クカはユーに会う
今日はこれで終わりです。
私が魔王城で待っているとユーの匂いが微かにして私は立ち上がった。
「遂にユーが来てくれた」
私が窓から外を見ると魔馬で来ているユーの姿が見えた、私は喜んで座らせていたミルに話しかけていた。
「ユーが来てくれたみたいだよよかったね」
「お兄さんがですか待って下さいお兄さんにはなにもしないで下さい」
するとミルが私に掴みかかってきた。
「離してよ」
「いいえ離しません」
「本当はミルには死んでもらう予定だったんだけどユーが来てくれたし殺さないでおくよ」
私はミルを座らせると部屋から出ていく。
「まだあっちは片付かないみたいだし私はユーに会おうかな」
私はユーに会うために外に行く。
俺は魔王城に向かっていた待っていても皆が無事に帰ってくる保証もないので、俺がクカにお願いすればいいと考えて向かっている、目の前に魔王城が見えるとクカが待っていた、俺は魔馬から降りてクカに近づいた
「久しぶりだねユー」
「あの時は逃げてすまなかった」
「仕方ないよだけど今ねここにフェイちゃんがいてミル以外の皆を連れて逃げちゃったんだ」
どうやらフェイはミル以外を逃がす事には成功したみたいだがまだミルだけは残っているみたいだ。
「だけどユーが私の物になってくれればミルは解放してあげてもいいよ」
「そうかなら俺は」
「待って下さい」
すると俺が言い終わる前にミルが現れた。
「ミル」
俺はミルの方に近づいた。
「よく逃げ出せたね」
「私も今じゃ魔族になってしまいましたからね」
「ミルよかった無事だったんだな」
「はいお兄さんが助けに来てくれるとは思ってませんでしたが」
俺はミルに近づくとクカがこちらを見ていた。
「今すぐにユーから離れてくれないかなミル」
「嫌です私はお兄さんと一緒に貴女を倒しますクカさん」
「そっかそれじゃあミルを殺さなきゃいけなくなっちゃったね」
私がクカさんに言うと魔王城の方から大きな音がした。
「あっちも決着がついたみたいだね」
クカさんが言うと私達の前にシルミさんが現れた。
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