魔王の兄達はダンジョンをクリアする
今日はこの1話だけです。
「なんでまだ死んでないのさっきので確実に当たったはず」
「そんなことよりお前誰だ」
俺はさっきの毒ナイフがこいつの物だと知りすぐさま風魔法を使い後ろに飛んだ。
「ひどいなさっき君と戦ってたじゃないか」
「俺が戦ってたのは魔獣の筈だお前はどうみても普通の人間じゃないか」
「そうか君はまだ知らないんだね」
そいつはそう言うと消えた、そしてすぐ後にさっきの魔獣が現れて攻撃してきた、俺は避けられなかったのでそれを受け止めた。
「お前ちゃんと戦う気があるのか」
俺は魔獣に聞くと魔獣は返事をせずに攻撃してきた。
俺が攻撃を受け止めているとどこからか氷の槍が飛んできて魔獣に攻撃した。
「ユメ様大丈夫ですか」
氷の槍はどうやらアルさんが魔法で作って攻撃してくれたらしい。
そしてアルさんが現れると後ろからミル達も現れた。
「アルさんお兄さんは無事ですか」
「ふん、お前に言われなくてもユメ様は私が守る」
そうして俺は皆と再会した。
「ミル、キューは大丈夫なのか?」
「ええ、さっき治癒魔法を使ってキューさんの骨を治す事に成功しました」
「そうかありがとうなミル」
俺はミルにお礼を言って頭を撫でた。
「えへへお兄さんの役に立ててよかったです」
俺達が話していると魔獣がまた攻撃してきたので俺は今度は炎の球体を作り、そこに小さな雷魔法を球体の中に入れて魔獣に飛ばし魔獣に当たると魔獣は麻痺した。
「さっきは効かなかったがこれならお前にも効くだろ」
俺が魔獣に話すと魔獣はさっきまで喋れていたはずなのに魔獣は話さなくなっていた。
「それはそうとお前を殺せばクリアなんだろだったらこれで終わりだ」
俺は氷で剣を作りそこに雷魔法を纏わせて魔獣の心臓に刺して終わらせた。
俺が魔獣を殺すとどこかにワープさせられた。
「どこなんだここは」
ワープさせられた所は暗闇でなにも見えなかった俺は光魔法を使って明かりを出した、どうやら皆もワープさせられたらしい。
「ユメ様ここはなんでしょうか?」
アルさんが俺に聞いてきた。
「多分ここはダンジョンにクリアした者が連れてこられる所なんじゃないですか」
俺はアルさんに言うと壁に文字が書いてあるのを見つけた俺は壁に書いてある文字を読んだ。
よくクリアしたここをクリアした者は一つだけ願いを叶える。
「ここで願いを叶えてくれるようですね」
俺は皆に言った。
「それじゃあここでフェイの事を願いますね」
俺が皆に言って俺は願いの内容を言った。
「願いはフェイの事を助けて起こしてくれ」
俺が願いを言うとまたどこかにワープさせられた、俺が目を開けるとそこはダンジョンの外だった、俺が起き上がると皆も目を開けて起き上がった。
「まさかこれで願いが叶っているんでしょうか」
アルさんの言う通り俺も怪しいと思い、まずはフェイが眠っているアルさんの家まで早く戻ろうと思っていた。
「アルさんの家まで戻ればわかるでしょう早く行きましょう」
俺は皆に言って俺達はすぐにアルさんの家まで戻った。
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