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27.ニナの家出

 家出したニナの居場所を突き止め、迎えに行くこととなった。


「では、行ってくるね」

「月夜見さま、行ってらっしゃい!ニナをお願いいたします」

「シュンッ!」

 海岸の岩に座っていたニナの目の前に出現した。


「ニナ!」

「あ!月夜見さま・・・」

 ニナは僕の顔を見るや暗い表情から破顔はがんして大粒の涙をこぼし始めた。


「ニナ。寂しい思いをさせてごめんね」

「いいえ。私がいけないのです。月夜見さまをお慕いしてはいけないと分かっていながら抑えられなかったのですから・・・」

「もう、抑えなくて良いよ」

「え?それは・・・」


 僕はニナの前にしゃがみ込んで目線を合わせた。

「ニナ。僕はいつの間にか、ニナを愛してしまっていたんだ。ニナが居なくなって気付くなんて情けない。ニナに辛い思いをさせてごめんね」

「そ、そんなこと・・・」

ニナは両手を口に当てて目を丸くしている。涙は流し続けたままだ。


 そしてニナの前に膝を付くとニナの手を取った。

「ニナ。僕は君を愛している。僕の妻になってくれますか?」

「え?でも、私は転生者ではないのです。それに身寄りのない平民です。わ、私なんかが月夜見さまの・・・妻になんて・・・」

「転生者かどうかなんて関係ない。僕はニナと結婚したいんだ」


 ニナは大粒の涙を流しながら、みるみるうちに顔をくしゃくしゃにした。

「月夜見さまぁ~」


 ニナは僕に抱きつき大泣きしてしまった。僕はニナを抱きしめ、誰も居ない海岸でしばらくそのまま抱き合っていた。


 その背後では、月の都から流れ落ちる水しぶきが舞い、海に虹が掛かっていた。それはまるでふたりを祝福するかの様に輝いていた。




『琴葉、聞こえるかい?』

『はい。聞こえます』

『ニナを見つけたよ。今夜はカンパニュラ王国で宿を見つけてふたりで泊まるよ。明日帰るからね』

『分かりました。ニナを沢山、可愛がってあげてくださいね』

『分かったよ』


 ニナが落ち着くと王都の奴隷商のあった場所へニナを抱いて瞬間移動した。

「シュンッ!」


「さて、この辺で今夜の宿を探そうか」

「月夜見さま。すぐに帰らないのですか?」

「うん。だって結婚の約束をしたのだからね。今夜くらいは一緒に眠りたいでしょう?」

「そ、そんなこと・・・本当によろしいのですか?」


「僕がそうしたいんだよ。ニナは構わないかな?」

「は、はい・・・う、嬉しいです」

 ニナは泣き腫らして赤くなった目で見つめて来た。やっぱりニナは可愛いな。


 大国であるカンパニュラ王国の王都の宿は貴族も泊まる立派な宿だった。

受付に行っても変な目で見られることがない。その代り僕であることがすぐにばれる。


「月夜見さまでいらっしゃいますか?」

「えぇ、こんにちは。部屋はありますか?」

「最高級のお部屋をご用意させて頂きます」

「えぇ、お願いしますね」


 その部屋は王族が泊まっても問題ない程に高級な部屋だった。

「月夜見さま。凄いお部屋ですね・・・」

「今夜に相応しい部屋だね」

「わ、私などに・・・よろしいのですか?」


「ニナ。僕の妻になるのだから、これからはそんなことを言ってはいけないよ」

「あ!はい。申し訳ございません」

「そんな風に謝らなくても良いんだよ」


「ニナ。お風呂に入ってくると良いよ。ひとりで長旅をして疲れているでしょう?」

「大丈夫です。でもお風呂を頂いて参ります」

「うん。ゆっくり入っておいで」


 しばらくして、ニナはお風呂からでてきた。代わって僕も風呂に入りでてくると、まだ明るい寝室のベッドにはニナが横たわって待っていた。

「ニナ、入るよ」

「はい。どうぞ」


 ニナは裸だった。横に滑り込むようにして入ると、ニナの頭を腕枕に乗せて抱きしめ、キスをした。また、ニナは涙を流した。

「ニナ。これからニナをもらっても良いかな?」

「はい。お願いします」


「もし万が一、ニナが転生者だとしたら、沙良の様に思い出したくないことまで思い出して辛い思いをするかも知れないんだ。それでも構わないかい?」

「はい。それでも私は全てをあなたさまに捧げたいのです」


「ありがとう。ニナ」

 僕はニナの全身をマッサージし、緊張をほぐしていった。

そして初めての痛みを治癒で癒しながらひとつになった。ニナはずっと泣いていた。


「ニナ、大丈夫?」

「大丈夫です。癒してくださっていますから。嬉しいのです」

「愛しているよ。ニナ」

「あぁ、月夜見さま・・・愛しています。生涯離れません」

「君は本当に可愛い人だ・・・」


 するとニナの全身が震えだした。

「あ!あ、あ、何か・・・あ!」

「ニナ!大丈夫?」

「あ!あなたは?ここはどこ?な!なに?何しているの?そんな!あ・・・」

 うそ!ニナも転生者だったのかな?気を失ってしまったよ。


 でも、転生者だったら八人以外に妻が増えないから良いことなのだけど・・・

一時間程、そのままベッドでニナを抱きしめたまま待った。


 ちょっと、うつらうつらと眠りかけてしまったその時、ニナが目を覚ました。

「あ!月夜見さま・・・私・・・」

「ニナ。何か思い出したのかい?」

「はい。私、前世を思い出しました。私も日本人だったのです」

「やっぱりそうだったのか」


「はい。私の前世での名前は、間宮陽菜まみやひなです」

「何か辛い記憶はあるかな?」

「そうですね。二十八歳で死にました。乳癌にゅうがんだったのです。月夜見さまがおっしゃっていた通り、若かったから進行が早かったのです」


「二十八歳か・・・それは早かったね。闘病生活はかなり苦しかったかな」

「えぇ、抗がん剤には苦しめられました。でも病気が分かる前までは、好きな仕事ができていたので楽しかったのです」


「仕事は何をしていたの?」

「はい。航空会社で客室乗務員をしていました」

「それは凄いね!あ!だからニナは旅が好きだったのだね?」

「えぇ、そうかも知れません」


「あ!そう言えば、かなり前のことだけど、舞衣を探す旅の途中、船でかなりの高高度を飛んだ時に「この高いところからの景色を見たことがある気がする」って言っていたよね?」

