さぁ!走れ!!
なんか長くなったよ。
読みにくいかもしれませんが許してください。
昨日は私が冒険者時代にお世話になった人と宴会をしていました。
もちろんただ宴会をしていたわけではありません。
基本的には昔の仲間たちとの交流だったのですが、ついでに彼らにあるお願いをしました。
彼らはその願いを快く聞いてくれました。
予定では一週間後に彼らとまた会う予定です。
これで仕込みはできました。
なので、今日は昨日やろうと思っていた騎士たちの鍛えなおしをしたいと思います。
私は昨日に続き練兵場に行きました。
今回はお忍びではなく見学という名目で行きました。
そこにはやっぱり昨日と同じ光景が広がっていました。
確かに騎士団長が見ているということで昨日より気合は入れてやっているように見えますが、はっきり言って木の棒とこん棒の違いぐらいしか変わっていません。
ま、仕方ないでしょう。
昨日今日で動きが変わるはずもありませんし。
しばらく見ていて、私は騎士たちに訓練メニューはあるのかと聞きました。
答えはありますとのことでした。
私はメニューを見せてもらい昨日に続きあきれてしまいました。
訓練メニューを書き出してみましょう。
1、武器の素振り100回。
2、装備を外した状態で練兵場の周り10周(一周だいたい1キロメートル)。
3、模擬戦3戦。
たったこれだけでした。
もう何とも言えません。
ただただあきれてしまいました。
しかも、これすらこなさない人がいるようですから、もうどういう表現をしていいかわかりません。
一応言っておきますと、練兵場で訓練をするのはローテーション制です。
普段は各部署ごとの仕事をして、大体三日に一度の順番が回ってきたら仕事はなしで一日仕事を普段している時間の間、訓練をするのです。
これは、訓練メニューから見つめ直すべきでしょう。
ということで騎士団長権限で訓練メニューをその場で変えました。
取り敢えず今日は即席ですが明日からはしっかりしたメニューを作るつもりです。
改良後の訓練メニューは
1、フル装備で練兵場の周りを30分走り続ける。
2、5分休憩。
3、1と2を繰り返す。
このようにしました。
模擬戦をやめたのは模擬戦とかはちゃんと武器を使える人がやればいいと思うからです。
使えない奴は走ってろということです。
素振りもなくしたのは、はっきり言って騎士たちに体力がなさすぎるからです。
体力がなければいくら武器を振ることができても意味がありません。
武器を全力でふるいました。
疲れて動けませんなんて奴は必要ないのです。
もちろん不平不満が出ましたが、そいう奴は取り敢えず殴って黙らせました。
普段から訓練していないからこんなになるんだと言いながら、
それはもう同情してしまうくらいにボコボコにしました。
完全に人間サンドバッグにしてました。
騎士たちのふざけた姿にさすがに腹が立っていたのかもしれません。
あまり手加減できませんでした。
さすがにこれを見せられては反論できる人はいなかったようでみんな走り出しました。
ただしのろのろと。
そんなこと私が許すはずもないので、一番後ろを走っている奴を人間サンドバッグにしました。
そこで、さらに追い打ちと「一周ごとにお前らの中で一番後ろを走っている奴には俺のサンドバッグになってもらうからな。」と一言言いました。
するとどうでしょう。
今までだらだらとしていた騎士たちがピシッ!!として、ものすごい勢いで走り出しました。
それから俺は一周ごとに一人ずつ血祭りにあげて一日が終わりました。
なんかものすごく疲れました。
早く休みたいです。
しかし残念なことに騎士団長ともなるとサインをしたり、目を通しておかなければならない書類が結構あるので当分休みが来そうにないです・・・・・・
その日は騎士たちを走らせた後書類を裁いて一日が終わった。
また、明日も頑張らねば・・・・・・・・・・・
明日も投稿できるといいな。
一応予定では次話投稿は明日12時です。
もしかしたらできないかもだけど。