皆のクリスマス
今日はこれだけです。
私はある魔族に会うために空に願っていた。
「サンタさん今年はプレゼントなんていらないのであの人に会わせて下さい」
だが私はこれを願っても会えないことを知っている、だが本当に願えばいつか会えるんじゃないかと思い私はクリスマスの夜に星に願っていた。
「あの時助けてくれたあの人に会ってお礼を言わないと」
私はそう言ってベットに入り眠った。
「なあアルお前のサンタクロースは願った欲しい物ってなんだ」
「そんなの秘密ですよ兄さん」
「そっかそれじゃあ仕方ない」
私は兄さんと稽古場で休憩中に兄さんが聞いてきたが秘密と言った。
「それより明日は魔王様の側近を決める日なんだろ緊張はしてないのか?」
「緊張はしてますだけど明日で全てが決まるならやることは一つだけ全力で頑張るだけです」
「そうかまあ応援してるさ、さあ休憩は終わりだ」
すると兄さんが声を出して稽古を再開する。
「ねえキュー貴女本当にいいの?」
「うん別に私はこの中に好きな人なんて居ないし、それに私が好きになる人なんてそんな簡単には会えないよ」
私はお母さんから男性の写真を見せられていた、どうやら母さんはクリスマスにお見合い写真を私にプレゼントしてきたようだ、だが私は別にいらないと思ったのでお母さんに言っていた。
「せっかくいい人が見つかると思ったのに」
「自分で好きな人は見つけるからもう少し我慢してよお母さん」
私はお母さんに言ってお母さんもわかってくれたらしい。
「わかったはそれじゃあご飯を食べましょう」
お母さんにも納得してもらって私はご飯を食べた。
「今度からキューが魔王城で仕事するようになるから、母さんは今日しかないと思って持ってきたんだけどキューは嫌だったみたいね」
「ごめんねお母さん」
私はお母さんに言っていた。
「もういいわキューはキューだしね母さんが決める事じゃないわよね」
「ありがとお母さん」
私はお母さんとご飯を食べながら話していた。
「今日はユーと会えたし最高のクリスマスになったな」
私はさっきまでユーの家で皆からご飯をご馳走してもらっていた、そしてユーとフェイちゃんにプレゼントを渡して私は家に帰っていた。
「また明日の朝にユーに会いに行こっと」
私は明日の事を考えて家に帰った。
私は物音が聞こえ目が覚めたするとお兄ちゃんがそこにいた。
「ようフェイ」
私は夢かどうか確認するために頬をつねったが痛いので夢じゃなかった。
「お兄ちゃんなんで私の部屋に居るの?」
「いや、ちゃんと寝ているか確認をな」
「そうなんだねだったら今日はクリスマス出し一緒に寝ようよ」
「いや確認もすんだし俺は自分の部屋で寝るよ」
「一緒に寝てくれないの?」
私は涙目になり泣きそうになるとお兄ちゃんが近づいてきた。
「わかった一緒に寝るよだからなかないでくれ」
「うんわかったそれじゃあはい」
私は半分お兄ちゃんに譲りベッドに入らせた、お兄ちゃんと一緒に寝る事で私は嬉しくなっていた。
「おやすみお兄ちゃん」
「ああ、おやすみフェイ」
私はお兄ちゃんにおやすみと言ってお兄ちゃんは私の頭を撫でてくれた。
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