7.病院の態勢
4月12日、中野区の江古田病院で90人近くの感染が分かった。以前親戚が入院していた時にお見舞いに行ったことがある。地域医療を支える中核病院だったような気がする。
10日に母が受診した地域密着型の中核病院も、過去にコロナ感染者が出たことがあり、病院のシステムが変わっていた。
病院に入る時にはマスク着用と手指消毒のチェック。
入り口には体温測定器があり、熱がない人のみ院内に入ることができる。
採血は一人採血するたびに器具や椅子・机などを全て拭き、採決者は手袋交換。そして採決者はマスクの他に、透明のアクリル板のついた帽子のようなものを被っていた。
母は循環器内科の午後の予約なので、その時間はかなり空いていて、待合室でも他の待っている患者さんと2メートルの距離を取ることはできていた。
診察は担当の先生が、丁寧に診察してくれた・・・
と思っていた。
診察終了後、母が
「いつもは必ず血圧測定をして聴診器で心臓の音を聞いていたのに、今回は話を聞くだけだった」
つまり患者に触れる診察は中止したようだ。
帰りのタクシーで
「いつもの予約の診察が無事に終わって良かったね」
と母に話しかけると母は
「でも、コロナでなくて他の病気で熱が出た時は、病院の中に入れないね」
そうなったら、病院に入る直前に保冷剤などで体中を冷やすしかない。
4月15日
東京都感染者 127人
検査数(医療機関の保険適用含まず) 160人
コールセンター相談件数 1957人