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父さんからの贈り物

後1話投稿します。


手を洗って行くと、母さんとフェイはもう座っていた。


「あれフェイ、ドラゴンの卵はどうしたんだ」


さっき手を洗いに行く時まで持っていた筈だが、フェイはどこにもドラゴンの卵を持っていなかった。


「さっき手を洗いに行く前に自分の部屋に置いてきたんだ、さすがに食べる時までは持たないよ」


「なんだそうなのか」


俺はフェイの隣の席に座った、俺は母さんの隣の席を見て空いている事に気づくと母さんに言った。


「父さんは帰ってこないみたいだね」


「まあ、仕事が忙しいみたいだからね、そうだフェイこれ」


すると母さんはフェイに箱を渡していた。


「父さんからの入学祝いみたいよ、あなた達が出かけてる時に届いたのよ」


「お父さんから」


フェイは食べる前に箱を開けると、俺も見てそこにはカメラが入っていた。


「カメラなんて男の子が喜ぶ物なのにね、要らないならユメにでもあげていいのよ」


「ううん、私は嬉しいよお父さんからのプレゼントなんて久しぶりだから」


「それならいいんだけど、本当あの人仕事いつ終わるのかしら」


父さんは家に帰らない事が多く、ここ一年は一度も家に帰ってくるのを見ていない、だが手紙を送ってきたりしているので心配はしていない。


「父さんの事はほっといて、今日は三人でお祝いしましょう、明日はフェイの入学式だから今日は豪勢にしてみたのよ」


俺が机の上を見ると、母さんの言った通りそこには、いつもよりも豪華な料理が並んでいた。


「それじゃあフェイの入学を祝って、乾杯」


母さんがグラスを掲げると俺とフェイも自分のグラスを掲げた、その後三人で話をしながら母さんが作った料理を食べ、家族の時間を楽しんだ。

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