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図書館4

「姫様疲れましたか??」

考え事をしていたからか、ジョンがいつの間にか横に座っていたことに気が付かなかった


「うーん」

疲れたというのか、まだ何一つとしてわかってないのだから色々調べたいこともあるが、

何から手を付けていいのかわからない感じなのだが、


「ふふ姫様には少し難しい本だったかもしれませんね」

ジョンは私が置いていた本を手に取り、パラパラとめくる


あーすっかり忘れていたが、今は4歳だった

少しずつ記憶が統合されたのか、思い出したことも増えたが、元々4年分の記憶しかないからか確実に前世の私に引っ張られている


お父様やお兄様が大好きな気持ちと、

お兄様が可愛らしく思うおばさま心の私が同時に存在するし、


眼の前のジョンに対しても、兄達のように慕う気持ちも湧き起こるが、まだ8歳くらい?なのに護衛見習いをしていることに対して少し胸が痛くなるのだ


とにかく4歳らしくないよねー


なんて心のなかでつぶやきながらちらりとジョンを見ると、ニコニコ笑ってこちらを見ている、ふいに何かを思い出したような顔をした


「あっそういえば!」


そうつぶやき、立ち上がりパタパタと走ってなにかの本を取りに行ったと思うとジョン達くらいが読めそうな挿絵入りの可愛らしい本を持って戻ってきた


「こんなのはどうですか??勇者と大魔法使い」


「勇者と大魔法使い??」


「100年ほど前にいた勇者を題材にした物語をまとめたものです!エドもお気に入りでよく見ていたものです

姫様の祖先の話でもあるし、少し難しいけど絵もきれいなので読んでみませんか?難しそうなら僕が読んであげますし!」


そう言いながら一冊の本を手渡される


パラリと1枚めくると、はじめの挿絵にアーサーによく似た勇者が画かれていた


たしかに興味がある

面白そうだ


「これ、借りてみる!」

少し嬉しくなりジョンを見上げるとジョンもにっこり笑顔を返してくれた





昼食の後、まだ少し体が疲れているだろうからと、自室で休むように周りに言われ、自分の部屋に戻った


私が休んでいる間はジョンも鍛錬にいくらしい

借りてきた本を読みながらゆったりと過ごすことにする


自室にあるイスにゆったりと座ると借りている本を読み始めた



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