訓練について
すいませんm(_ _)m
予定より遅れてしまいました。
お早ようございます。
今日も一日騎士たちの鍛えなおしをしたいと思います。
取り敢えず昨日のうちに正式な訓練メニューを作りました。
出来たのは
訓練メニュー
訓練開始は朝7時から。
1、フル装備で練兵場の周りを30分走り続ける。
2、5分休憩。
3、1と2を6回繰り返す。
4、3までで体力のありそうなやつは武器を使い訓練。
5、3までで体力のなさそうな奴は1と2を今日一日中走らせる。
6、3まででやる気のなさそうな奴は4、のやつに武器の使い方以外に教えるつもりの体術の的になってもらう。
7、4までできたら害獣対策署へ転勤してもらう。
こんなのになりました。
ちなみに害獣対策署は基本的に年中無休。
毎日朝5時から夜12時までが勤務時間。
また、交代で徹夜をする人を二人用意して、夜に緊急事態があった時などに対応します。
なぜ昼と夜に仕事を分けないかというと年中基本的に人が足りていないからです。
給料は他の部署と同じ。
ただし、倒した敵の素材などは冒険者ギルドで買い取ってもらえる。
所謂ボーナスみたいなのがある。
正式名所は「敵対および敵対する可能性のあるモンスター、人類、獣に知恵、武力などありとあらゆる力をもって対策を施す部署」とかいう長ったらしいもので覚えているのは基本的につとめている者たちだけだったりします。
最後に害獣対策署では仕事を辞めていく人に一定以上の実力があると判断すると冒険者ギルドへの手紙を書き、やめた人が冒険者になる場合はAランクから始められるようにしています。
どうです?
すごいところでしょう。
私が最初に入った時は完全なブラック企業だと思いました。
でも、しばらくしてそうではないと気付きました。
確かに仕事はものすごくきついです。
でも、それに見合ったお金はもらえました。
これではブラック企業とは言えないでしょう。
もちろんボーナスのほうが給料より高かったです。
大体、給料0.5対ボーナス9・5ぐらいでした。
しかも、ボーナスの9.5も素材をすべて売ったわけではなくて自分たちの装備の強化に使えそうなものは自分たちの装備分を残して、加工費もそこから出した後に残った金額です。
普通の騎士たちの給料は一般的な人の2倍ぐらいなので、害獣対策署は一般の人たちの40倍ほど貰っていました。
おっと話がずれてしまいましたね。
話を元に戻します。
7、まで行った人には害獣対策署に転勤してもらう。
ここが今回考えた訓練メニューの一番の特徴です。
転勤した人は実力が上がり、害獣対策署は人手が増えてうれしい。
まさに一石二鳥な訓練メニューにしたのです。
まぁ、ここまで行く人はほとんどいないと思うのですが。
私はこのメニューをで訓練を行いました。
結果は200名中4、が4人
5、が177人
6、が18人
7、が1人
となった。
改めて騎士たちの体力のなさを実感した。
でも7、がいたのはうれしかった。
彼の名前はフェリアスと言って、害獣対策署にあこがれて一般の応募で騎士になった人だった。
害獣対策署に転勤といった時、彼はうれし涙を流していた。
そんなことで今日の訓練は終わった。
6、の18人はどうなったって?
それは、全治2か月の重傷を負ってもらったに決まってるさ。
今日も最後に書類を裁いて一日が終わった。
次回は3話から一週間後の話のつもり。
「全治2か月の重傷」について
地球で言うところの全治2か月の重傷ではなく、アースラッシュでの全治2か月。
アースラッシュには治癒魔法があるので簡単なけがはすぐに治る。
全治2か月の重傷というのは地球でいうともう死んでいるということ。