フェイのクリスマス
今日はクリスマスなので特別編ですフェイが小さい頃のお話です。
「あれ、これってもしかして」
私は窓を見ると外には白いなにかが降っていた私はすぐに外に出ると。
「やっぱり雪だ」
私は外に確認するとすぐにお兄ちゃんの部屋まで行った。
「ねえお兄ちゃん外見てよ雪だよ雪」
私はお兄ちゃんの部屋に入るとお兄ちゃんも外を見ていた。
「そうか今日はクリスマスだからホワイトクリスマスになったんだな」
「ユメー、フェイー、降りてらっしゃい」
するとお母さんの声が聞こえた、私はお兄ちゃんと一緒に降りていた。
「ねえお兄ちゃんサンタさん来てくれるかな?」
「フェイはいい子にしてたから必ず来てくれるさそれよりなにをお願いしたんだ?」
お兄ちゃんが聞いてきたが言ってしまったらダメなので私は我慢した。
「秘密だよ」
私達は食卓に着くとケーキやチキンが並んでいた。
「ほら今日はクリスマスだし豪華にしてみたんだ」
お母さんが言うと私とお兄ちゃんは席に着いた、私達が食べようとした時にチャイムが鳴った。
「あっ俺が出るよ多分クカだと思うから」
どうやらお兄ちゃんはクカお姉ちゃんを呼んでいたようだ、せっかくのクリスマスだからお兄ちゃんとお母さん達だけで祝いたかったのにと私は思った。
「お邪魔します」
お兄ちゃんが戻ってくるとクカお姉ちゃんも一緒だったクカお姉ちゃんは私に近づいてきた。
「フェイちゃんもせっかくのクリスマスなのに私が居てもいいかな?」
私は嫌だったがそんな事は言えないので笑顔で答えた。
「うん、私もクカお姉ちゃんと一緒にご飯を食べるのは嬉しいよ」
「そっかありがとね」
そうしてクカお姉ちゃんも入れて食事が始まった、食事が終わるとクカお姉ちゃんが私になにか渡してきた。
「はいフェイちゃん私からのクリスマスプレゼント」
クカお姉ちゃんはなにかに包んで渡してきたので私はそれを受け取り開けてみた。
「うわ凄い綺麗だねこれ」
それは雪が降っているドーム状のなにかだった。
「それはねスノードームって言って部屋に飾るんだよ」
「そうなんだでもこれって誰なの?」
私はスノードームの中に小さな人形があることに気づくとクカお姉ちゃんに聞いていた。
「フェイちゃんとユーだよ一応オーダーメイドで注文して作ってもらったんだ」
「ありがとクカお姉ちゃん」
私は嬉しくなってクカお姉ちゃんに抱きついていた。
「喜んでくれたのならわたしも嬉しいよ」
「ありがとなクカそんないい物をもらえてフェイも嬉しいみたいだよ」
「ううん私がフェイちゃんにプレゼントしたかっただけだからあっでもユーの分もあるんだ」
するとクカお姉ちゃんはお兄ちゃんにもなにかをあげていた。
「これってなんだ?」
「それはね私が編んだ手袋最近は寒くなってきたからユーの為に作ったんだ」
「そうなのかありがとなクカ」
そういえば私はなにも準備をしてない事に気づいた。
「俺お返しとか今度するよだから大切に使わせてもらうな」
「そんなのいいよ私がユーにあげたかっただけだから」
「そっかなら明日から使おうかな」
「使ってくれると嬉しいからね、そろそろ私帰るよ」
「そっかじゃあまた今度な」
「うん」
するとクカお姉ちゃんが帰るようでお兄ちゃんが外まで送っていった。
「ほらフェイもそろそろ寝ないとサンタさんがこないぞ」
お兄ちゃんが戻ってくると私に言ってきた私はそれは困ると思った。
「わかったそれじゃあおやすみお兄ちゃん」
私はお兄ちゃんに言ってすぐに部屋に戻ってベッドに入り眠った。
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