魔王の兄は魔獣と戦う
今日はあと1話投稿します。
「この声は」
俺達が再会すると、うめき声が聞こえてきた。
「それはそうとユメ様何故キューをユメ様の背中に乗せているのですか」
アルさんが俺に聞いてきて俺はキューの事を話した。
「そうだミル、キューの事を診てくれ身体の骨が折れているんだ」
「それは大変ですお兄さん、キューさんを下ろして下さい」
俺はミルに言われてキューを背中からゆっくりと下ろした。
「どうだミル大丈夫そうか」
俺はミルにキューの事を聞くがミルは真剣にキューの身体を調べていた。
「そうですね、身体の骨が4本は折れていますが治癒魔法で治すことは可能ですよ」
「そうかよかった」
俺が安心するとまたうめき声が聞こえてきた。
「なんなんですかこの声は」
「どうやらこの奥になにか居るみたいだな」
俺が声のする方を見ると奥に道が続いていた。
「ミルはキューを治していてくれ、アルさん達はミル達を守って下さい、俺は少し奥を見てきます」
俺はアルさん達に言って奥を見に行こうとするとアルさんが止めてきた。
「待って下さいユメ様この奧はユメ様一人では危険すぎます」
「俺は一人でも大丈夫ですよ」
俺はアルさんの言うことを聞かずに奥に進んだ。
「ユメ様」
するとアルさんが追ってこようとしてが俺達の間に魔獣が現れた。
「貴様ら邪魔をするな」
アルさんが魔獣の相手をしている間に俺は奥に進んだ。
奥に進むと予想通りにフェイに似た人物が居た。
「なんだここで決着をつけるのか」
俺が話かけるとフェイに似た人物が振り返った。
「そうだよだってお兄ちゃん達全然騙せないから、私も本気出さないとって思って」
するとそいつはどんどんと姿を変えて大きな魔獣になっていった。
「さあこれで終わりだよ」
そいつはすぐに俺に攻撃してきた俺はまず風魔法を使って後ろに飛んだ。
俺は後ろに飛ぶと炎の球体を作り攻撃したが全然効かなかった。
「なんだそんな攻撃しかできないのか」
そいつは言ってくると今度は霧が濃くなってそいつは消えた
「また霧か」
俺はどこから攻撃してくるのか考えていると急に霧が晴れ、俺の後ろからなにか飛んできた、俺はすぐに避けるとそこにはナイフが刺さっていた。
「なんでナイフなんかが飛んできたんだ」
俺はナイフの近くまで近づくきナイフを取るとナイフにはなにかが塗ってあった。
「これは毒か」
ナイフに塗ってあったものは毒のようだった。
「あれ、まだ死んでなかったか」
するとさっきの魔獣ではなく見たことのない人が現れた。
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