「あぁ・・・そう言えばそうでしたね。あれは前世の記憶だったのですね」


「そうか・・・その時に気付いてあげられたら、もっと早くに転生者だって分かったかも知れないのにね・・・」

「もう、良いのです。今はこうしているのですから・・・」

「うん。そうだね」


「陽菜、念話ができるかやってみようか?」

「え?もうできるのでしょうか?」

「紗良はすぐにできたよ」


『陽菜、聞こえるかい?』

『あ!聞こえます!これが念話なのですか?』

『そうだよ。できているね。これなら陽菜も早く能力が使えるようになるね』

『嬉しい!私も皆さんと同じなのですね!』


『あぁ、そうだ。琴葉に話し掛けてご覧よ。琴葉のことを強く思い浮かべて、頭の中で話し掛けるんだ』

『はい。やってみます』


『琴葉さま!琴葉さま!聞こえますか?ニナです!』

『え?ニナ?ニナが念話で話し掛けて来たの?』

『はい。ニナです。琴葉さま。私も日本人でした!』

『まぁ!ニナも?良かった!これであなたも月夜見さまの妻になれるのね』

『はい。ありがとう御座います』


『それで、ニナの新しい名前は?』

『はい。陽菜です。太陽の「陽」に菜っ葉の「菜」でヒナです』

『ニナがヒナになったのね。ふふっ、可愛いわね!』


『琴葉さま、また一緒に過ごせるのですね?』

『そうよ。明日帰って来て!今夜は沢山、可愛がってもらうのよ』

『はい。ありがとうございます!』


 横で見ていると陽菜は嬉しそうに大きな笑顔になっていた。良かった。紗良の様な大きなトラウマはない様だ。


「陽菜。晩御飯を食べに行こうか?」

「そうですね・・・」

「このままベッドに居たいかい?でもふたりだけで食事をするのは、今度、新婚旅行に行くまでないけれど」

「あ!そうですね。食事に行きたいです!」

「よし、行こうか」


 街に出て酒場を探すと、ビアホールの様な酒場を見つけて入った。

ビールとつまみを注文した。


「陽菜に乾杯!」

「乾杯!」

「陽菜。カンパニュラ王国へ来てどうするつもりだったの?」

「いえ、何も考えていませんでした。当てもないのです」

「そんなに辛かったの?」

「今は・・・もう分かりません」


「陽菜、結婚式はどうしようか?」

「私は親も居ませんし、国もありませんから・・・」

「それならば、屋敷でやろうよ」

「お屋敷で?」

「うん。この前の様にガーデンウエディングが良いのではないかな?」

「はい。嬉しいです」

 少し笑顔が戻って来た。


「新婚旅行は幸ちゃんの後でも良いかな?」

「はい。いつでも構いません」

「これから陽菜と紗良は若返って背も伸びてくると思うよ。治癒の能力を早めに使えるようにして成長痛を癒せる様にした方が良いね」


「私も皆さんと同じ様に背が高くなるのですか?」

「きっとなるよ。陽菜は今でも綺麗だけどもっと美しくなるね」

「はい。月夜見さまの隣に立てる様になりたいです」

「大丈夫だよ」


「日本のご両親は健在なのかな?」

「どうでしょう。私が死んだ時はもう父は五十八歳でした。それから二十五年が経っていますので・・・」

「あぁ、紗良と同じくらいだね。一度、紗良と話してごらんよ」

「はい。そうします」


「陽菜、透視はできそうかな?」

「透視ですか?ちょっとやってみます。月夜見さまの身体の中を見れば良いのですね?」

「うん。やってみて」

 陽菜は真面目な顔になって僕の胸の辺りを見つめている。


「あ!見えます。こんなにはっきり見えるのですね・・・」

「気持ち悪くはないかな?」

「意外に大丈夫みたいです」

「それならば良かった。明日、屋敷に帰る前に少し訓練してみようか?」

「はい。お願いします!」


 ふたりだけの食事をゆっくり楽しんでから宿に戻った。

