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お二人様のモフみみ錬金術師  作者: すみ 小桜


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74話目~今回は粉々に!

 私達は、魔法瓶の所に到着すると、ブルーシートをはがした。

 ちゃんと、朽ちた杭と一緒にありました。

 途中で雨が降って来て、前に見に来た時も雨が降っていたから変な感じです。

 私達はテントを張りました。


 今はリアルにすると夜中なので、このまま、またログアウトする事にして、次の日の24日にINする事に。

 本当にテントって便利です!

 そして次の日。私は寝坊をしてしまい、24日の光の刻にINしました。


 「ごめんなさい!」


 「うん。おはよう。大丈夫だよ。それより疲れ取れた?」


 ユージさんは、優しく迎えてくれました。

 いつも待っている時にしている、臼をひく作業をして待っていてくれたみたい。

 私のリュックは、テントの中では装備せず、置いてログアウトしている。

 切りのいいところで、私達はテントを出ました。


 うーんと、私は手を伸ばします。

 何か草原が見えるっていいですね。聖なる草原には、元気に馬が走り回っているのが見えます。


 さて、粘土作りです。

 いつも通り私が、粘土の魔法陣を描いている間に、土と魔石の粉をユージさんが混ぜます。魔法陣が出来上がると、土を置いて粘土の出来上がりです。

 これで蓋を作ります。


 そして今度は、カカヲ鉱石を粉にする為の魔法陣を描きます。これは本来、描いて魔法瓶を乗せるのですが、転写を使う事にします。

 ユージさんが、魔法瓶の周りをぐるっと円で囲い、描いた魔法陣を魔法陣の鏡で転写。

 後は蓋に、魔法陣を描くだけ。

 その間にユージさんは、カカヲ鉱石を魔法瓶に移し替えます。

 用意が出来上がり、蓋を魔法瓶に乗せれば、今回も蓋が高速回転!

 二度目の光景ですが、凄いです。


 魔石を作った時と同じで蓋が消滅して、カカヲ鉱石の粉の出来上がりです。

 魔法瓶の半分も粉はないですが、これを巾着に入れるのは大変そうです。

 触ってみると、サラサラの粉です。


 そこで、小さなスコップを作る事にしました。

 早速粘土を作る為に私が魔法陣を描き、ユージさんが土に魔石の粉を混ぜる。それを魔法陣に乗せて、粘土の出来上がり。

 今度はそれをユージさんが、スコップの形にしていきます。

 私は、窯の魔法陣を二つ描きます。そして、作ったスコップをそれぞれ置いて、五分後にスコップの出来上がりです。


 うん。形は私が知っているスコップの様に出来てます! ユージさん、凄いです。でも、真っ白なので変な感じです。

 今度、色を付けるペンキみたいのを本で探して、色をつけようかな。なんて考えちゃいました。


「なんか僕が作っておいてなんだけど、アートみたいだね。使う物じゃなくて飾って置く物みたいな」


 ユージさんの言葉に私は頷きました。

 私はビンの中に入って、ユージさんは外からすくって、カカヲ鉱石の粉を袋につめていきます。

 何だか砂遊びをしている気分です。そして、上から視線を感じます。

 チラッと見たら、ユージさんと目が合いました。


 「凄く似合ってる」


 「………」


 似合ってるって……。

 幼稚園児が砂遊びのような? そういう意味なのでしょうか?

 見た目はもう少し上なので、小学生? でも中身は、大人なんですけど!

 こうして、砂遊び……じゃなかった、作業は一時間程で終わった。


 その後、ワープマーカーを使って畑まで戻った。

 先に畑に入ったユージさんが屈んで、土を触って頷く。


 「うん。これなら大丈夫!」


 「本当? すごい……きゃー!!」


 私は屈もうとして、あるものを見て驚き、立ち上がったユージさんに抱き着いた! いや、ダイブ? した。


 「うわぁ!」


 ユージさんはそのまま、仰向けにひっくり返る。そのユージさんの上に私は、丸くなり乗っかっていた!

 畑には、あれ(ミミズ)がいたんです! 凄い大量にうようよと……。


 「あぁ。ミミズかぁ。まあ、もとからダメじゃなくても、この量はだね。大丈夫?」


 ユージさんは、私が何に驚いたかわかったみたいで、そう言って顔だけ上げて私に聞くも、ブンブンと私は首を横に振った。


 「そっか。じゃ、今回は全部僕がするから任せて」


 そう言うとユージさんは、私を抱きかかえたまま立ち上がった。そして、畑の柵の向こう側に私を下ろす。


 「でも……」


 「こういう時じゃないと、僕が活躍する場がないからね! 任せて!」


 「うん。ありがとう!!」


 私は頷いた。

 そう言えばユージさんは、農夫だった。

 ユージさんは、粉にしたカカヲ鉱石を畑に敷き詰め始めた。

このバレンタインイベント長くなっちゃいました。

今日で終わらなかった……。

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