キューの大晦日
明日はお正月の話を投稿します。
私はユメさんの作った蕎麦を食べると、厨房に籠り初めてのクッキーを作っていた。
「また失敗」
オーブンを開け見てみたが、クッキーは焦げていた、作ったクッキーを味見したが苦かった。
「あと少しで今年が終わるのに全然成功しない」
私は呟き、クッキーの材料を確認した。
「これが最後の材料、失敗は許されない」
私はクッキーをオーブンの中で焼いている間、暇なので後片付けをしていると、アルさんに声をかけられた、アルさんと話し終わるとオーブンの音がした。
「成功してますように」
私は祈りながらオーブンを開けるとそこからは焼けたいい匂いがした、私は味見をするとそれはとても美味しく焼けていた。
「これならユメさんに喜んで頂けるはず」
私はクッキーを持ってユメさんの部屋に行き、味見してもらうと、私は嬉しくなって、今年最後の夜を楽しめた。
「どうやら今年が終わったみたいだなフェイ」
俺がフェイの頭を撫でながら言ったが、フェイからはなにも言ってこなかったので、確認するとフェイは寝ていた。
「フェイ、今年もよろしく頼むな」
俺は寝ているフェイに言いながら、このまま寝ることにした。
面白ければブックマーク&評価をよろしくお願いします。