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グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
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友子

「それが、薬を調達してくる役の山下と

個人的に仕事をしていたとは言えないわ」

 「そうね、森田さんは許さないでしょうね」

直子が納得をするとみどりは涙を流しながら直子に頭を下げた。

「それで、どうしても辞めたいと山下に言ったら

別な看護師を連れて来いって言われて、

この前パーティに直子さんを誘ったのよ。ごめんなさい」


「そんなに看護師がいいのかしら?」

直子が首を傾げて亮に聞いた。

「はい、男性にとっては白衣の天使は憧れですよ」

亮は嬉しそうに答えた。

「実際には森田さんは智子さんや葉子さんのような

人気者が来て喜んでいたけど、山下は許してくれなかった」

みどりは山下の呪縛から逃げ出したかった。


「それでみどりさんの薬の常習性は?」

亮はみどりを治療しなければいけないかと心配した。

「ないです。S○Xする時だけですから」

自信を持って言うみどりに亮は安心した。


「でも、そういう訳なら今日は部屋に

戻らない方がいいかも。みどりちゃん」

直子はみどりの手を握ってあげると亮は積極的に

山下とみどりの関係を切ってあげる事を考えた。


「みどりさん山下の家を知っていますか?」

「中野です」

「さっき三人ましたけど・・?」

「仲間の山崎と井上です」

「三人とも知っているんですね」

亮はもう一度三人の関係を確認した。


「はい、山下の部屋に行った時は三人相手でしたから、

それをDVDや写真に恥ずかしい姿を撮られています」

「そうですか。わかりました、みどりさん彼らはヤクザですか?」

亮がみどりに聞くと直ぐに答えた。


「はい、後藤田組の組員です」

「分かりました」

亮は森に電話で事情を伝えた。

「よし、山下は職質をかけて逮捕しよう。

車のナンバー教えてくれ」

亮の人並みはずれた記憶力で車のナンバーを森に伝えた。


「それで今日やってるパーティの場所は?」

「新宿ホテルです」

「よし、その前で捕まえよう」

「お願いします」

「了解」

亮が電話の話を聞き終えると直子は心配していた。


「山下が捕まって警察の手が森田さんから、

みどりちゃんのところへ来るわ」

「大丈夫です。山下は後藤田組から派遣されて

森田の事を手伝っていますから、

アルバイトをやっていた事が組にばれたら

山下の方が殺されます。おそらく自白はしないでしょう」


「本当ですか?」

「はい」

直子とみどりは亮の自信を持った返事に胸をなでおろした。

「直子さん。食事僕が作りますから、二人ともお風呂どうぞ」

「はい」


~~~~~~~~~

二人がお風呂から出ると亮がパスタを作り終えていた。

「みどりさん、昔性的暴力を受けていませんでしたか?」

みどりは恥ずかしそうに答えた。


「ええっはい、高校生の時に体育館で三人に、どうして?」

「それがトラウマになって不感症だった時、薬でS○Xをしたら

感じるので止められなくなった。違いますか?」


「その通りです」

みどりは突然亮に言われて驚き素直に答えた。

「不感症を治しましょう。不感症の大きな

原因は集中力が無い事です

 つまりセックスをしている時周りが気になるんです。

 それと緊張しているので膣の濡れが悪くて痛いんです」

だからリラックスできる人とセックスをするのが一番です。


「つまり、愛している人ですね」

「そうですね」

「でも好きな人っていないんです」

「では恋をしてください」

「わかりました」

みどりは亮に恋をする事にした。


