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クカはヒューム達と合流する

今日も1話だけです。


私はシルミと一緒に気絶しているユーを連れてヒューム達と合流した。


「それであんたはこれからどうするんだい、今あいつに魔王の称号なんて還したらあんたが危険だろ」


「まあねでも、もうフェイちゃん達にユーを取り戻す事はできないよ」


「そんな事よりも私はすぐに妹の様子が気になるんだが」


私がヒュームと話しているとシルミが話しかけてきた。


「貴女の妹さんはもうフェイちゃん達がどこかに逃がしてるよ」


「それなら安心なんだがやっぱり気になってな」


「だったらヒュームに頼んだら、彼女は望む相手を見る魔法を使えるみたいだから」


「仕方ないちょっと待ちな」


私が言うとヒュームは魔法を使いユーを探し当てた時みたいにシルミの妹が浮き出した。


「良かったこれで安心だ」


「本当に私に付いてきていいの、こちらに来たらもうフェイちゃん達は敵だよ」


「ああ、妹が無事なら私はどうなってもいい」


「そっかならヒューム、貴女達のアジトまで行こうか」


私はヒュームに言うと歩き出したので私とシルミは後ろから付いていく。


「それにしてもクカさん、なんでこの人の事が好きなんですか」


するとハミルがユーを指差し私に聞いてくる。


「私が会った時この人からは全然迫力なんて感じなかったです、でもクカさんと魔王フェイはなんでそんなに好きなんですか」


「まあ私とフェイちゃんだけじゃなくて、アルさんとミルそれにキューだってユーの事が好きだよ」


「そんなに好きになってくれる人がいたんですか」


「ユーが魔王城に住んでいた頃の事は私は知らないでも、小さい頃のユーを知っているのは私とフェイちゃんだけ」


そう小さい頃のユーを知っているから私はユーの事が好きになった、だから絶対にユーは私の物、誰にも渡したりしたくないと思い、私は気絶したユーを背負いヒューム達のアジトまで行く。

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