18.バカンスの終わり
アルカディア九日目、今日も特にやることはない。
午前中は大広間でダンスで使いたい曲を沢山のCDから選んだ。CDプレイヤーとスピーカーと共に月の都の屋敷へ持ち帰るためだ。そちらでも引き続き侍女たちにレッスンをするのだ。
こちらの屋敷では静が中心となってサロンでダンスレッスンを続ける様に言っておいた。午後は月の都へ持ち帰る珈琲の焙煎をして過ごした。
珈琲の焙煎が終わると体中珈琲臭くなった身体を洗い流すため温泉に向かった。
ひとりで温泉に入って月を眺めた。アルカディアの屋敷は熱帯地域にある。屋敷の屋上からの眺めも風流さには欠ける。
でも、月を眺めていれば満足だ。二つの月がお互いに回転する様はいつ見ても良いものだ。
「あ!月を見ていて思い出した。そろそろ桜の妊娠がどうなっているか確認しないといけないな」
僕は、身体を拭いてガウンを着ると、桜に念話で話し掛けた。
『桜、聞こえるかい?』
『はい。月夜見さま』
『今、どこに居るの?』
『はい。自分の部屋に居りますよ』
『今、行って良いかな?』
『はい。どうぞ』
「シュンッ!」
「桜、そろそろ妊娠しているか診てみようか?」
「はい。お願いします」
僕はソファに座る桜の下腹部を透視した。すると子宮の内膜に受精卵が着床しているのが見えた。
「うん。着床しているね。まだ妊娠したとはっきり言える段階ではないと思うけれど、まずは着床はしているよ。今が一番大切な時期だから動く時は慎重にね」
「本当ですか!嬉しいです」
「良かった。桜。おめでとう!」
僕はそっと桜を抱きしめてキスをした。桜は涙を一滴零した。
そうして、しばらく桜を抱きしめ落ち着いたところで、僕は一度部屋へ着替えに戻り、ふたりで食堂へ向かった。
夕食の席で皆に桜のことを報告した。
「まぁ!良かったわ!おめでとう!」
「桜、一番乗りね!おめでとう!」
「まだ、大事な時だから気をつけてね!おめでとう!」
桜は皆に祝福され、幸せそうに柔らかな笑みを浮かべた。
「次は花音ね」
「そうだね、花音は明後日診察しようか」
「はい!」
「え?桜も花音も自分で子宮を確認できますよね?」
「紗良、それはそうよ。でも月夜見さまに初めて診て確認して頂いて、ふたりだけで喜びを分かち合いたいのよ」
「あ!そうか・・・そうですよね」
「ふふっ、紗良は看護師だからね。まずはそう思ってしまうよね」
「えぇ、デリカシーがありませんでしたね」
食後のダンスレッスンは明日以降のことを考えて大きいサロンで行った。
CDプレイヤーの扱い方を静に教えて、この屋敷に残る者に明日からの練習の方法を教えた。
今夜は詩織と眠る日だ。詩織は僕に念話で呼びかけてから瞬間移動して来た。
「シュンッ!」
「詩織。待っていたよ。うわ!素敵なドレス?なの?」
「ふふっ、これは寝間着です。ちょっと透けていて色っぽいかしら?」
「うん。凄く!我慢できなくなるよ」
「それを狙っているのですもの」
「詩織ってそういうとこ大胆だよね」
「お嫌いですか?」
「大好きです。ふふっ」
ワインを飲もうと思って用意していたのだが、もう我慢できなくなってしまった。
「詩織、駄目だ。我慢できない」
「嬉しい!」
ふたりはそのまま始めてしまった。夢中で求め合い、一度果てた後でやっと落ち着いて話しができた。
「詩織は、子はどうしたいかな?」
「そうですね。できればクラウスがネモフィラへ行った後にしたいと思っています」
「うん。そうだね。その方が良いよ。ネモフィラでのこともあるし、まだ心は落ち着き切ってはいないでしょう」
「はい。もう少し、月夜見さまに癒されたいのです」
