家庭教師
「ミーナ昨日も伝えたけど、今日から家庭教師の先生が来るわ。来年初等部に行くから少し早めに基礎を予習しておくつもりなのだけど、貴方のお兄様達より開始が遅いし、少し貴方の状態によって先生が時間割りを決めるそうよ。大変だけと頑張ってちょうだいね」
朝食中お母様から家庭教師の話を聞く
執事とお父様からの情報によると元々男爵家、
そうあのユリアーノ様のお母様が家庭教師の予定だったらしい
だからうちのパーティーに呼ばれたとか
過去形なのは、この前お兄様達が何やら揉めた件で、お母様とお父様に別の人にしてほしいと訴えたみたい
それで別の人に急遽変わったらしい
私は裏でそんな事があったなんて全く知らなかったのだけど私の事なのにね
あの日、私の誕生日パーティーでユリアーノ様が私の事故のことで、お兄様にいきなりお悔やみを述べたみたい。
はじめは嫌な気分になりつつも、間違った噂でも聞いたのかと、我慢しながら否定するお兄様に対して、
「お辛いのはわかります。現実を受け入れられないのですね」などと意味ありげに話した挙げ句、自分を妹のように思ってくれても良いなんて言い出したとかで、
私が生きているにも関わらず、なんの嫌味だと思ったお兄様方はそれで怒ったらしい。
アレク兄様も加わり否定したことで、かなり驚いた顔をして謝罪もせずに立ち去ったとか
その後からふと、あの事故に私が居た事などは、箝口令が出ているうえ、意図せず犯人側の組織は壊滅した事もあって、なぜ男爵家の令嬢が知っているのか?と疑問に思ったそうだ。
黒幕もはっきりとわかっていないし、証拠もないので何があるか分からないし、少しでも疑いがある人はやめておこうと他の方に変えたと聞いた
私としては男爵夫人は覚えていないので、会ってみたかったけど、あの子が来るのに抵抗があるから、少しホッとしている
結局、お父様方の元乳母をしていたという子爵家を隠居された奥様に来てもらうことになったそうだ
なんでそんなすでに隠居されている方を引っ張り出すのかというと、これにも深い事情があり
というのも、今回の兄達の話から、お兄様達はともかく、お父様がかなりの心配性を発動させてしまい、再び仕事に行かないだ、学校はまだ早いだ、家庭教師も危ないだとグチグチ言い過ぎて、お母様を怒らせてしまい、お母様が直接元乳母の夫人に連絡をしてきてもらうことにしたのだとか
お父様と王様の乳母件教育係だった夫人は、怒らせると怖かったようで、お父様もあの王様ですら、いまだ頭が上がらない人の一人なんだと
ちなみに子爵家には息子さんが2人いて、長男はは子爵家を継ぎ、次男はなんと魔塔に所属しているとかで、ある程度私の教育が終えたら、息子に学校前に魔法使用の予行練習を頼んでみてくれるそうだ
実際に他の人が使う場面は見ていないので、はやく終わらせて魔法の授業をうけるのが楽しみだ




