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鬼畜暴君のヒプノシス  作者: ホルモン
4/9

町でも鬼畜暴君 ①

グロ注意です。

「ふぅ、ようやく着いたな」


あれから森を10分ほど歩くと抜け道へと繋がっていた。


「このでかい門が町の入り口か?」


『そうだね、ここからでも人の声がきこえるよ』


「一般人でも入れるよな?町なんだから。」


ここまで来て町に入れないとなるとこれからが苦労するだろう。早めに情報を集めておきたい。


『あはっ、圭一般人じゃないけどね』



「そこのお前」


「ん?」


突然声をかけて来た男はゴツゴツとした体格で少し老けた、いかにも強そうな防具で身を包んでいる男、背中には大きな剣、おそらく両手武器だろう。


「ごめんね、いきなり」


その後ろにはさっきの男とまではいかないがそれなりの体つきだ。そして隣にはおどおどとした少女がいる、森で会った彼女と歳は同じくらいだろう


「すなんな、急いでるんで」


いつものように圭は、めんどう事に巻き込まれまいと逃げるように後にする。


「いや、ちょっと聞きたいだけなんだ、金髪の女性を見なかったか?歳はこの娘と同じくらいだ」


「わ、私のお姉ちゃんなんです…」


(金髪…あぁ、森で会った女か。)


「すまんが、知らないな。それじゃあ」


「あ、ぁありがとう」


『まって圭』


「ん?」


クロが圭を呼び止める


『あのでか男の後ろにいる娘、圭の心読んでる。』


(心を読んでる?魔法かなにかか)


『多分ね〜、どうするかは、圭に任せるね〜』


その瞬間、先程までびくびくしてた少女が、驚いた顔をした。自分が心を読んでいたことがバレて驚いているのだ。圭はそれを見逃さない、一瞬の隙に読まれた事を仲間に言われたら、圭が彼女を知っている事を言われてしまう。


「死ね」


圭は少女の顔を見て小い声、おそらく誰も聞き取れないであろう声で言った。


「はい」


「ん?どうしたんだアリシ」


そうデカ男が言い終わる前に少女は、呪文らしき物を唱え、水の刃物を作り出した。


その瞬間


ズシャ

.

.

.

.

.

ゴトッ


少女の小動物の様な可愛らしい顔はそのまま地面へと落ちた


「あ、、アリ…アリシャ?」


デカ男が問う、少女は答えない。当然だ死んでいる。


「アリシャ!!!!」


状況を把握したもう1人の男が首のない身体を抱きかかえて叫ぶ。


「なんだこれは…なんだこれは….」


デカ男は膝をつき同じことをぶつぶつと言った。


「ひぃいぃいい!!」


圭は先ほどと同じように叫んで走って町の中に入った。


『圭〜もっとレパートリーないの〜』


町の中に入るとクロが聞く


「なんであんなのに頭使わなきゃいけないんだよ。けど何処かのゲームみたいに教会で復活なんてしないよな。」


『あはっ。大丈夫だよ思うよ〜、生き返るんだったらあそこまで絶望しないだろうし』


「そうか、町の近くで殺したからはやめにこの町を出た方がいいな」


おい!町の近くで死体だってよ!


なに?自殺?


あぁ、なんでも首を魔法で切ったとか。


「騒ぎ出したな」


『圭〜、足疲れた〜』


「そうだな、お腹も減ったし何処か休める所を探そう」


はい、ちょっとグロが入りましたがこんな感じです。町でも鬼畜暴君 ②に続きます。

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