「うん。いっぱい愛してあげるからね」
「本当ですか?今度、昼間にも愛してくださいますか?」
「お望みとあらば、お応えしましょう」
「私って、淫らな女なのでしょうか?」
「そんな詩織を愛しているよ」
「まぁ!淫らな女だとは思っているのですね!」
「だって、六歳の僕に裸で抱き着いてファーストキスを奪ったのですからね」
「あ!あれは・・・えっと・・・反省しています・・・」
「でもあれで、僕はミラが忘れられなくなってしまったのだからね」
「本当ですか?それなら思い切ってやって良かったわ」
「ふふっ、大成功だと思うよ。そして今はその時よりも一層美しくなっているのだからね。我慢なんてできないよ」
「嬉しい!」
そして、また始めてしまい朝方まで続けてしまった。
アルカディア十日目、今日で今回のバカンスは終わりだ。
朝食が終わってから月の都へ行く侍女に荷物の準備をさせた。
昼食には椿さんと宮司の美月殿と明里殿を呼んで、次に来るまでに進めておいて欲しいことを確認した。
まず、アルカディアの人口は、独身者の男女比が男性の方が多いことが分かった。
このままでは侍女たちは結婚できそうだが、アルカディアは一夫一婦制だから、男性が余ってしまう。女性の比率が高いサンクチュアリから女性を連れて来る必要がある様だ。
「美月殿、祭りの方は今年の秋からできそうでしょうか?」
「はい。今のところ、今年は豊作になりそうですから作物は十分に提供できると思います」
「祭りができるならば、私たちもそれに合わせてアルカディアに来ますよ」
「かしこまりました。必ずや開催できる様に準備を致します」
「椿さん、ダンスホールの建設はどうなりますか?」
「来年の春には十二か所全て完成できる様に進めます」
「そうですか。よろしくお願いします」
「役場のお休みについては、やってみて問題がなければそのまま継続してください」
「月夜見さま。神宮と配給所についても、週に一日はお休みとする方向で調整をしております」
「それは良かった。工場についてはできそうでしたら進めてください。ただ、ダンスホールなどの娯楽がまだ提供できないので無理に進めなくとも良いですから」
「かしこまりました。現場とよく話し合って進めて参ります」
「そうだ。美月殿、明里殿、お二人も侍女からダンスを習うと良いですよ」
「え?私たちがダンスを?」
「えぇ、ご主人も一緒に仕事が終わってから屋敷のサロンで侍女にダンスを習うのです。きっと楽しいですよ」
「宮司がダンスを踊ってもよろしいのですか?」
「いけない理由がありません。あなたたちもご主人も人間でしょう?楽しみも必要ですよ」
「は、はい。ではやってみます」
「それは良かった」
「それでこれからですが、ダンスホールが完成するまでは、侍女たちは十人と九人に分けて、二週間ずつ交代で私の月の都の屋敷で働いてもらいます。ダンスホールができたら半分はダンスホールを回って村人へダンスを教えてもらいます」
「では、二週間に一度は月夜見さまが侍女たちの送り迎えをされるのですか?」
「えぇ、送り迎えとは言っても瞬間移動ですからね。一瞬ですよ」
「では、その際に連絡事項をお伝えできますね」
「そうですね。でも、大きな嵐が来た時や重病人がでた場合は、オウムを通じていつでも呼びだしてください」
「はい。ありがとう御座います」
打ち合わせが終わり、僕らも帰り支度を始める。とは言え、自分の部屋へそれぞれが自分の荷物を送り返すだけだ。身一つで来て、身一つで帰るのだ。
準備ができた者から大きなサロンに集まった。このまま屋敷に残る侍女を集めて、僕がダンスの相手を務め、どのくらい踊れる様になったのかチェックをしていった。