「陽菜、これから身体が若返って来ると病気にならないし、生理痛も楽になる。何より疲れないし、身体の調子が良くなるんだ」

「素晴らしいですね」


「そう。だから沢山愛し合えるんだよ」

「そうなのですか・・・私、大丈夫でしょうか?」

「皆、大丈夫だから。陽菜だって大丈夫だよ」


「私、初めてだったのです。それなのにあんなに・・・」

「気持ちよかった?」

「は、はい・・・」

 陽菜が真っ赤になってうつむいている。本当に可愛いな。

それから部屋に戻り、真夜中まで愛し合い、求め合った。




 朝、目を覚ますと陽菜が青い瞳をキラキラさせて僕を見つめていた。

「おはようございます!月夜見さま!」

「おはよう!陽菜。ちゃんと眠れたかな?」

「えぇ、早く目が覚めたのですが、何かとっても充実しているのです。愛されたからなのですか?」


「そうなのかな?いっぱい愛し合ったものね。もう一度する?」

「良いのですか?」

「勿論だよ」


 もう一度だけして、その後ふたりでお風呂に入ってから能力の訓練をした。

陽菜は瞬間移動以外の全ての能力を簡単にクリアしてしまった。やはり十五年間ずっと僕を見続けて来たから、イメージが簡単にできたのだろうな。


 屋敷に戻る前にネモフィラのプルナス服飾店へ寄った。

「シュンッ!」


「ビアンカ。また驚かせてしまうのだけど・・・」

「まぁ!月夜見さま。またおふたりだけで?あ!もしかして・・・」

「そう、そのもしかしてなんだ。実はニナも転生者だったんだ。妻にすることになったのですよ。名前は陽菜になったんだ」


「左様で御座いましたか。では陽菜さまの旅の衣装で御座いますね」

「衣装は今の身長の百六十センチメートル用を二着と百七十五に合わせたもの七着。それに異世界のデザインで僕の妻に相応しい衣装を一揃えお願いします。勿論、下着も全て揃えてください」

「かしこまりました」

「月夜見さま、こんなに買って頂いてもよろしいのですか?」


「愛する陽菜のためなのだからね。当たり前だよ」

「嬉しいです・・・」

「陽菜、旅の衣装を着て帰ろうか」

「はい。ありがとうございます」


「ビアンカ。今度は紗良と陽菜の婚約のドレスを作りに来るのでお願いしますね」

「はい。ありがとうございます。最新のデザインのものを準備してお待ちしております」

 そしてネモフィラを後にして屋敷へと飛んだ。


「シュンッ!」

「皆、ただいま!」

「月夜見さま!陽菜!お帰りなさい!」

「陽菜!」

「紗良!」

 紗良が走って来て陽菜に笑顔で抱きついた。


「陽菜ったら、心配させて!でも良かった。その衣装、似合っているわ!お帰りなさい!」

「紗良。心配掛けてごめんなさい」

「陽菜。お帰りなさい。そしておめでとう!あなたも月夜見さまの妻になったのね」

「琴葉さま!ありがとうございます!」

「陽菜。妻同士で「さま」は要らないわ」


「あ!で、でも・・・琴葉さま・・・」

「そうね。すぐには難しいかも知れないわね。でも少しずつ慣れて行ってね」

「陽菜、後で部屋を紗良の隣に引っ越して来てね」

「はい!」


 サロンには妻が七人揃った。侍女はエーファ、フィーネ、カミーユの三人だ。

「いよいよ妻が七人まで揃って、あとひとりなのね」

「これが難しいよね。それこそキス魔になる訳にはいかないのだからね」

「そうですね。あとひとりが難しいのですね」


「そもそも、月夜見さまをお慕いしていても求婚できると思う人がまず居ないのですからね」

「幸ちゃん、それはどういう意味?」

「月夜見さまは、貴族社会をご存知ないので分からないかも知れませんね。普通、平民は貴族に求婚などできません。下位貴族も高位貴族にはできないのです。同様に王族に求婚できるのは高位貴族でも極一部の特別な貴族だけなのです」


