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クカの大晦日


私が一人になって最初の大晦日がやってきた。


「ユーは帰ってこないのかな」


私がそう呟くとお父さんが入ってきた。


「なあクカちょっとこれを魔王フェイ様のご両親に届けてきて欲しいんだが」


「いいよ」


お父さんが言ってきたので私はユーのお母さんに挨拶をと思いお願いをきいてあげた。


「ありがとうそれならこれを渡してくれ」


お父さんが私に渡してきたのは大きな魚だった、私は受け取りユーの家へと向かった、ノックをすると家からユーのお母さんが出てきた。


「クカちゃんじゃないのどうかしたの?」


「これお父さんが持っていってくれって」


「大きなお魚ね食べきれるかしら」


私がお母さんに渡すとお母さんはそんな事を言っていたそして私はユーの事を聞いた。


「そういえばユー達は帰ってこないの?」


「あの子達は忙しくて帰ってこれないって連絡があったのよ、ごめんなさいねいつもなら三人一緒に蕎麦を食べて仲良くしてたのに」


「そっかそれじゃあ渡すもの渡したし帰るね」


「蕎麦食べていかないの」


「うん家で食べるよ」


「そうそれじゃあ今年もあの子達と仲良くしてくれてありがとうね、来年はわからないけれど仲良くしてあげてね」


「うんまたね」


私は家に帰ると外に出て修行をしだした。


「大丈夫だよ私が必ずフェイちゃんからユーを取り戻すから」


私は自分自身に言って修行を再開する。

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