ほとんどの娘が上手に踊れていた。
「皆、上手くなったね。今後も仕事の合間や終わってから、ここでダンスの練習をして良いからね」
「はい。ありがとう御座います」
「それと、宮司の美月殿と明里殿もダンスの練習をするそうだから教えてあげてくれるかな?」
「はい!かしこまりました」
ダンスの練習をしていたら皆が帰り支度を終えてサロンに揃った。
「では、そろそろ帰ろうか」
「はい」
「もう一隻の船は琴葉が操縦してくれるかな?」
「分かりました」
琴葉の船に妻たちを全て乗せ、僕の方には侍女十人とフクロウを乗せた。
「では静、この屋敷のことは頼むね」
「はい。お任せください」
「二週間後に迎えに来るからね」
「はい。お待ちしております」
「では!」
「シュンッ!」
「シュンッ!」
「さぁ、皆、ここが月の都だよ。ちょっと空から見せようか」
『琴葉、こちらは皆に月の都を見せるから先に屋敷に戻っていてね』
『分かりました』
「皆、あれが屋敷、その隣が使用人の宿舎だ。君たちの部屋もあそこにあるよ。その向こうは使用人の家族用の家、それに家畜舎だ。畑も広いだろう?」
「凄いです!村の様ですね!」
「そして、あの橋でアスチルベ王国の大地に繋がっているんだ。橋の横には神宮と学校、漢方薬工場と研究所があるよ。その前の建物が村役場だ。役場の村長は花音のお父さまなんだよ」
「村も立派なのですね!」
「さて、屋敷に入ろうか」
「はい!」
屋敷の裏の船着き場に到着すると妻たちと侍女が待っていた。
「あ!あの方たちは私たちと同じお仕着せですね。侍女の方たちですか?」
「そうだよ。紹介するよ」
「月夜見さま。お帰りなさいませ!」
「やぁ、皆、久しぶりだね。変わりはなかったかな?」
「はい。問題は御座いませんでした」
「皆、こちらはこの屋敷の侍女だよ。シルヴィー、エーファ、フィーネ、カミーユ、ノエミだ」
「こちらは、蘭、凪、海、杏、詩、希、渚、咲、碧、鈴だ。これから二週間屋敷で侍女の仕事をしてもらうからね。シルヴィー、色々と教えてあげてね」
「こんなに沢山!でも二週間だけなのですか?」
「うん。今回は十人で、二週間後にまた別の九人を連れてくるよ」
「ここで侍女の研修をするのですね?」
「そうだね。それとダンスの練習もね」
「ダンス?侍女がですか?」
「ちょっと特別な事情があるんだよ」
「分かりました」
「きゃーっ!」
蘭たちが悲鳴を上げて後退った。小白が僕の匂いに気付いて屋敷に入って来たのだ。
「あぁ、これは狼の小白だよ。私の友達なんだ。大人しいから大丈夫だよ」
「オオカミ?ですか・・・大きい動物ですね。家畜ではない様ですね」
「本来、狼は肉食獣だからね。山で出会ったら襲われて食べられてしまうよ」
「怖いです!」
「ふふっ、小白は赤ん坊の時から一緒なんだ。私は話もできるからね、大丈夫だよ」
「月夜見さまは動物とお話しができるのですね!」
「そうだよ」
「シルヴィー、使用人の部屋に蘭たちを案内してくれるかな?」
「かしこまりました」
「皆、部屋に荷物を置いたらサロンに集まってくれるかな?」
「はい」
使用人の独身者用の部屋は、結婚ラッシュにより家族用の家に引っ越した者が多いので空きが沢山あるのだ。
「花音、僕の部屋に来てくれるかな?」
「はい」
花音が妊娠しているか診察してみる。子宮の中を見ていくと受精卵が着床していた。
桜と同じで着床したばかりなので確実に妊娠したとは言えないが恐らく大丈夫だろう。
「花音、着床しているね。あと一週間後にもう一度確認しよう」