「王族よりも遥か上のお立場である神の一族に求婚できるのは、王族と王族に求婚できる位置に居る者だけです」


「あぁ、だから僕に求婚したのは皆、王家の王女なのだね。そう言えばお姉さま達宮司への求婚もそれに準じているね」

「えぇ、ですから月夜見さまから求婚しない限り、お相手はかなり少ないのです」


「そうなのだね。それにしてもあとひとりは何かヒントでももらえないとそれこそ探し出すのは不可能なのではないかな?」


 皆が一斉に小白の頭にとまっているフクロウを見た。だが、フクロウはぐるりと後ろを向いて無視を決め込んだ。


「なんだ。八人の嫁をもらえと言っておきながらヒントもくれないのか・・・」

「でも、いつまでにとも言われていないのですから、慌てなくてもよいのでしょう」

「まぁ、そうだね。では、花音。新婚旅行に行こうか」

「え?良いのですか?」

「勿論だよ!」

「嬉しいです!」


「あ!そうだ。皆、陽菜はね。客室乗務員だったそうだよ!」

「え?客室乗務員!凄いじゃない!」

「格好良い!」

「だから旅が好きだったのね。陽菜は気も利くしね!」

「そう言えばそうね!」


「日本では何歳まで生きたの?」

「二十八歳です」

「あら、それなら前世との合計年齢では私と三つ違いね。ほぼ同世代だわ!」

「そうですね。幸子さま」


「三つしか違わないのだから「さま」は要らないわ」

「で、では、幸ちゃんと」

「えぇ、よろしくね。陽菜」


「でも二十八歳で亡くなるのは若かったですね」

「はい、私、乳癌にゅうがんで死んだのです」

「あぁ、陽菜。それは大変だったわね・・・」

「えぇ、紗良。抗がん剤の治療は辛かったわ」

「そうでしょうね。私も沢山、てきたから解るわ」


「でも皆、転生して月夜見さまと出会って幸せになるのよ!」

「はい!僕が精一杯、皆を幸せにします!」

「ありがとうございます!」

 七人の妻が笑顔になり、声を揃えて言った。


 それから二か月の間に花音、舞衣、琴葉の三人と新婚旅行に行った。花音と舞衣は色々なところに行きたがり、良い景色を見つけてはツーショットの写真を撮り、夜は心行くまで僕に甘えていた。ふたりとも心も身体も満たされたと満足してもらえた様だ。


 だが、琴葉は初めから最後まで、アスチルベの王都のホテルにふたりで居たいと言い、ずっとふたりで過ごした。


「琴葉、どこにも行かなくて良いのかい?つまらなくない?」

「月夜見さまはつまらないですよね。ごめんなさい。私は月夜見さまと一緒に居られたらそれで良いの。出掛けたら人の目があるし、本当のふたりきりではないでしょう?」

「あぁ、そういうことか。ふたりだけで過ごしたいのだね」


「えぇ、私の望みはそれだけなの。でも最後の夜だけは、前に星を見に行ったあの海岸へ行ってまた星を見たいわ」

「良いよ。そうしよう」


 そして琴葉が旅行の最後と決めた日、夕食後にふたりで海岸へ飛んだ。前回同様に絨毯を敷いてふたりで横になって星空を見上げた。


「あぁ、美しい星空ね」

「うん。この世界は本当に美しい」

「月夜見さま、ここでして欲しいの」

「ここで?それが琴葉の望みならば構わないよ」

「嬉しいわ。お願いします」


 ふたりは誰も居ない月明りだけの海岸で愛し合った。

何故か琴葉はその夜、妙になまめかしく、濃厚だった。そしてふたりは今までにない強い快感に襲われた。


 何かが違う。そう感じた。もしかしたら琴葉はこれで子を宿そうとしているのだろうか?まぁ、それも良いだろう。だってそれが運命なのだろう?今更、あらがう気もないのだから。


 事が終わり、琴葉はとても充足していた。こんなに幸せそうな彼女は見たことがない。

きっとそういうことなのだろうな。




 そうして七月が終わり、八月に入ろうとしていた。紗良と陽菜は揃って身長百七十五センチメートルまで成長し、十代の若さを手に入れた。


 そして、クルス子爵に紗良との婚約を伝える書簡を送った。

お読みいただきまして、ありがとうございました!

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