~~~~~

三人でおしゃべりをしていると森から電話があった。

「11時35分山下覚せい剤所持で逮捕

どうだ、早かったろう」

「森さん、ありがとうございます」

「詳しくは明日」

「おお」

亮が電話を切るとみどりに話をした。


「みどりさん、山下が覚せい剤所持で逮捕されました」

みどりと直子が手を握り合った

「やった!」


そしてそこに目を覚ましたみどりが

直子と話をしてリビングに来た。

「山下の件聞きました。きっと私のところへ

警察が事情聴取に来るとおもいます。

病院も辞める事になるかもしれません。


でも、亮さん助けてもらって感謝してます」

「いや、気にしないでください。覚せい剤の使用は尿検査で

陽性にならないと罪になりませんから、

逮捕にも起訴にもならないと思います」

「ありがとうございます」

みどりは目に涙をためて頭をさげた。


昼近くになって森から電話があった。


~~~~~~


三日後

「山下は麻薬の入手経路も使用先、自供しないまま覚せい剤所持で

起訴だそうだ。初犯なので執行猶予だな」

「入手経路は吐かなかったんですか・・・そうですか」

亮は犯罪人が許される事が許せなかった。


亮は原美咲に電話を入れ経緯を話しをした。

「わかったわ。今度会って詳しく聞かせて、

とりあえず圧力のかかったところ調べてみる」


「お願いします」

「今度警察の上の人を紹介するわ、

食事なんかで多少お金かかるけど」

「でも公務員って接待はいけないんじゃ?」

「ううん、利害関係者じゃなければいいのよ。

友人や世間話ならOK」


「そうか・・・了解。解かりました。

それで何かいい方向へ進むならぜひ」

亮は美咲が警察機構腐った部分を変えられると信じていた。


亮はお昼に美也子のマンションへ行った。

「亮、昨日はお疲れ様」

「はい、島崎さんとは?」

「あら、やきもち。うれしいわ。

銀座のホステスは簡単に客と寝ないわよ」

「僕はあった日にだけど・・・」

「まあそういう事もある」

美也子はコーヒーとストロベリーショートケーキを持ってきた


「あっ、ケーキ」

亮は嬉しそうな顔をした

「あなたが来るので買っておいたわ」

「ありがとう」

亮は子供のようにケーキをほうばった


美也子はシステム手帳を開いてそれを読んだ。

「ええと昨日島崎さんと話をして、モデル料は

島崎さんの方から支払ってもらう事になったわ」

「はい」


「それで立替金が3000万円くらいで利益が約800万円になりそう」

「なるべく早く契約書を作りましょう」

「それで、取引に会社じゃなくちゃいけないのよ」

「そうですね」

「それで亮に取締役になってもらおうと思って」


「それはお断りします」

「どうして?だめなの?」

「いや、今度の会社は誰も取締役に入れちゃいけないです」

「えっ?」

「美也子さんが銀座にいる間は一人でやらなくちゃ

 裏に男がいるように思われてしまいます」


「なるほど、男同士の嫉妬ね、浮かれちゃってごめんなさい」

「やけに、素直ですね」

「そうよ。わかっていたの。あなたが陰で動いて、ジュディや千沙子さん

の協力を得ていた事、自分の力じゃないわ」

「よかった、実はうっすらと自分の中に美也子さんがやる

仕事が浮かんでいるんです」


「なーに?」

「人材派遣業です」

「モデル?」

「いえ、ホステス」

「そう言うのは、関西や九州でもあるけど・・・・」


「落ちぶれたスナックの話知っています?」

「何?」

「スナックをオープンしたばかりは若いママ目当てで

繁盛するけど、何年かすると客が来なくなる」

「ママが歳を取るから?」

「そう、それでそんなスナックに若くて綺麗な女性の

アルバイトを雇うんですけど」


「みんな辞めてしまうんでしょ」

「はい、給料が安すぎるから」

「そうなの、ホステスの給料から比べれば

スナックで働くのがばかばかしくなるわ」

「そこに客商売の上手な女性を派遣するんです」

「売上があるわけね」

「そこで売り上げに応じた歩合をもらうんです、


それでスナックのママに将来的には

お店のレンタルを提案します」

「じゃあ、スナックのチェーンも考えられたりして」

「そうです。スナックのフランチャイズ」

「すごーい。私のホステス仲間で接客がうまいのに


引退後お店が持てない人が多いから、

気の毒だと思っていたの、その子達は喜ぶわ」

「はい、それを考えましょう。あなたはすばらしい女性です。

取りまとめがきっと出来ます」

「素敵、大好き亮」

美也子は亮に抱きついた。


「ところで3000万円ありますか?」

「うーんぎりぎり。それも亮のおかげだわ、

だって知り合っていなかったらそのお金

ホストに貢いで無くなっていたわ」

美也子は亮に飛びつきキスを何回も続けた。


その日の夕方有楽町で亮は友子と会った。

「大丈夫かな、みんなに見られないかな」

「平気ですよ」

「何か食べたいものは?」

「焼肉がいい」


「まさか銀遊亭の?」

「ええ、入れるの?」

「入れるけど、焼肉ばっかりですよ」

「いいよ、焼肉大好き!」


亮は友子と一緒に銀座の銀遊亭に入った

「わー、素敵VIPルーム始めて入った。

凄い、会社で自慢しちゃおう」

「友子さん本当に元気になりましたね」

「ええ、たぶんもう大丈夫だと思う試してみて」

「OK」

「そうしたら一生、亮と付き合っていかなくてはならないのかしら」


「薬の為に?あはは、大丈夫です調合の方法は教えます。

それに医学的に治せるかもしれない、

とにかくお腹いっぱい食べよう」

「あの、私の部屋で抱いてくれませんか」

「どうして?」


「男性が私の部屋に入ったことが無いから、

初めての男性として、それにあなたの

記念が部屋に残るようにしたいから」

「良いですけど大丈夫?声が漏れませんか?」

「声出さないようにします」


真剣な友子の声に亮は断る事ができなった。

友子の部屋は、月島にある普通の

アパートで1DKの部屋だった。

「家賃80000円、質素でしょ」

「ええ」


「シャワーを浴びてください」

「はい」

「パジャマと下着です」

「どうして、パジャマはいいですよ」


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