「私、月夜見さまの子を授かったのですね・・・嬉しいです!」
「花音、おめでとう。まだしばらくの間は安静にするんだよ」
「はい。大切にします」
「花音、ありがとう」
花音を抱きしめてキスをした。花音は僕の首に腕を回してきつく抱き着いて来た。
「花音、あまり力を入れてはいけないよ」
「あ!いけない!ごめんなさい」
「ふふっ、落ち着いてね」
「嬉しくて、つい・・・」
サロンに皆が集まったと琴葉から念話で連絡があった。
花音と一緒にサロンへ行くと、舞依のお母さんとクラウスも屋敷に戻ってサロンに来ていた。
「皆、報告があるんだ。桜と花音が妊娠したんだ。でもまだ初期の大切な時期だから、皆も気を遣ってあげてくれるかな?」
「はい!おめでとう御座います。桜さま、花音さま!」
「ありがとう!」
「ありがとうございます」
アルカディアの侍女たちに舞依のお母さんとクラウスを紹介した。二人には舞依と詩織から天照さまの住む月の都の侍女だと言っておいてもらった。
その後、侍女たちに月の都の中を案内して回り、夕方になって空へ月の都を持ち上げる時間になると村と月の都を繋ぐ橋へ行った。
農作業や屋敷の仕事を終えた者たちが橋を渡って村へ降りて行くのを確認する。
警備のシェイラがフェリックスに村人が全員降りたことを報告すると、フェリックスが挨拶をして最後に橋を渡り神宮へと帰って行った。
「月夜見さま、今日はこれで失礼致します」
「フェリックス、ご苦労さま。水月とジュリアン、それにシモンヌ殿によろしく」
「はい!」
シェイラは橋の袂に木の柵を括り付けた。
「シェイラ、では上げるよ」
「はい!お願い致します!」
そして月の都を持ち上げる。音もなく大地は空に向かってゆっくりと浮かび上がって行った。侍女たちは初めて見る光景に大騒ぎして喜んでいる。
「では、もっと景色の良いところへ行こうか」
僕は侍女十人と一緒に月の都にある山の頂上へと瞬間移動した。やはりイメージができれば身体に触れなくとも瞬間移動はできるのだ。今までは何だったのだろう?
「シュンッ!」
「え?ここどこ?」
「瞬間移動したんだよ。ほら、あそこにさっきまで居た橋が見えるでしょう?」
「私たち、瞬間移動したのですね!」
「うわぁ!凄い!大地が空へ上がって行きます!」
「月があんなに大きく見えます!」
「何て美しい景色なのでしょう?」
「どうだい?この景色は気に入ったかな?」
「はい!素晴らしいです!」
しばらく山頂で景色を堪能してから屋敷に戻った。侍女たちはこの屋敷での仕事をシルヴィーたちに教わり始めた。
僕は厨房に向かった。善次郎は居らず、ジェシカと凛太郎が居た。
「やぁ、凛太郎」
「あ!月夜見さま。お帰りなさい」
「急に侍女を十人も連れて来てすまないね」
「大丈夫です。食材はありますから!」
「僕らの夕食は何かな?」
「今日はオムライスとハンバーグです」
「良いね。あ、それ侍女十人にも食べさせてあげられるかな?」
「はい。できます」
「ありがとう。頼むね。あ!凛太郎、そう言えばアイビーと結婚したそうじゃないか」
「あ、はい。実はアイビーに子ができたみたいなのです」
「それは良かった!おめでとう!」
「月夜見さまのお陰です。ありがとう御座います」
「ジェシカ殿、おめでとうございます」
「そうか、紗良に診察をしておく様に言っておくよ」
「本当ですか!ありがとう御座います!」
夕食前にサロンでお茶をしていた。
「フローレンス殿、ベルナデットの様子は如何でしたか?」
「えぇ、もう大分落ち着いていました。あの時のことも後悔し、反省しています」
「そうですか・・・舞依、ベルナデットをどう思う?」
