死にかけのオムライス
僕は飯島五郎15さい。
ひょんなことからちょっとした特殊能力を手に入れてしまったのだ
死にかけになると極端に強くなる能力だ。
ある日、不良に絡まれてた時の事。
『おい!かねかせよ!』
「や…やめてください」
『うるせぇっ!』
(ビシィッバシィッ)
「わぁ!!やめてください!」
『もういい!死ねえ!!』
その時!五郎の体が突如光り始めた
(キュイーンピカッ!)
「しゃおーー!!がああ!!」
『な…なんだ!?』
五郎の体がムキムキになった。
「オマエ、ワルイ、ウメル!」
『埋めるのか!?殺すとかそういんじゃなくて!?』
「ダマレ!ウメル!」
『やめろ!やめろぉ!!』
(バシッ!)
不良の平手打ちが五郎にヒットした
「ギュウ!」
(バタン)
『え…しんだ?』
説明しよう!五郎は死にかけになると極端に強くなる代わりに、
死にかけなためどんな一撃でも死ぬんだよ!
攻撃力は高いけど防御力は圧倒的に低いのさ!
『ちくしょうが…こうしてやる!』
地面に五郎を埋めると同時に一定間隔でたたくハンマーをセットした。
やっと体力が回復して死にかけの状態で生き返る五郎
「ギャオー!ヤッパ、アイツ、ウメル!!」
(パコーン!)
「ギュウ!」
(バタン!)
しばらくしてふたたび死にかけで生き返る五郎
「ギャオー!ヤッパ、アイツ、ウメル!!」
(パコーン!)
「ギュウ!」
(バタン!)
以下無限ループで早2年。
誰も助けずになぜか素通りをしていったとさ。
めでたくなしめでたくなし