表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
184/309

フェイは入学式の準備をする

遅くなってしまい申し訳ありません。


俺の体が揺らされている事に気づき、俺は目を開けるとフェイが俺の体を揺らしていた。


「お兄ちゃんやっと起きたね、もう朝だよ」


フェイが言ったことは正しく窓から朝日が射し込んでいた。


「なんだもう朝なのか、あまり寝た気がしないな」


俺は起き上がり、フェイは笑顔だった。


「ほら今日から私も学校に入学するんだから、早く朝ご飯食べて、学校に行こ」


フェイに引っ張られ、下に降りると母さんが朝ご飯の準備をしていた。


「二人とも早いわね」


「今日が楽しみでね、早く起きちゃった」


フェイは母さんと話し、朝ご飯の準備が終わり三人で席に着くと、朝ご飯を食べ出した。


「今日のフェイの入学式なんだけど、母さん仕事で忙しくて行けないのよ」


「それなら心配ないよ、お兄ちゃんが見てくれてくれるから」


「本当は行きたいんだけどね、ユメちゃんとフェイの事を、見てなさいよ」


「大丈夫だって、入学式なんてすぐに終わるから」


「まあユメが見てるなら、心配ないと思うんだけどね」


三人で入学式の話をしながら食べ終わると、俺は学校の準備をする為に部屋に戻っていた。


「今日の授業はこれぐらいか」


入学式の事は先生に話しているので、午前の授業には出なくていいが、午後の授業には毎年先輩が、入学生に授業を教える事がある。


「まあフェイに当たればいいんだがな」


誰に当たるかわからず、当日に先生から聞くのだ、すると俺の部屋にフェイが入ってきた。


「お兄ちゃん準備出来たよ」


フェイは昨日買ったバッグを持って部屋に入ってきた。


「お兄ちゃん似合うかな」


フェイは昨日買った服も着ていて、俺に聞いてくると、俺は似合ってるぞと答えた。


「そっか、嬉しいな」


フェイは笑顔になり、俺はフェイに近づく。


「俺も準備出来たし、行くかフェイ」


フェイと一緒に部屋を出て下に降りると、母さんも仕事に行く準備をしていた。


「二人とも行ってらっしゃい」


「うん、行ってきます」


フェイが答えながら、家を出て俺達二人は学校に行く道を歩く。

面白ければブックマーク&評価をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