の孫だなんて!」

「えぇ、だからお父さまも元気を出して、新しい何かを見つけてください」

「そうだな。素晴らしい孫に恥じぬ暮らしをせねばならないな」


「お母さま方もベルナデット姉さまのことは区切りが付いたのですから、それぞれのお好きなことをして人生を楽しんでください」

「舞依さま。ありがとう御座います」

「では、今日はこれで失礼いたします」


 屋敷へ戻るとフェリックスに声を掛けて、夕食時に家族で来てくれるように伝えた。

夕食にはフェリックスと水月、シモンヌ殿とジュリアンが同席した。


「今日、アスチルベ王城と離宮に新しい家族の紹介に行って来たのですよ」

「それでは、ベルナデットのことも伝えて頂けたのですね」

「えぇ、お二人とも泣いて喜んでおられました」

「そうでしょうね。本当にありがたいことです」


「フェリックス、水月。そろそろ娘が生まれるのでしょう?」

「えぇ、来月には生まれると思います」

「出産はこの屋敷の医務室ですると良いよ。紗良と幸ちゃんが居れば問題なく生めるからね。それに神宮の方も僕たちが交代で担当するから心配は要らないよ」


「え?お兄さまが神宮で診察されるのですか?」

「えぇ、たまには医者の真似事まねごとをしたいのですよ」

「まぁ!お兄さまに診て頂けるなんて!その人たちは幸せね」

「別に診察するだけで人が幸せになる訳はないでしょう?」

「ふふっ。女にしか分からないわね」




 それから一か月後に水月は女の子を出産した。名はマリエットとなった。

そして水月はお休みを取り、まずは僕が神宮に入ることになった。


 朝一番の患者は今日お休みの侍女エーファだった。

「あ!月夜見さま!」

「あ!エーファじゃないか。今日はお休みだったね。どこか具合が悪いのかい?」

「あ、あの・・・また、今度にします!」


 逃げる様に振り向いて走りだそうとするエーファを念動力で浮き上がらせると、僕の目の前の椅子に座らせた。


「エーファ。落ち着いて。宮司の水月が出産でお休みなんだ。だから僕が診察をしているんだよ。それで?どこか痛いのかな?」

 エーファは観念した様で小さな声で話し始めた。


「あのぉ、私・・・生理が来ないのです」

「エーファは何歳だっけ?」

「はい。十七歳になりました」

「あぁ、十代のうちは生理が不規則になりがちなんだ。でも一応、診察して卵管や子宮の様子を診ておこうね。座ったまま少し、足を開いてくれるかな?」

「はい」


 エーファの子宮を診てみると・・・あれ?これって?え?妊娠しているぞ?

