怪しいやん
異世界。
そこは転生者が強くて、ハーレム出来て、
漫画やアニメなんかと違い、死んでいけるとは限らないことはわかってる。
でも行きたい。
行き方を知らない。
だからイチかバチかで死んでみた。
異世界へ行けることを期待して。
気づいたら俺は真っ暗な何も見えない世界に立っていた。
「あなたも異世界志望ですか?」
頭の中に声が入ってくる。姿は見えない。
すげぇ違和感。
「あ、あなたは誰ですかー?」
俺は大声で質問する。
「人の死後の進路を決めるものでーす!」
さっきは突然だったからわからなかったが、
若い女性の声が聞こえる。
「じゃあ異世界に行かせてくれー! ついでになにか能力をくれー!」
いくら異世界にいってもなんのとりえのない俺のことだ。ホームレスで死ぬだろう。
チート能力をもらうのが定石ってやつよ。
「いいですよー」
よっしと心の中でガッツポーズする俺。何の能力にしよう。無難に炎を操れるか?
いっそのこと絶対死なないというのもいい。と考えていると
「転生してから能力を決めてもいいですよ~」
……マジか。ならそっちのほうが転生先の状況を見て決めれるやん。
「じゃあそれでお願い」
「わかりました~。あなたで100人目ですね~~異世界志望。」
……へ?
「ちょっと待ってくれ。俺がいく異世界は他にも同じ転生者がいるのか?」
「はい~。99人います~。ちなみに皆さん何かしらの能力を転生する前に持っていかれましたよ~。」
嘘だろ……。そんなんじゃ異世界でキャッキャウフフ出来ないじゃないか……。
「転生者がいない世界に行きたいんだが。」
「それはだめです~。
実は最近異世界へ人を送ること事態100人目までにしようって決めたんですよ~」
そうなのか。逆にギリギリで助かったわ。運いいな、俺。
でもなんか裏がありそうで怖い。転生先の世界は人がいないんじゃないか?
「それはなんでだー?」
「おしえられません~」
……怖い。俺の仮説あってるんじゃないか?
「それじゃあ、準備もできたので行きましょうか~」
真っ暗だった世界がとても明るくなり。
「ちょっとま------」
意識が遠のいてく。
こんな文読んでもらってありがとうございます。
発想はいいと思うけど壊滅的な文作成こと微妙な人と申します。
3話くらいは考えているけれども、
書くか怪しいです。