都市崩壊のスパゲッティ
西暦2XXX年
ミジンコの大量繁殖に飲み込まれた大都会フィノス
人々は荒れ狂い、逃げまどい、ひたすらに除菌をくりかえした。
だがミジンコの生命力を侮った人間たち。
圧倒的増殖力。1匹のみじんこを除菌する間にも何万ものミジンコが増殖していた。
しかし、人間も負けてはいなかった。
ミジンコに立ち向かう最強微生物「ミカヅキモ」を投入した。
からだこそ小さいものの増殖力はミジンコの10倍。
いざとなったらミカヅキモを制止する力も持っていたために安全だった。
そんなミジンコとミカヅキモの戦いをご覧いただこう。
ミジンコ=【】 ミカヅキモ=『』
として読んで下さい。
『ミジンコはん、ミジンコはん。』
【どないしてんなミカヅキモはん。】
『アンさんのせいで、人間はん達が迷惑しとんねん。はよういなくなってくれんか?』
【そんなこといったって、わいかて仕事やねん。】
『わこうてまそうわ』
【なにべんでおもそまんねん】
『あなはんもはろ』
【意味が伝わろうとらるんか?】
『ギリギリアウトやらだとろんよ』
【ほんまやねんな】
『きゅうにもどられらんな』
こうしてミジンコもミカヅキモもぶっ壊れて、世界が無茶苦茶になりまろうとれらった。