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妹魔王様は目を覚ます


私は次の日から魔王ユキから修行を受けていた。


「それでは今日から魔王になるための修行をしていく」


魔王ユキは私にそう言いながら、何か魔法を見せてきた


「これはワープで、これを使うと何処にでもワープ出来るようになる」


私はこれを見ながらお兄ちゃんに使えると考えていた。


「このワープはどこでも使えるの?」


私はそう聞くと魔王ユキは首を横に振っていた


「いや、ワープは一度見ないとワープは使えない」


「それじゃあお兄ちゃんを見たらお兄ちゃんが行く場所にはワープ出来るの?」


私が聞くと魔王ユキは考えていた。


「確かにお前の兄を見れば兄が行く場所にはワープ出来るが他の場所に行くには自分で見ないとワープ出来ないがいいのか?」


私はそれを聞いたときとても嬉しくなったこれでお兄ちゃんを追いかける時にはワープを使えばお兄ちゃんが行く場所にワープ出来るから簡単にお兄ちゃんの近くに行けるようになると考えていた。


「おーい何処に行ったんだフェイ」


そんな事を考えているとお兄ちゃんの声が聞こえてきた、私は魔王ユキから修行を受けることをお兄ちゃんに秘密にしていた、お兄ちゃんが魔王ユキを好きなのは私は知っているから、魔王ユキに会ったらお兄ちゃんは私の声すら聞こえなくなるから私は内緒で魔王ユキから修行を受けていた。


「まさかお前の兄が来るとは思ってなかった修行は昼から始めよう」


魔王ユキはそう言うと何処かにワープしていた。


「なんだ此処にいたのかフェイ」


「そうだよお兄ちゃんどうしたの?」


私がお兄ちゃんに聞くと、お兄ちゃんが授業が始まるのにフェイが教室にいないから探していたと言った。


「速く教室に行くぞフェイ」


私はうんと言いながらお兄ちゃんの側に寄っていたんだがお兄ちゃんはやっぱり私から離れていく、だけど私が魔王ユキから魔法を教えてもらったら今度は絶対に離さないと考えていた。


「はっ!なんだろうこの夢久しぶりに見た」


私が昔の夢を見たときはお兄ちゃんに何か起こっている。だから私は飛び起きてワープを作って今すぐにお兄ちゃんの所に行くんだった。


「待っててねお兄ちゃん今すぐ行くから」


私はそう言いながらワープの中に飛びこんで行くのだった。

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