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フェイ達の大晦日

明日はアル達の大晦日と皆の正月の話を投稿します


「あのせれはだな」


俺はやましい気持ちがないはずなのにキューにおどおどしていた。


「それよりお兄ちゃん今年は魔族クイズか魔族ゲームどっちを見るの」


俺がキューに言っている間にもフェイは引っ張って俺を部屋へと連れていこうとしていた。


「だからちょっと待てってフェイ」


俺が言うとフェイは止まってくれた。


「俺は今これを食堂に運んでいるんだだから終わるまで待ってくれ」


「それなら私も手伝うよそうしたら早く終わるでしょ」


フェイは俺から蕎麦を運んでいる台車を奪い運んでいく、食堂に着くともう既に皆が待っていた。


「一応蕎麦は作っているから後は皆の好きなようにトッピングしたりしてくれ」


「そんな事言ってないで急ぐよお兄ちゃん」


俺は二人分の蕎麦を持ち俺の部屋へと向かった。


「なあフェイなんで俺の部屋で見るんだ?」


「そんな事別にいいじゃないほらお兄ちゃんはどっちが見たいの」


「今年は魔族クイズかな」


俺が言うとフェイはテレビをつけてくれた。


「もう始まっちゃってたね」


俺達二人は蕎麦を食べながらテレビを見ていた、するとノックが聞こえて部屋にアルさんが入ってきた。


「ユメ様お蕎麦ごちそうさまでした美味しかったです」


「それはよかったわざわざ言いにきてくれてありがとうございます」


「魔族クイズを見られているのですか」


「はいよかったら一緒に見ますか」


「いいんですか」


俺が言うとアルさんの目が輝いた。


「ダメだよいくらアルでも今日はお兄ちゃんと二人で過ごす事に決めてるんだから」


「それは申し訳ありません、兄妹仲良く今年最後の一日を過ごして下さい、ユメ様今年はお世話になりました」


アルさんが言うと部屋から出ていってしまった、魔族クイズが終わり今年もあと少しだった。


「今年ももう終わりだな」


「そうだねお兄ちゃん」


フェイは俺の膝に寝転がってきた俺はフェイの頬を突っついた。


「くすぐったいよお兄ちゃん」


俺がフェイの頬を突っついている時に部屋にキューが入ってきた。


「あの、ユメさんクッキーを作ったんですが味見してもらえませんか」


「わかったそれじゃあ一枚もらうよ」


俺が食べるとそれは美味しかった。


「うん上手く焼けている今年はこのクッキーが最後の食事だな」


「それはよかった上手く作れたか心配だったのでユメさん今年はありがとうございました」


キューが出ていくとあと一時間で今年も終わってしまう。


「なあフェイ今年は楽しかったか?」


「うん私はお兄ちゃんがいればいつも楽しいよ」


「そっかありがとな」


俺はフェイの頭を撫でて新しい年を楽しみにしている。

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