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ミルのバレンタイン

明日は全員の視点で投稿します。


今日はバレンタインなので私は宿泊している宿で、仲間の男性に手作りチョコを作っていた。


「確かファオさんはあまり甘くない方が好きだと言ってましたよね、ナトさんは甘い方が好きだと言っていた気がします」


普段料理が好きな私はあらかじめ二人から聞き手作りチョコをプレゼントしようと考えた。


「ルドさんはどうするんですかね」


ルドさんは料理をしないと言っていたから、チョコを買って渡すのだろうか。


「二人のチョコはこれでいいとして」


ファオさんとナトさんのチョコを作り終えて冷蔵庫で固めていると、私はもう一つのチョコを作り出した。


「こんな事をしても意味がないことは、知っているのに」


淡い期待をして私は本命であるチョコを作った、そしてファオさんとナトさんが現れ私は冷蔵庫で固め終わったチョコを二人に渡した。


「これミルの手作りか」


ファオさんに渡すと私はそうですと答えファオさんは渡したチョコを食べ出した、ナトさんに渡すとナトさんはそのまま泊まっている部屋に戻ってしまった。


「どうせ部屋で食べるよ」


ファオさんが言うと、私も作った時の片付けがあるので、戻ろうとした時にファオさんに呼び止められた。


「美味しかったよミル、ありがとな俺が好きな味にしてくれて」


「ちゃんと相手の好みで作らないといけませんからね」


私はそう言って片付けに戻った、冷蔵庫の中を見て私は本命のチョコを自分で食べ出した。


「あの人が好きな味は甘いのか苦いのかどっちなんだろう」

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