「月夜見さまは、ベルナデットをあのまま離宮で生活させるのは可哀そうだとお考えなのですね?」
「そうだね」
『月夜見さま、それならばアルカディアに移り住まわせれば良いのではありませんか?ベルナデットさまが、全ての地位を捨てることができれば、のお話ですが』
『幸ちゃん。そうだね。それも良いかも知れないね。舞依はどう思う?』
『そうですね。私たちが移り住む頃には姉さまも七十八歳ですからね。彼女が望むならば良いと思います』
「フローレンス殿、ベルナデットを天照さまの住まう神の大地に移住させましょうか?」
「ベルナデットひとりで、で御座いますか?」
「そうです。彼女の年齢ならば再婚も可能でしょう。ただ、王族の身分を捨て、神に仕える平民となり仕事も持つのです。ただのベルナデットとして、人生をやり直す気があるのならば、ということですけれど」
「そうですね。今は落ち着いていますが、あのまま離宮に幽閉されていれば、今後、心を患う可能性もありますからね」
「えぇ、そういうことです」
「では、私とシモンヌで再度、離宮へ行ってお話ししてみます」
「えぇ、お願いできますか?」
夕食の時間となった。久々の洋食に皆、笑顔となった。
食後、僕らはサロンに移り、侍女たちに夕食を取らせ、その後、再びサロンに集めた。
「今日の夕食はどうだった?変わっていたでしょう?」
「あんなに美味しいものを食べたのは生まれて初めてです!」
「蘭、そんなに美味しかった?」
「はい。とても幸せです」
「そう、そんなに美味しかったのか。それは良かった!」
「はい!」
そして今日もダンスの練習を重ねた。シルヴィーたちも羨ましそうな顔をして見ていたので練習に参加させた。
今夜は舞依と眠る日だ。僕はスパークリングワインを持って、舞依の部屋へ行った。
「舞依、乾杯!」
「乾杯!」
「キンッ!」
「舞依、ベルナデットのことは大丈夫かな?」
「えぇ、良いお話だと思います。彼女の母、サンドリーヌお母さまには他に二人の娘が居ますから、アスチルベを離れることはできないと思うのです。ベルナデット姉さまもこれから長い人生を離宮の中だけで過ごすのは厳しいと思います」
「彼女はアルカディアでどんな仕事ができるだろう?急に農家は無理だよね?」
「そうね。できれば配給所の仕事が良いのではないかしら、ダンスも踊れるのだから指導員もできますし、治癒能力のある者と一緒に居れば安心です」
「あぁ、そうだね。それならば、莉子殿に預けるのが良いだろうね」
「えぇ、あそこならば熱帯ではなく、温暖な地域ですからこことそれ程環境が変わることもないでしょう」
「それは良いね」
「ところで舞依は子をいつ頃作りたいかな?」
「私はすぐにでも欲しいわ」
「え?もう?」
「もう?ってどういう意味かしら?」
「あ、いや・・・それは・・・」
「あぁ、まだ私とセックスしたいのね?まぁくんって、本当に私が好きなのね」
「図星です・・・」
「ふふっ、嬉しいわ。でもあと四百年以上できるのですよ?それに私もあなたも子が必要です」
「必要?」
「それは前世からの私の夢なの。それに子ができれば、その子によって私たちが癒されると思うの」
「あぁ、そうだね。分かった。それで次の排卵はいつ頃かな?」
「もうすぐだと思うわ」
「え?では今夜はどうする?」
「勿論、するわ!」
「え?では、どっちでも良いの?」
「えぇ、皆が女の子を生んでくれるなら私はどちらでも良いでしょう?」
「まぁ、そうか」
そして、ふたりは朝方まで・・・と言うよりも僕が満足するまで愛し合った。
お読みいただきまして、ありがとうございました!