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クカはキューを尋問する

今日は1話だけです。


「なあフェイなんであの時皆で逃げなかったんだよ」


俺はフェイにさっきの事を聞いていた。


「あの時はもう皆捕まってたしそれにお兄ちゃんが捕まったら絶対にダメだって皆も言ってたじゃない」


「そうだけどそれでもフェイが全力を出していればあの場は全員助かったんじゃないか」


「お兄ちゃん今の私は魔王の称号を取られていつもみたいにいかないの」


「そうだったごめん大きな声を出して」


俺はフェイに謝っていた。


「まああの時は私も油断してたからねそれよりお兄ちゃんは休んでて」


俺はフェイにワープを使ってもらった時にアルさんの家にワープされて、今はアルさんの部屋を使わさせてもらっていた。


「いや休んでなんていれないよ俺は皆の事を助けに行く」


「いいから休んでて」


俺はフェイに押し倒された。


「それじゃあ行ってくるからお兄ちゃんはここで待ってて」


フェイはすぐにワープを使い移動しようとした所に俺は手を伸ばしたがもうそこには誰も居なかった。


「クソッ」


俺はアルさんの部屋の床を叩き自分が情けなくなっていた。


「さてそろそろ再開する時間かな」


私は休憩を終わらせてある場所に向かっていた。


「それで二人は起きた?」


「はい一人の方は起きたのですがもう一人の方は起きる気配がありません」


「そっかそれなら起きた方はどこにいるの?」


「一応牢屋に送ったのですが」


「ありがとそれじゃあまた来るね」


私が言うと私は牢屋の方に向かっていた、今度は誰を尋問してあげようかなと私は考えていた。


「クカ様」


私が牢屋に着くと挨拶をしてくる人が居た。


「お疲れそれで今はどんな感じ?」


「さっきまで暴れていたのですが今は落ち着きました」


「そう」


私が牢屋を見るとビクビクしている子が居た。


「じゃあ次はあの子にしようかな」


私は牢屋に入りビクビクしている子の方に近づくとそれを邪魔してくる奴が居た。


「なに邪魔なんだけど?」


「この子にはなにもしないで下さいお願いします」


頭を下げてきて私はイラついてしまった。


「いいよそれじゃあ代わりに貴女が受けてくれるんだよね?」


「わかりましただからこの子にはなにもしないであげて下さい」


私は邪魔された子を連れて牢屋を出ると部屋に連れていった。


「そう言えばまだ名前聞いてなかったね」


私は部屋に連れて座らせると話していた。


「貴女に言う名前はありません」


するとその子は力強く私に言ってきた。


「そっかーまあ別にそんな事いいんだけどね」


私はその子の手を持った、その子は不思議な顔をしていると私は喋りかけた。


「それじゃあ貴女に質問するね誰がユーをここから連れ出したのかな?」


するとその子の体が少し震えた事に気づいた。


「私は知りません」


「そっかーだけどね」


私が言うとその子の爪を剥がしたその子は悲鳴をあげ手から血がポタポタ落ちていた。


「貴女はなにか知ってるみたいだね」


私は言ってその子の話を聞きながら爪を順番に剥がしていこうとした。

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