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フェイ達は料理を食べる

今日も1話だけです。


店員が料理を運んできた、店員はカツサンドとシチューを置きそのまま奥へと戻った。


「それじゃあいただきます」


「いただきます」


俺達は手を合わせ料理を口にした、ここのカフェは当たりらしくとても美味しかった。


「このシチュー美味いな」


「お兄ちゃんこのカツサンドも美味しいよ」


フェイも気に入ったらしく、俺達二人は夢中で食べていた、二人とも食べ終わると飲み物を注文して話していた。


「フェイは明日からの学校は楽しみか」


「私はお兄ちゃんと一緒だったら、どこに行っても楽しいよ」


「それならいいんだがな、ちゃんと友達も作るんだぞ」


俺はフェイの明日が心配していた、俺達の通う学校は名門ではないが、そこそこの身分の高い魔族達が多いので、フェイが孤立しなければいいんだが。


「それよりも明日から、クカお姉ちゃんとも一緒に通えるんでしょ」


「そうだな、クカもフェイと一緒に通う事を楽しみって言ってたぞ」


俺達が話していると、店員が飲み物を持ってきてくれた、俺はそのまま飲み、フェイはストローで飲んでいた。


「私もクカお姉ちゃんと一緒に学校に通えるのは楽しみだな」


「それなら良かった、それでフェイはこの後どこか行きたい所とかあるか」


「あれ、今日の用事は終わったんじゃないの」


「まあ、まだ時間があるからな、フェイの入学を祝って、俺がフェイの行きたい所に連れていってやるよ」


「どこでもいいの」


「ああ、フェイが行きたい所ならな正し、今から行ける所までだ」


「それなら私、人間界の街に行きたい」


「人間界の街に行きたいだと」


「だってここからなら人間界の街に行くのは、簡単でしょ」


「そりゃそうだが」


俺は考える、フェイが行きたい場所に連れて行くとは言ったがまさか人間界とは、そんなに危険はないにしろ俺達が行ってもいいのか。


「やっぱりダメかな」


フェイは少し落ち込んだ様子になってしまった、仕方ないすぐに帰って来ればいいだろ。


「わかった、だがすぐに帰ってくるぞ、人間は俺達の事を敵だって思ってるからな」


「やったー、ありがとうお兄ちゃん」


フェイが喜んでくれるのは嬉しいが、本当に大丈夫なのか、俺達は街から離れ森に行く。

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