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フェイは目を覚ました

今日は1話だけです。


アルさんの家まで戻って来ると俺はすぐにフェイを寝かせていたアルさんの部屋まで行くと、そこには誰もいなかった。


「えっ」


俺が驚いて部屋を見回すがフェイを寝かせていたベッドには誰もいなく、アルさんの家に残していたシハルまでいなくなっていた。


すると俺が部屋を見回すしているとアルさん達も追い付いて部屋に入ってきた。


「ユメ様どうかしたんですか?」


アルさんはフェイがいないことに気づいてなく俺に聞いてきた。


「アルさん、フェイがいないんですよ」


俺はアルさんにフェイがいないことを言うとどこからか悲鳴が聞こえてきた。


「この声はシハル」


シルミさんは悲鳴の声をした方に行くので俺達も後を付いていった。


俺達がシルミさんの後を付いていくとそこにはシハルの姿があった、その後ろにフェイの姿も見えると俺はすぐにフェイの近くまで行くと俺は驚愕の顔になった。


「あれ、なんだやっぱりお兄ちゃんいるじゃない」


フェイはシハルの身体にナイフを刺してシハルに言っていた。


「なにやってんだよフェイ」


俺はフェイに聞いた。


「なにって私がお兄ちゃんの場所を聞いても教えないから、こうすれば喋るかなって思ったけどもう必要ないや」


フェイはシハルから離れるとシルミさんがシハルの近くまでいった。


「シハル大丈夫か」


シルミさんがシハルに聞いているがシハルは喋るのが精一杯に話した。


「姉さん、よかった無事だったんだねでも私はもう」


シハルは口から血を吐きシルミさんと話していると俺はミルにお願いした。


「ミル、シハルを頼む」


「はい」


ミルはすぐにシハルの近くまで行くとシハルの身体の治療を治癒魔法で始めた。


「お兄ちゃん久しぶりだね」


俺もシハルに近づこうとしたがフェイが抱きついてきた。


「フェイ目を覚ましたのは嬉しいがなんでこんなことしたんだ」


俺はこんなことをするフェイを許せなかった。


「だって私が目を覚ましたらお兄ちゃんがいないのにこの女だけいたんだよ、だからさっきいった通りにお兄ちゃんがいる場所を聞いただけだよ」


「それだけでシハルの身体にナイフを刺したのか」


「それだけってひどいじゃない私には深刻な問題なんだよ、それに私はクカお姉ちゃんに殺されかけたんだよお兄ちゃん」


フェイは俺に言ってくるとミルがシハルの治療を終わったらしく俺に近づいてきた。


「お兄さんシハルさんは無事に助けましたよ」


どうやらミルはシハルを助けてくれたようだ。


「ありがとうミル、本当にありがとう」


シルミさんがミルにお礼をいいながら泣いていた。


「私は当然の事をしたまでです、お兄さんこれからどうしますか?」


「まずはアルさんの部屋で状況を確認しよう、だからシルミさん落ち着いて下さい」


シルミさんはミルから離れてフェイを殺そうと暴れだした、俺はすぐにシルミさんに言って落ち着かせた。

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