もう胎児の心臓が拍動している。妊娠五週目か六週目くらいと思われる。


「エーファ。生理が来る訳はないね。だって赤ちゃんができているからね」

「え?赤ちゃん?私にですか?」

「心当たりがないのかい?」

「え?あ!それは・・・」


「なんだ。お相手がいるのだね。まぁ、結婚していなくとも、することをすればできることもあるさ」

「どうしましょう!」

「結婚できない相手なの?」

「私なんて・・・」

 エーファは泣きそうな顔になって下を向いている。これはいかんな。


「ふむ。一体、誰なんだい?」

「あの・・・村長の息子の武馬さまです」

「武馬!なんだ。武馬か。それで結婚の話はしていないのかい?」

「そ、それが・・・お話はしているのですが、武馬さまが・・・」

「うん?武馬が?どうしたんだい?」

「自分の立場で結婚は・・・と」


「はぁ?なんだそれ?うーん。分からないな。ではちょっと役場へ行こう」

「え!それは!」

「良いんだよ。僕に任せておけば」

「え?本当ですか?」

「うん。ちょっと待ってね」


 僕は巫女に声を掛け、少しの間役場に行っているから緊急の患者が来たら呼びに来て欲しい。と伝えた。


「シュンッ!」


「うわぁ!あ!月夜見さま!」

「あ!エーファ!」


「譲治殿、ハンナ殿、武馬、ちょっと話があるのです。奥で話しましょう」

「どうされたのですか?その娘は?」


「今、神宮の宮司の水月が出産でお休みのため私が診察をしているのですよ」

「えぇ、それは聞いておりました」

「それで診察に来たのは私の侍女のエーファなのです」

「この娘がエーファなのですね?」


「そうです。彼女を診察したところ、妊娠していました。赤ん坊はもう心臓も動いていて妊娠五週か六週目くらいです」

「それはおめでたいですね。それで何故、ここへ?」

「エーファの相手は武馬なのだそうです」

「え?武馬?そんなこと聞いていないぞ」


「武馬。何故、エーファと結婚できないんだ?」

「いえ、結婚はしたいのです。で、でも・・・僕は養子にして頂いた身なので・・・」

「自分からは言いだし難い。ということかい?」

「は、はい。お世話になっておきながら勝手に結婚を決めるのはどうかと・・・」


「勝手に決めなければ、どう決めるというのだい?村長が嫁を紹介してくれるのを待つつもりだったのかな?」

「いえ、それは・・・」

「武馬。一体、何を遠慮しているのだ?結婚なんて自分がしたい相手とすればそれで良いのだよ」

「お、お父さま。本当に良いのですか?」


「何故、駄目なんだ。もう子供もできたのだろう?おめでたいではないか!」

「で、では、エーファと結婚しても良いのですか?」

「勿論だよ」

「本当ですか・・・」

 エーファが泣いている。


「武馬。エーファを不安にさせては駄目だよ。妊娠しているのだからね」

「譲治殿、ここに武馬とエーファが暮らせる部屋はあるのでしたっけ?」

「はい。部屋ならばあります。この家は三世代暮らせる様に部屋数が多いのです」

「それならば、エーファはこちらに引っ越しなさい。武馬、これから荷物を運ぶのです。そして今日から七週間は侍女の仕事はお休みだよ」


「え?七週間も?」

「今は妊娠初期の大切な時期なんだよ。安静にしていないといけないんだ。ハンナ殿、エーファには家族が居ないし、妊娠の知識もないのです。エーファをお願いしますね」

「かしこまりました」


「よし、ではエーファ、武馬。屋敷に行って皆に挨拶をしておこう」

「は、はい!」

「シュンッ!」


「あら。月夜見さま。エーファに武馬まで。どうされたのですか?」

「これから皆に伝えるよ」


『皆、サロンに集まってくれるかな?』

『月夜見さま?はい。分かりました』


「シルヴィー、侍女を全員呼んで来てくれるかな?」

「かしこまりました」


 しばらくして、全員がサロンに集まった。

「皆、急なのだけどね。エーファと武馬が結婚することになったんだ」

「まぁ!エーファ!いつの間に!」

「シルヴィーさま。すみません」

「そんなこと良いのよ」


「それでね。エーファはもう妊娠しているんだ。五週目から六週目くらいだと思う」

「まぁ!そうなの?」

「まだ妊娠初期だから、これから七週間は侍女の仕事は休ませることにしたよ。それとエーファは村役場の家に引っ越すからね」

「あぁ、武馬は村長の世継ぎだったわね」


「まぁ!それではエーファは私の妹になるのね」

「そんな、花音さまの妹だなんて・・・」

「でも、村長はあなたの義理の父になるのですからね。私の妹なのよ」

「申し訳ございません・・・」

「何故、謝るのかしら?赤ちゃんもできておめでたいじゃない!」


「あぁ、もしかしてエーファは自分が奴隷だったことを気にしているのかい?」

「はい。奴隷の私が神さまのお父さまで村長であるお方の息子さまとこんなことになるなんて、許されないと思ったのです」

「武馬も村長に気兼ねしていた様だね」


「はい。孤児みなしごの僕ら兄弟を引き取ってくださったのに、勝手に結婚を決めてしまって・・・」

「武馬、エーファ。この屋敷の使用人と村の民はね。奴隷だった者や、親に捨てられた者、親や身寄りのない者、そんな人が多いのですよ。身分の違いなんてないんだ」


「良いかい。ここで暮らす人は誰でも幸せになる権利があるのだよ。フィーネとカミーユもいつでも誰とでも結婚して良いのだよ。結婚してはいけない相手など居ないのだからね」

「はい。ありがとう御座います」


「では、武馬、エーファ。引っ越しを済ませてしまいなさい」

「花音、悪いのだけど手伝ってあげてくれるかな。僕は神宮へ戻らないと」

「分かりました。お任せください」


「シュンッ!」


 僕は神宮へ戻り、診察を再開した。お爺さんの農夫が診察を受けにやって来た。

「おぉ!これは月夜見さま!」

「今日はどうしましたか?」

「昨日の農作業の帰り、あぜから上がる時に足を滑らせて転んでしまったのです。その時に左腕を打ったのですが、今朝起きたらこんなに腫れていて動かんのです」


「あぁ、なるほど。ちょっと診てみましょうね」

 左腕を透視すると手首の近くの骨が折れていた。ただヒビが入っているだけでズレてはいないので、このままくっ付ければ良い様だ。


「この部分で骨が折れていますね」

「え?骨が?それじゃ、仕事ができないのですか?」

「今、私の力で折れているところを治しますよ」


 腕に手を当てて治癒の力を目いっぱい掛けていく。少し時間を掛けて治癒を続けていると骨にあったヒビがほとんど消えていた。


「どうですか?痛みは大分なくなったのではありませんか?」

「はい!痛くないです!治ったのですか?」

「完全には治っていませんから、すぐに無茶をしてはいけませんよ。左手は極力使わず、右手だけで生活してください。無理をしなければ一か月もすれば治りますよ」

「月夜見さま。ありがとう御座います!」


 お爺さんは嬉しそうに帰って行った。久々に診察というものをしたが、治療をして悪いところが治り感謝されるのは嬉しいものだ。


 一日診療を行い、心地良い疲れを感じながら神宮を閉めた。夕方に歩いて橋を渡って戻るのは初めてかも知れない。橋を渡るとフェリックスとシェイラが居た。


「月夜見さま。宮司の仕事を引き受けてくださり、ありがとう御座いました」

「フェリックス、久々に診察をして楽しかったよ」

「そうですか。助かります!」

「シェイラ、そろそろ橋を閉める時間かな?」

「はい。先程最後の民が降りたのでもう閉めるところです」

「では、私はこれで」

 フェリックスが水月とマリエットの下へと走って橋を降りて行った。


「うん。では月の都を上げるよ」

「はい。お願い致します」

 音もなくゆっくりと月の都は空へと昇って行った。


「シェイラ、お疲れさま!」

「はい。月夜見さま」

 屋敷に戻ると妻たちに相談を受けた。


「月夜見さま。侍女は今、ノエミが産休を取っています。更にエーファも休みますが、一時的なものですので、その間、アルカディアの侍女を連れて来るのは如何ですか?」

「あぁ、そうだね。ではダンスホールの状況を確認してから決めるよ」

「えぇ、お願いします」


 アルカディアへ行ってみるか。侍女たちに結婚相手ができていたりしてね。

お読みいただきまして、ありがとうございました!

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