退屈です
バーバラ先生が訪れてから、数日が過ぎた
テスト以降勉学は特にせずにマナーとダンスなどをすることになった。
勉強に関しては、入学するレベルには充分達していたらしい
マナーに関しても、前世で一応貴族だったし、今も幼少期から鍛えられていることもあり、とくに注意もなく、
食事マナーはすでに合格をもらい、ダンスの方を重点的に行っている
が、なんだかんだ一通り経験があるので、基礎に当時の私に関係のなかった高位貴族としてのマナーや振る舞いを学んでいる
5歳という年齢もあってか、基礎自体が出来ていることに、優秀だの、天才だの言われるのでなんともこそばゆい
期待値が高いようであるが、入学し、中等部へ上がる頃にはきっと凡人だったことがバレてしまうのだろう。先生ゴメンネ
今日もダンス授業が終わり昼から時間があったので、気晴らしに散歩とは言っても屋敷内であるが、庭の形状を把握するためと、体力づくりのために庭園を歩くことにした
元々体力がない上、何かと抱き上げられることもあり、とにかく体力がない。ダンス授業ではフラフラになるのだ
時間に余裕ができたこともあり、無理に授業を詰め込まずきっと自由時間をくれるのだから、バーバラ夫人は生徒に人気の優しい先生だったのだろうな。
現に怒られたことなどいちどもない。お母様やお父様にも怒られたことなどないが。あまあまだもんね。
てくてくと一人で散歩する。もちろん護衛は少し離れた所にいて、メイドたちも付いてきている
一人でウロウロしたいが、さすがそれはてきないであろうことくらいわかってる
だが、常に人がそばにいるというのもなかなかのストレスだ
生まれも育ちも今の家であったなら慣れたのかな?
どうしても自由だった昔を思いだしてしまう
目視できる距離の後ろにぞろぞろと護衛とメイドを引き連れて庭園内を歩いていた
「ん!?」
急な魔力の感知に身構える
後ろを振り返るが護衛たちは全く気がついていない
私が振り返ったことに少し微笑みを返してくる
だれか…!?くる?この気配は…転移?あ
転移の気配がして数歩うしろに後ずさった
と、紫色に光り輝く魔法陣があらわれた
そこで気がついたのか護衛たちが走ってこちらに来ると私を守るための陣形をとる。
私は魔法陣を見ていた。かわった魔法陣だ!なんであそこが変わったんだろうなんて現れた魔法陣を見ながら呑気に考えていた
表れたのは白いローブを着た20代前半くらいのイケメンだった。
髪は水色で、目はうす茶色。髪はアゴ下までの長さで切りそろえられている。
おおお!心の中て拍手喝采 若いが大人の男のイケメンなんて目の保養になるではないか!
で、何しに来たのだろう?敵襲ではなさそうだ。敵意を全く感じない
手に白い紙を持っているのが見えた。何しに来たのだろう?




