フェイとミルの紹介
「はーい、皆今日で第一部は終わりだよ、明日からは第二部が始まるからね」
「フェイさんこれはなんですか」
「今から私とミルが、人物紹介を話していくから皆ちゃんと見てね」
「人物紹介、最初はやっぱり私の事だよね、えっとね私は一言で言えば魔王だよ」
「フェイさんそれは簡潔すぎませんか」
「それならミルが紹介してよ、私お兄ちゃんの事だけ紹介するから後は全部ミルに任せるよ」
「ええそれは酷いですよ、私だってお兄さんの事紹介したいですよ」
「ほら、もう皆見てるんだから早くして」
「もうわかりましたよ、それではまずはフェイさんから、フェイさんは魔王であり、お兄さんの事が大好きな女の子です、ですが聞いた話によれば魔王の仕事は全部他人任せみたいですよ、それにお兄さんが女の子と一緒に居るのを見ると怒るみたいです、最近はお兄さんと一緒に居ることが少なくなって不機嫌なようですね、まあフェイさんの紹介はこんな物ですかね」
「まあ、大体はあってるかな」
「それじゃあ次は私の紹介をしますね、私は昔フェイさんのお兄さんに助けらました、今は人間から魔族になってしまいましたが、全部お兄さんを思っての事なので後悔はしてません、私ってお兄さんの事で泣いている事が多いんですよね、まあその事はいいんですが、私もフェイさんと一緒でお兄さんの事が大好きなんです、これが私の紹介です」
「ねえミル、なんで最後にお兄ちゃんが大好きだって言ったのかな」
「フェイさん、まだ終わってないので次にいきますよ次はアルさんの紹介です」
「まあ今日はお兄ちゃんが居なかったし許してあげるかな」
「アルさんの紹介ですが、アルさんはフェイさんの秘書みたいですね、アルさんはフェイさんがやるはずの仕事をほとんど一人でやるみたいです、最近はいろいろあって仕事なんてやってないと思いますが、でも最初私の事を嫌っていたアルさんが私にも優しくなっている気がするんですよね、後はアルさんはお兄さんの事を好きだってフェイさんに言ったようですね、私はまだ居なかったのでそんなの知りませんが、まあアルさんの事を見てるので大体はわかってましたが、アルさんの紹介は以上です」
「では次はキューさんの紹介です、キューさんは魔族の中でも優しい部類ですね、私と一緒でお料理が出来て何故だか妹みたいだなって思います、魔王城ではお兄さんの事を手伝う機会が多くお兄さんに頼りにされてるみたいですね、なんですかね少し負けた感じがします」
「ねえ、ミルもう時間ないから後クカお姉ちゃんとお兄ちゃんの紹介だけするよ」
「え、もうそんな時間ですかわかりました」
「クカさんはですね、私もあまり知らされてないのですが、お兄さんと昔からの友達みたいですって、フェイさんここにはこれだけしか書いてないですよ」
「だってクカお姉ちゃんの紹介なんてそれだけでいいじゃない、それより早くお兄ちゃんの紹介するから退いて」
「わわ急に押さないで下さい」
「お兄ちゃんはね昔から私に優しくて、ずっと大好きなお兄ちゃんなの、だけど最近はお兄ちゃんに近づく女の子が増えたから困ってるんだよね、せっかく魔王になってお兄ちゃんと一緒に住んでるのに、まあでもお兄ちゃんは私のお兄ちゃんだからね」
「フェイさん私にもお兄さんの紹介させて下さいよ」
「今回は時間がないからここまで、それに私達は今からしなきゃいけない事があるでしょ」
「そうでした、早くお兄さんとクカさんがどこに行ったのか突き止めないといけないんでした」
「そう、本当ならこんな事してる場合じゃないんだけど、大体私達の性格はわかったんじゃないかな」
「それでは終わらせましょうフェイさん」
「それでは皆さん第一部をここまで読んで頂きありがとうございました、明日からの二部でどんな事があるのか楽しみにしてて下さいね」
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