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フェイ達は魔方陣を通る

今日も1話だけです。


俺達魔族には人間界に行く事は禁じられてなかった、だから魔王ユキ様が作ってくれた森の魔方陣を通れば人間界には簡単に行ける。


「よし、フェイ速く行くぞ」


俺はフードを被り魔方陣の前まで行くとフェイに声をかけた。


「お兄ちゃんはなんでフードなんて被ってるの」


「俺達が魔族だってバレないようにだ、だからフェイも被れ」


フェイを見るとフェイはフードも被らずに人間界に行く気だった、俺はフェイに渡したフードを被らせてそのまま魔方陣の中へと入った。


魔方陣の抜けた先は森だった、俺もまだ通った事は無かったので、こんな所に魔王ユキ様は人間達に見つからないように作ったんだな。


「ねえねえお兄ちゃん、どこに街があるの」


フェイに言われて、俺は地図を取り出した、魔族の世界では魔王ユキ様が、俺達の通った魔方陣をいくつも作っているらしい、だから目印を付けるために魔方陣の前に番号が書いてある。


「俺達が通ってきたのは28番だから、森を抜けたら大きな街があるらしいぞ」


俺は地図を見ながらフェイに答えていた。


「ここを抜けたら街があるの、なら速く行こうよ」


俺が地図を見ていると、フェイが手を握ってきてそのまま走り出してしまった、そのまま森を抜けていくと俺達は大きな街を見つけた。


「それでお兄ちゃんこれからどこに行くの」


「そうだな折角来たんだからな、人間界に売っている物を買いたいよな」


「そうだね、それと人間界のご飯も食べてみたい」


さっき昼を食べたばっかりだが、俺もそれは考えていた。


「ご飯は後にするぞ、それに今日は俺からフェイの入学祝いだからな、フェイが行きたい所を探そう」


「それならお兄ちゃんも一緒に楽しもうよ私一人だけ好きな所に行っても意味がないもん」


「フェイが言うならいいが、それでどこか行きたい場所はあるか」


「そうだね」


フェイは考えていた。

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