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魔王の兄は母親に会う

今日はもう1話投稿します。


俺はフェイのワープで家の中にワープされた。


「ここがユメ様の家ですか」


ワープすると皆が俺の家をまじまじ見てきた。


「見てる場合じゃないですから」


俺はアルさん達を部屋に入れた。


「あの、ここお兄さんの部屋ですか?」


部屋に入れるとミルが俺に聞いてきた。


「そうだがどうかしたか?」


「いいえなんでもありません」


ミルが言うとミルの顔がだんだんと赤くなっていった。


「そうか?」


俺がシルミさんとシハルをベッドに寝かせると俺の部屋に母さんが入ってきた。


「何してるのユメ」


母さんが入ってくると俺に気が付き聞いてきた。


「母さん久しぶり」


俺は母さんに久しぶりに会ったので挨拶をした。


「久しぶりじゃないわよ、それよりもフェイはどうしたの?」


母さんはもしかしたらあの事を知っていると思うので安心させる為にフェイを呼んだ。


「フェイならここに居るよ」


するとフェイが前に出てきた。


「お母さん久しぶり」


フェイは笑顔で母さんに言った。


「ああ、良かったフェイは無事みたいねそれはそうとユメどうしたのこんなに人を連れて来て」


「それなんだけどさ母さんお願いがあるんだ」


俺は母さんに頼み込み家に匿わせて貰った。


「これで大丈夫だろう、母さんにもお願いしたし少しなら居場所がバレる心配もない」


俺は一息つき座った。


「あれがお兄さんのお母さんですか美人ですね」


俺が座るとミルが話し掛けてきた。


「今がこんな状況じゃなければ私も挨拶をしたのですが」


アルさんも何か悔しそうな顔になっていた。


「いや、今はクカをどうするかでしょ」


俺は皆が変な事を言い出したのでクカについての話に戻した。


「クカお姉ちゃんは私一人でも簡単には倒せないよ」


フェイがそんなことを言うのは魔王になって以来初めて聞いた。


「そうかフェイ一人でも無理だとなると」


俺が考えるとキューが手を挙げた。


「はい、私に考えがあります」


俺はキューに聞いてみた。


「フェイ様一人で無理ならシルミさんと一緒ならどうですか?」


「それは無理だよ、今のクカお姉ちゃんなら私達全員を殺せる位の力を持ってるもの」


俺もキューの案ならいけると思ったがフェイが無理だと言った。


俺達が考えていると母さんが入ってきた。


「皆さん少しお茶でも飲んで落ち着きましょう」


母さんがお茶を持ってきたので俺達は少し休憩すると母さんは部屋から出ていってなかった。


「なに母さん?」


俺は部屋から出ていかない母さんに聞くと。


「いやまさか貴方がこんなに可愛い女の子達を連れて来るなんて思ってなかったから、母さん少し気になって」


母さんが言うと皆顔が赤くなったがフェイだけは全然違う顔になっていた。

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