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入学式が始まる

今日も1話だけです。


ハミークと話していると壇上に誰かが上がってきた、私はその人の事はお兄ちゃんの入学式で見たので覚えていた。


「では今から君達の入学式を始めたいと思う、私はこの学校で校長をしているナミルだ、今日からこの学校に入学する、君達を歓迎しよう」


ナミル校長は両手を掲げ微笑んでいた、私とハミークは校長の話を聞いていた。


「それにしても今年はいい子が入学したようだな、皆いい顔をしている」


ナミル校長は私を見ながら笑ったように見えた、それからナミル校長の話があり、ナミル校長の話が終わる。


「最後に私から君達に見せたい物がある」


するとナミル校長の後ろに大きなスクリーンが出てきた、体育館が暗くなり動画が流れてきた、その人の事は魔族なら誰もが知っているだろう。


「あれ、もう撮ってあるの」


その人は咳払いをして話し始めた。


「私の事は知っていると思うが、一応自己紹介しておこう、私は魔王ユキ」


「なんで魔王ユキ様が」


私の隣で座っていたハミークが急に立ち上がった、確かに急に動画に魔王ユキが現れたら、立ち上がってしまうだろう、ハミークと同時に他の入学生達も立ち上がっていた。


「皆驚いているのが私にはわかるぞ、何故私が動画で現れたのか気になるだろう、それは君達の入学を祝う為に、この動画をナミル校長に渡して流して欲しいと言ったのだ」


実際に後ろに座っている、お兄ちゃんもハミーク同様立ち上がっていた、私は驚きもせず席からも立ち上がっていなかった、私は一度回りを見て私以外は立ち上がっている事に気づいた。


「フェイちゃんも立ち上がらないと」


隣からハミークの声が聞こえ、私はゆっくりと立ち上がった。

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