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MPK

MPKという言葉を皆さんは知っているでしょうか。

ほとんどの方は知っているでしょうが一応おさらいです。

モンスタープレイヤーキル。

これの略語です。

モンスター(敵)を軽く攻撃して怒ったところで逃げ、目的の人のもとまで誘導し、ぶつけるというものです。

今回はこのMPKを大規模に行ってもらいました。

モンスターたちを引き連れてきてくれたのは冒険者時代にお世話になった仲間ともとでもいうべき人たちです。

彼らは一人一人の実力がSランク以上の人たちです。

おかげで現状のようにモンスターの群れというより軍団といったほうがいいほどの数を連れてくることができています。


本来ならば国に対してMPKなんてものを行ったら首をプッチンと切られてもおかしくないのですが、というかまず切られるのですが、そこは私の権力で揉み消すつもりです。

それはともかく今回の騒動は騎士たちの中間テストみたいなものです。

ここで戦って生き残れたものは合格、死んだ者は失格というわけです。

もちろん、そうなると後ろに引っこんで前に出ない人が出るかもしれませんがそんな人は私が最前線に放り出すつもりです。

ま、今回程度の相手ならば問題ないはずです。

この程度の相手に負けているようでは国なんて守れません。

最悪の場合、私がすべて倒してしまうつもりですが、そうなったら騎士たちを一般から募集しないといけなくなりそうです。


「がんばれーー」

私は騎士たちに声をかけました。

それで、戦場での仕事は終わりです。

後は、騎士たちが勝手に戦ってくれるでしょう。

私にはほかに戦場があるのです。

書類と戦わなければならないのです。

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