PR 思い掛けないプレゼント 作者: cloverの三ツ葉の方(二百or四百文字) 掲載日:2013/10/29 夏の真夜中。 寝苦しさに起きると、愛犬もぐでっとしている。 扇風機のスイッチに手を伸ばすと、細い指が絡み付いて来た。 「ね、星を見ない?」 ベランダには爽やかな風。 ぼんやり星空を眺める。 妻の囁きが思いがけぬもので、かと言って、ふうん、で済む話でも無く。 そっと其の腹に触れる。 「スゴいプレゼントだな。ゴン太にも、骨でもやるか?」 「リボンも巻く?」 腕の中で茶化した妻は、二人分の重さを感じる気がして感慨深かった。