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過保護な家族

はぁ‥‥なんてこと‥‥

目覚めてから毎日この調子だ


父親の兄弟、今の王族含めて昔にうちのひいおばあさまが嫁いで以降、親類ともども女系ならぬ男系だった事もあり、


久しぶりの女児が産まれて、それはもう親類一同でたいそう喜んで、溺愛されているのがエルミーナだ


姫様!と護衛から侍女まで呼ぶ始末


しかも比較的おとなしめ、母方に似て髪も銀髪、目は薄紫という儚げな見た目も相まって、


もう過保護!異常なほどの過保護だ!


マリアの記憶を持つ今の私には息苦しい!!


いいかげんにしなさい!そう怒りたくなるのだ



確かに、私も鏡を見たときは驚いた

何この天使!えっこれが私?可愛すぎるんですけど!

自分に見惚れたのは内緒だ


まだ4歳のあどけなさに、人形のようなルックス!もう完璧!

愛されてチヤホヤされて嬉しかったのもはじめだけ


五日目。あまりの過保護と溺愛に

若干うんざりしている


自由がほしい


特に過保護の父親は赤髪に、目は紫、無精髭で私から見たらいや、周りと比べても背は高く、脂肪少なめ筋肉多めの、大男である


切れ長の目と無精髭が男らしさを醸し出している



起きてすぐ、抱きつく父親の髭が痛いとぼやいたら、その数十分後には髭が見事に取り除かれ、色男が出てきてびっくりした


大きめの切れ長の目にすっとした鼻筋

男らしいキリリとした顔をしている


後から母が言うには、若い頃はかなりモテたが、断りを入れるのが面倒くさく、


近づきがたいように試行錯誤し、無精髭を生やしたとか

娘の顔がチクチクするという理由だけであっという間に取り除かれた髭がだ


外では無表情なため、怖がられることもあるというが、デレデレでニヤニヤな緩みきった顔しか見たことがないので意外だ


父も男兄弟、で子供も上三人は男の子。女の子で4歳の私はたいそう弱々しく、か弱く映るようで、すぐ抱き上げられる


起きてからほぼ歩いていない



ちなみに一番上の兄リチャードは十二歳髪は赤色で水色の目をしていて、父にそっくりなのだが、過保護な所もそっくりだ


父が席を外している時は、リチャード兄様に抱きかかえられている


ちなみにお母様は銀髪に、黄色に近い薄茶色の目で、柔らかで儚げな美人だ。性格はおっとりとして優しい


私の顔立ちはどちらかというと母譲り。兄の水色の目は父の家系の遺伝のようだ


二番目の兄エドワードは赤い髪に薄茶色の目

10歳で殿下と同じ歳。優しげな目元が母譲り



三番目目の兄ヘンリーは銀髪で紫色の目今8歳だ

父の切れ長な目に、母の少しぽってりした唇を受け継ぎ、

まだ8歳にして、なかなかの色気を放っている



「あなた?心配なのはわかります。でも、無事も含めて報告に来るように言われてるでしょう?それに、あなた達は、もう長期休暇は終わってるのよ?ミーナのことがあったから、休むことを許していたけど、ミーナが目覚めて、元気なのはわかったのだから、学校にそろそろ戻るべきじゃないかしら?」




困ったようにおっとりと、扇子を顎にトントンと当てながらお母様が皆を説得しているが、昨日も同じことを言っていたこれでもう五日目だ


はぁ‥‥


お兄様達は、家の方針で寄宿舎に戻るので、なかなか帰ってこれない分心配してくれているのはわかるのだが、


お父様は報告もするように王宮からの呼び出しを受けているのだから、いい加減行くべきだ


何日かかるわけでもなく、一日で帰ってこれるのに!


はぁため息をつきかけたとき、


バキッ


ん?なにかの折れる音に驚いて顔をあげた


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