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フェイは兄の写真を見つける


私がワープして魔王城に着くと誰か知らない二人が魔王城に居た。


「もう、諦めましょうよヒュームさんあの人全然聞く耳もちませんって」


「あんたは黙ってな、それに私には切り札があるんだから」


二人はそんな会話をしていたので私は隠れて自分の部屋に着くと、そこにはお兄ちゃんの写真が壁一面貼られていた。


「なにこれ、クカお姉ちゃん私がいない間にこんなに写真貼ったの」


私がそんなことを言うと壁に貼ってあるお兄ちゃんの写真を何枚か持っていった。


私が部屋を見回していると誰かが入ってくる気配がしたので、私は急いでベッドの下に隠れた。


「はぁぁぁぁ今日もユー見つからなかった」


入ってきたのはクカお姉ちゃんだった、クカお姉ちゃんは入ってくるとベッドにダイブした。


「早く見つけないと」


私はベッドの下に隠れてクカお姉ちゃんが眠るのを待つと誰かが部屋に入ってきた。


「クカ様、ユメ様の居場所がわかったかもしれないです」


入ってきたのは私の部下だった子だどうやら今はクカお姉ちゃんの部下みたいだ。


「本当、嘘だったら許さないから」


クカお姉ちゃんはベッドから起き上がると部屋から出ていった。


「さて、これからどうしようかな」


私はクカお姉ちゃんに話そうと魔王城に来たが私一人じゃダメかもしれないから、お兄ちゃん達の所に一旦戻ろう。


私はすぐにワープしてお兄ちゃん達の場所まで戻った。


「それで、ユーの居場所がわかったの」


私はさっきの子がユーの居場所がわかったと言ってきたので、急いで部屋から出て行くとヒュームと魔族の一人が立っていた。


「まあ、待ちなそれを教えるには私達のお願いを聞いてもらう」


「別にいいよユーの居場所さえわかれば」


「まずは私達と協定を結んでもらうそれが条件だ」


「それだけならいいよ」


「後はあんたがどうやってあの魔王を倒したのか教えてもらう」


「それは考えるけど協定なら結んであげる」


「なら教えるのは無理だね」


そうかこの人は協定はどうでもよくて私がフェイちゃんを倒した方法を知りたいのかと私は考えていた。


「わかった、フェイちゃんを倒した方法を教えるからユーの居場所を言って」


「最初からそう言ってくれればよかったのさ」


するとヒュームは魔法を見せてきた、そこにはユーの姿があった。


「これはどこなの?」


私がヒュームに聞くと。


「これはこの魔王城に仕えていた、アルの家だ」


「そっか、ユーはアルさんの家に居たんだね教えてくれてありがとう」


私はすぐにアルさんの家まで行く準備を始めた。

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