フェイは不機嫌になる
今日は1話だけです。
「ねえユメ貴方にお客さんなんだけど」
俺がこの空気をどうしたらいいか考えていると出ていった母さんが戻ってきた。
「俺に?」
すると部屋に誰か入ってきた。
「お兄ちゃん久しぶりー」
入ってきた人物は俺が昔から知っている人物だった。
「お前ユニか?」
俺が言うとユニは俺に近づいてきた。
「今ねお兄ちゃんのお母さんに居ること聞いてすぐにきたんだよ」
母さんが喋ったらしい全く黙っていて欲しかったのに。
ユニが来たことでまた部屋の空気が変わったさっきまで機嫌がよかったフェイはまた不機嫌になっていた、さらにミル達も様子がおかしかった。
「あ、フェイお姉ちゃんも久しぶり」
ユニはフェイに挨拶をするとフェイも答えた。
「そうだねー久しぶりユニちゃん」
フェイはユニには笑顔を見せていたが俺にはわかるあれは怒っている。
「それよりもなんでユニはここに来たんだ?」
俺はユニに聞いてみた。
「だってお兄ちゃんが帰ってきたんなら遊んで貰おうと思って私はきたんだよ」
「そうかだけど今俺は忙しくてなこの問題が解決してからでもいいか?」
「うんいいよそれなら私家に帰るねお兄ちゃん」
するとユニは部屋から出ていった。
「あの、お兄さんあの子は誰ですか?」
ユニが出ていくとミルが聞いてきた。
「いや、あの子は昔から一緒に遊んでただけだ今はユニの事よりもクカだろ」
俺は言うが女性陣は全然反応してくれない。
「そう言えばお兄ちゃん昔ユニちゃんとなにか約束してたよね」
すると今度はフェイが話し出した。
「確かユニちゃんがお兄ちゃんと結婚するって言ってたよね」
おいおいフェイ今そんな話しなくてもいいだろうと俺は思ったがミル達は興味津々だった。
「その話もっと詳しく聞かせて下さいフェイ様」
そうして俺はフェイと手錠に繋がれたまま昔の約束について話した。
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