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アレク兄様

父の帰宅までの間にメイドたちの手によって

あっという間に着替えさせられた私をジョンが迎えに来た


そういえば、着替えの際メイドの一人に聞いたのだが、普段ジョンも学校に通っているらしい


幼い上まだ見習いということもあり、休暇中や王家から打診されたアレク兄様婚約者候補としてのお茶会などに見習い護衛として付き添うこともあったが、


今回の事故でジョンが責任を強く感じており、私が目覚めるまでに精神的に不安定に??なっていたことなどもあり、しばらく休養も兼ねての仮護衛となっているのだとか


メイドもよくわかっていない部分もあるのか、

色々質問もしたが、わかったことはそんな感じだ


図書館ではずいぶん落ち着いた感じに見えたが、子供だし、巻き込まれた事も含めかなり怖かったでだろう


私の4年の記憶にあるのは、初めてジョンと会ったのが王宮で子供が集められたガーデンパーティだったことくらいで、図書室へ行くときも思い出そうとしてみたが、小さいこともありその記憶も曖昧だった


ジョンは学校で成績もよく優秀であることと、ジョン自体も怪我をしていたこともあり、療養という名目で休学しているのだとか


そう言えば兄たちもジョンには文句を言っていなかったし、信頼も厚いのだろうな


ジョンがわざわざ部屋の入口に迎えに来ているのを知ったため、ふと疑問をメイドに聞いてみてわかったことはそれだけだ


学校には通っていると聞いて少し安心した


見習い護衛としてうちにいるのは聞いていたが、

流石に子供すぎるので気にはなっていたのだ


エルミーナはジョンが大好きなお兄ちゃんのような感覚であるようだが、ジョンの偏愛ぶりも上の兄たちと変わらないものを感じた


髪をリボンで飾り立てられながら思ったが、エルミーナかわいいもんね


4歳というまだ幼い年齢に加え、元々の体の小ささに、飛び抜けた容姿が庇護欲をそそるのだろう


手を引かれながら食堂についた


すでに父母共に席についているが、あれは…思わず目を見開く


「エルミーナ!」

「あなた!」

私の姿を見て立ち上がろうとしたお父様を即座にお母様が制する


向かいにはアレク兄様が苦笑いしながら座っていた

「エルミーナ様はこちらに」

メイドにアレク兄様の横に案内されたためジョンの助けを借りながら椅子に座る


話がついていたのか、私の横にジョンが座った

じっとジョンを見つめていると耳打ちするようにアレク兄様が

「ジョンとは友人だし話もしたいから座ってもらったんだよ。もちろん公爵様も皆許可してるから大丈夫だよ」

私が心配しているように見えたのだろう

そんな事を言ってきた

いや、あなたが来ていたことに私は驚いたんですけどね


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